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文章ヒルズ


お題「心に残るダジャレ」
 

心に残るダジャレ (出題:)
募集期間:2010/3/11 11:00 〜 3/17 11:00

人々の心に半笑いをもたらす言葉遊び、ダジャレ。私の父はことあるごとにダジャレを繰り出す人で、我が家の茶の間をたびたび微妙な空気にしてくれました。

中でも印象に残っているのが「モツを持つ」。みんなでモツ焼きを食べてる時に、ボソッと言ったダジャレです。あとからじわじわ来て、今でもモツを食べる度に「モツを持つ…」と心の中でつぶやいてしまいます。

みなさんの心の中にも、そんな風に刻まれているダジャレはないでしょうか。素直にうまい!と思ったもの、脱力したけど妙に印象に残っているものなど、みんなで感心したりせつない気持ちになったりしましょう。

投稿はしめきりました。

 

MVP

Who gets do know go full? ( ももぷらむ さん )

いつも厳しい英語教室の先生が、突然「これわかる人?」と板書。
その場の自分を含めた生徒7人は頭をひねりましたがわからず、ギブアップしたところ、さらりと「風月堂のゴーフル、よ」と。
先生、中学生にはハイブローすぎました…。 (投稿日:2010.3.15 16:11)

選者コメント:英語のダジャレはガクーンと来る度合いがすごいです。私もコメントを読む前にダジャレを読んで、訳した意味を考え込んでしまったので、説明を読んで同じガクーンを味わえました。

だじゃれを言っているのはだじゃれ ( OBA さん )

知る人ぞ知るアーケードゲーム「源平討魔伝」のボーナスステージで波状攻撃のように表示されるだじゃれの一つです。
「笑って頼朝」「このどいつおらんだ」など、成立そのものが危ぶまれるだじゃれの最後に、だじゃれそのものをだじゃれ化してしまいます。

「メタだじゃれ」とも言えるだじゃれ。ある意味究極のだじゃれではないでしょうか。

・・「だじゃれ」と書きすぎてゲシュタルト崩壊してきました。だじゃれは哲学なのかもしれません。
(投稿日:2010.3.15 17:29)

選者コメント:個人的には「笑って頼朝」がツボにはまりました。なんだこれ?と少し考えて、「あ、笑っていいともか」と気付いたとき、なんとも言えないうれしさがこみ上げました。

マッカラーのトランクスは真っ赤らー ( 兄婿 さん )

身近な人でなくて恐縮ですが。
10年くらい前にテレビの、とある衛星チャンネルのボクシング中継を支配していたジョー小泉師匠のダジャレは好きでした。

試合中
小泉氏「・・・できました」
アナウンサー「な、なにがですか」
小泉氏「マッカラー(選手の名前)のトランクスは、真っ赤らー」
アナ「・・・マッカラー選手のパンチより切れ味鋭いですね・・・」

試合中も同様のギャグ連発。
最終ラウンド

小泉氏「マトララ(選手の名前)も後半にきてようやくマトララボクシングをするようになりましたね」
アナ「まともな、ということですね・・・いや〜小泉さんのジョークで、私の方がKOされそうですよ」

私は試合よりも、そっちばかり気になってしまいました。 (投稿日:2010.3.15 15:46)

選者コメント:人が真面目にボクシングしてるのに、そんなことでいいんでしょうかね。アナウンサーのゆるいリアクションも含めて、リング上の選手に届いていないことを祈ります。

明智光秀が言いました「あー、けちー!三つ?ひでぇ!」 ( りいふ さん )

昔、弟の友人が言っていたダジャレです。
明智光秀が手柄を立てたにもかかわらず褒美が団子が三つだった時に思わず発した言葉というシチュエーションだそうです。
最近戦国武将が流行しているようですが、明智光秀が出る度に心の中でこのダジャレを呟いてしまいます。おそらく一生忘れることはないでしょう (投稿日:2010.3.15 12:26)

選者コメント:団子が3つだけという理由が、明智光秀を本能寺に走らせたのでしょうか。そんなわけないよなという想像を呼び起こすダジャレです。

元気もないし現金もない。 ( がく さん )

「飲みに行こう」と誘われ、微妙な反応をしたら「どうしたの?元気ないね」と言われ、とっさに出た一言でした。我ながら気に入っています。 (投稿日:2010.3.15 13:09)

選者コメント:苦しい状況をダジャレで表現して自分を励ます、といった感じでしょうか。言ってる内容的に、妙にしんみりするダジャレです。

しっパエリア ( ちろり さん )

