まとめ
初めてのカフェアート、見るのとやるのと大違い。難しかったー。またやってみたい。
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
そんな暑いさなかに「カフェアート」の話で恐縮です。しかも描きますのは、知らない人は全く知らない「ウルトラQ」タイトル。
暑さ倍増ですな。
※2010年8月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
「ウルトラQ」―1966年に放送された特撮怪獣モノのドラマだ。当時大変な人気となり、後のウルトラマン誕生につながることとなった、エポックメイキングな作品である。
と、さも知ったように書いているが、放映は私の生まれる4年も前である。よって中身をほとんど知らない。面目ない。
が、後年しばしば目にするうち、これだけは強く心に焼きついた。はじめはマーブル状の画面が、怪音とともに次第に「ウルトラQ」の題字となっていくビジュアルだ。
このオープニング映像、最初は何か水面だか砂状のものだかに「ウルトラQ」と描き、それを下からぐるぐるとかき回すことによってマーブル状に乱し、その様子を逆再生で見せていると思われる(知らない人にはほんとすいませんが、各自 おうちの方に聞くなどしてお調べください)。
その様子が、あれだ、カフェアートに似ているのだ。おしゃれカフェに行くとたまに、泡立てミルクの上にちゃちゃっとかわいい動物とかハートとか描いてくる、あれだ。
いい年して「ウルトラQ」を「カフェアート」に、などと騒ぐのもアレだが、さっそく試してみることにしよう。やり方を調べて、材料を揃える。
初めてのカフェアートである。ハート型とか練習せずに、いきなり「ウルトラQ」と描く所存である。
「やり方を調べ」たことは調べたが、家にある材料でやるとなると、いろいろ想像と違ってくる。
地となるコーヒーと、絵となるミルク、それだけを使って、楊枝などで一気にやりたかった。そんなやり方のかっこいいカフェアートをいろいろ見てきたのだが、どうもうまく描けない。ってそりゃいきなりはそうだろう。
そこで「絵の具」を投入することにする。こういうやり方もあるというのだ。
実は、上記の方法で腰をすえてやっていこうと決心する前に、生クリームでも試してみた。ミルクよりも泡がきめ細かくなるので、描きやすいかなーと考えたのだが…。難しいもんですな。
試行錯誤は続く。
ミルクの泡立て方によって「ヘタる」までの時間がまちまち。最後まで描き切れずに液体に戻ってしまったり、焦って絵が変になったり、何杯も失敗作を飲んだり飲ませたりするハメになった。水分バッチリ。利尿作用もバッチリで、イッテコイだ!
やっとなんとか「ウルトラQ」に見えるものができた。
ちなみに所要時間は15分くらいか。意外と泡って、もつんですね。
初めてのカフェアート、見るのとやるのと大違い。難しかったー。またやってみたい。
じゃなくて、ここからスタートなのだ。何のために大変な思いをしてカフェアートに挑戦したのか。あの怪しげなオープニングを再現したいじゃないか。
ではどうぞ。どうしても「箸」が映るのは大目に見ていただきたい。
初めてのカフェアート、見るのとやるのと大違い。難しかったー。今度は般若とか描いてみたい。
「ウルトラQ」は、コーヒーじゃなくてジェラートか何かでやったほうがよかったかもしれない。
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