夫が高校生の時の話。
男友達数人とキャンプに行き、初めてのパエリア作りに挑戦。
1時間以上苦戦した後にできあがったそれは、とんでもなくまずいシロモノ。

徒労と空腹でがっくりした皆は、鍋を前に誰からともなく
「……しっパエリア」
と呟いたとか。

失敗とパエリア、ではダジャレとしては今イチですが、男子高校生が初めての野外料理で苦労したその有様を聞いた後では認めざるを得ない力技でした。 (投稿日:2010.3.15 09:23)

選者コメント:重苦しい雰囲気を変えようとする試みとしてのダジャレですね。その勇気はともかく、全くもって吹き飛ばせてない感じがします。

私語は死語。 ( からまん棒 さん )

中学生の頃、音楽の授業中に騒いでいた僕らに堪り兼ねた先生が黒板に書いたのが、これでした。
それでも騒ぎは収まりませんでしたが、今ではこれを思い出すたびに後悔と反省の思いでいっぱいになります・・・。 (投稿日:2010.3.15 01:29)

選者コメント:確かに効果なさそうな響きのあるダジャレです。口で言うのでなく、黒板に書くという伝達方法は言われてみれば意外かもしれません。

滑り台ですべりだい。 ( 暴走王子と傍若無人な姫の母゜ さん )

私がまだ高校生だったころ、友達の発言です。岩手の女子高生はなまってます。かわいいべ(笑) (投稿日:2010.3.14 16:04)

選者コメント:言い間違えではなく、なまりなのですね。地方限定ダジャレ、アクセントを想像して頭の中で再生してみましたが、ほんとかわいいですね。

中国に行っちゃいな。 ( りゅうきゅう さん )

大学の落研の同期が、ネタの中でくすぐりとして使っていたものです。
初めて聞いたとき、彼は天才なのではないかと思いました。
今では音信不通になってしまいましたが、いつかまた彼の落語が聴きたいなと思います。 (投稿日:2010.3.14 19:04)

選者コメント:ダジャレ自体はともかく、天才だと思ったというところが印象的でした。感動は伝わってきますが、さすがに他の天才に悪いんじゃないかと思います。

姿見さんは野菊のような人だ ( ダフィ さん )

部屋の模様替え中に夫に鏡を移動するように頼んだところ、このようなダジャレが。
オリジナルは「たみさんは野菊のような人だ」ですが
理系でビジネス書しか読まない夫から出たダジャレと思うと
意外性が高くて忘れられません。
姿見を見るたび思い出します。笑いませんけど。 (投稿日:2010.3.14 00:33)

選者コメント:普段言わない人がダジャレを言うと、びっくりしますよね。完成度とは別の軸で、心に残るダジャレです。

アパラチア山脈はやっぱりあっちや ( キノタク さん )

少年時代、とある休日の昼下がりに弟と考えだした渾身のダジャレです。「アパラチア山脈はどこ? あっち? そっち? やっぱりあっちや!」
巻き舌加減が重要です。やっぱりあっちや→やっぱらっちや→あっぱらっちや→あぱらちあ。バンザーイバンザーイ。
類似ネタで「カラコルムに行こう、これからも」というのもあります。
ヒマだったんですねー。 (投稿日:2010.3.14 11:47)

選者コメント:「ダジャレ」と「渾身」って組み合わせ、そこはがんばりどころじゃないだろうという気がしますが、確かに力作ですね。「バンザーイバンザーイ」のめでたさも味わい深いです。

くまの釜山(プサン) ( タタイ さん )

確かテレビで釜山(プサン)の特集をしていた時のこと。
さほど饒舌でない父がいきなり声高に口にしたダジャレです。

突然のことに一瞬何が起きたか分かりませんでしたが、なかなかにジワジワと来るものがあり
最後は家族一同大爆笑となりました。

父のしたり顔とともに時々思い出します。 (投稿日:2010.3.14 16:02)

選者コメント:発作的なダジャレですね。場が固まったあとじんわり来る感じ、これもまたダジャレの深みです。

井の頭でいいのかしら ( 二階堂 さん )

小田急線で登り電車に乗り、渋谷へ行こうと思って下北沢駅で井の頭線に乗り換えようとした時にダジャレのつもりは全く無く言った一言です。
隣にいた友人がかつてない程軽蔑した眼差しで私を見ており、「そのダジャレは無いんじゃないか?」とつぶやきました。私は最初なんのことやらさっぱり分からず後で無意識のうちにダジャレになっていたことに気づいて赤面しました。
それ以降、その友人との間だけですが、無意識ダジャレのことを「井の頭状態」と呼んでいます。 (投稿日:2010.3.14 11:20)

選者コメント:友情にひびを入れかねない無意識ダジャレ。というか、「かつてない程軽蔑」って、そんなにダジャレを憎まなくてもと思います。

黄色になったら松(待つ)たか子 ( はる さん )

10年前に自動車教習所に通っていた時の教官の言葉。

なぜかその教官にばかり当たってしまい
信号の度に毎回助手席で
「黄色になったら松たか子」。
何度言われたかわかりません。
無事免許が取れた今でも
黄色信号を見ると「松たか子…」と
条件反射のように思い出します。
(投稿日:2010.3.14 10:35)

選者コメント:ダジャレの刷り込み例というのは今回いくつか寄せられております。意味がないのに覚えてしまう、記憶力の無駄づかいのような気がしてなんか釈然としないんですよね。

ウルトラの父 ( Casino さん )

数年前に父が亡くなり、早朝にその報が入った日、特に慌ててすべきこともないので仕事に行き、主任に「今朝、父が亡くなりまして」と平然と切り出したところ、「誰の父?!」と驚かれました。ここで「ウルトラの父」と返したかったのを、「大人として、このシチュエーションで言っちゃ駄目だ」と堪えて「私の父です」と答えたのですが、後で考えてみれば、これを言えるチャンスはそうそうないんですよね。本能の赴くままに言っておけばよかった。 (投稿日:2010.3.14 07:51)

選者コメント:心に浮かんできたものの、発しなかったという意味ではまさに「心に残るダジャレ」ですね。そういう真面目なシーンでのダジャレ瞬発力ってなんなんでしょうね。

柴は刈らずに臭かった(草刈った) ( コネリ さん )

小さい頃、「寝る前にお話聞かせて!」と家族にねだると、必ずされた「だじゃれ桃太郎」の話。
「柴刈りをサボったおじいさんが、流れてきた桃をよっこいしょと持ち上げようとすると、お腹に力が入って大きなおならがでました。柴は刈らずに、臭かった。」というオチがあまりにも衝撃的で、現在でもよく覚えています。
今思うと、幼児にそんな話を聞かせるとは、うちの家族。 (投稿日:2010.3.13 20:55)

選者コメント:オチということは、「だじゃれ桃太郎」はそれで終わりなんですか。桃太郎、出てきませんね。

よっこいしょういち ( おさかなさん さん )

ふだんダジャレなど言わない上司が立ち上がる時に。
横井庄一にかけてると気づいて笑ったのが私だけで他の社員が不思議がっていたところ、上司が自ら「恥ずかしながら言ってみました」とフォローしたのにもかかわらず結局わかってしてもらえず。
きっと一大決心で言ったのにかわいそうでした。 (投稿日:2010.3.14 01:16)

選者コメント:定番ダジャレですが、追い討ちをかけるフォローが悲しさに輪をかけます。ダジャレ言って「かわいそう」って思われるのは、ものすごくせつないことだと思います。

中締めみゆき ( とも さん )

昔、上司が宴会の時に使っていました。当時は「プロジェク〇〇」という番組が放送されていたため、それなりにウケてました。 (投稿日:2010.3.13 23:53)

選者コメント:なぜか笑ってしまいました。笑うと楽しいダジャレと悔しいダジャレとがありますが、これはなぜだか後者に感じました。

ABの次っ! ( ダダすべりセヨ〜 さん )

中学の頃の話です。
ちょうど理科の授業が終わり、みんなザワザワしていたときにいきなり先生が
「ABの次っ、ABの次っ!!」
と叫ばれまして。全員が
「・・・・???」と注目した瞬間、
「しーっ(静かにしろ、の意)」
と満面の笑みで言い放ちました。
確かに静かにはなったのですが、場の凍りつき具合は半端なかったです。

あれから20年近くたちましたが、いまだに他人に説明しても理解されません。高度なの?低すぎるの? (投稿日:2010.3.13 14:06)

選者コメント:指示に従わせるのではなく、心に寒風に吹かせるという高度なテクニックを使ってくる先生ですね。そのあとの授業にも身が入らなくなるくらいのダジャレです。

腸が超痛い ( ひでふー さん )

大学の先輩が、おなかが痛くなるといつも言ってました。
この後に
「胃にいいものを食べよう」
と続きます。

今でもおなかが痛くなるとつい言ってしまいます。 (投稿日:2010.3.13 19:31)

選者コメント:こうしたダジャレを言う余裕、ほんとにおなかが痛いのかどうか怪しく思えます。でも、なんだかわかりませんが、追い詰められたときにこそ繰り出るダジャレというのもありますね。

「この帽子、どいつんだ」「おらんだ」 ( なまお さん )

地理的に成立しているダジャレ。

ダジャレは小学生のリテラシーですが、世界地理というジャンルは小学生の創作範囲を超えています。
このネタの面白さを理解した私は、「大人ってすげぇ」とガキんちょのころ思いました。 (投稿日:2010.3.13 18:41)

選者コメント:今になってみると、すげぇって思うところが違いますよね。でもそのときのときめきはわかる気がします。

王は利口だ(リコーダー) ( テレビ石 さん )

中学の時、国語のテストで「走れメロス」が出題されました。
「『王は利口だ』と言ったときのメロスの心情は?」というような問題で、四択の中に「王はリコーダーが得意なんだよ〜ん」という選択肢がありました(他の3つはまともな選択肢)。
20年経った今も、メロスというと、リコーダーを吹いている王様が思い出されます。 (投稿日:2010.3.13 20:51)

選者コメント:テストでまでこうしたダジャレを放ってくる先生、時々ですがいますね。そしてあえてその選択肢を選ぶチャレンジャーが生徒側にもいると思います。

モノレールにも乗れーる ( hana さん )

言った本人が「モノレールはまさしくこのダジャレのためにつけられた名前だ!!!」と意気込んでました。 (投稿日:2010.3.13 17:54)

選者コメント:違うと思いますけど、そのハイテンションには見習いたいものがあります。うちの父バージョンだと「モノレールには、もう乗れる?」と微妙に違っていました。

この時、トキが襲われたと思われます。 ( のぅ さん )

某公共放送のお昼のニュースでトキの話題になった中でのアナウンサーの一言です。

無意識のだじゃれだとは思いますがまさかあの真面目な空気の中でこんなだじゃれが聴けるとは。心震えました。 (投稿日:2010.3.13 12:12)

選者コメント:言ったアナウンサーも「あっ…」って思ったかも知れませんね。襲われてるのにダジャレがどうとか言っててごめんね、トキ。

車が来るまで待ってよカー ( gente さん )

本来は「待っていようカー」でしょうが、「待ってよカー」の方がリズムにのれます。 (投稿日:2010.3.13 11:41)

選者コメント:これは「車が来るまで」という部分もダジャレになっていますよね。そこに触れていないのは、当たり前過ぎてスルーということでしょうか。

ジャイアン死んじゃいやん ( みるるん さん )

いきさつは忘れましたが、小学生の時クラスの男子が言っててめちゃくちゃウケた記憶があります。
ドラ○もん劇場版のシリアスな場面で、誰かに使ってほしいセリフです。 (投稿日:2010.3.13 01:24)

選者コメント:ダジャレで爆笑できる小学生時代ってホットですよね。なぜだか女言葉になってるところにもポイントがありそうなダジャレです。

古典の問題をコテンコテンとやっつける! ( あるく さん )

高校時代、古典のテストの時に数学の先生が言ったダジャレです。
先生としてはリラックスさせようと思ったのだろうけれど、この一言で暗記していた内容がどれだけ吹っ飛んでしまったことか!
このテスト、私のクラスだけ点が低かったのは偶然ではないと思うんですよね… (投稿日:2010.3.13 01:07)

選者コメント:ダジャレはときどき負のインパクトを放つので恐ろしいですね。ダジャレを言う先生は多いようですが、タイミングをちゃんとわきまえてほしいものです。

吉良殿が斬られた! ( 良枝 さん )

高校の文化祭でやった「忠臣蔵」の劇のセリフのひとつです。ダジャレを意図して作られた訳ではなく、必然的にこうなりました。
浅野内匠頭が吉良上野介を江戸城で斬りつけた事件の後、赤穂の藩士たちに使者が報告するシーンでした。
緊迫した場面なのに、このセリフが叫ばれる時は、お客さんたちが「あれ?ダジャレ?」と一瞬感じているのが伝わってきました。
このシーンのときは毎回辺りに微妙な空気がただよったのをよく覚えています。 (投稿日:2010.3.13 02:46)

選者コメント:ダジャレなのかそうでないのかはっきりしないシチュエーションを発生させるダジャレですね。そういうときの微妙な場の空気がまだ趣深いです。

ロシアの殺し屋、怖ろしや ( かば さん )

小学生の頃、兄が得意気に言ってました。
あれから20年程経ちますが、いまだに「ロシア」と聞くと「殺し屋怖ろしや」と続けたくなってしまいます。 (投稿日:2010.3.13 04:14)

選者コメント:ダジャレによる刷り込み現象ですね。言ってる当人が忘れていても、言われた方は未来永劫刻まれてたりするところに、ダジャレの神秘性を感じます。

軟便が何べんも ( たまぞう さん )

これを思いついてからはこれをプロである医者にぜひ言わせたいのです。お医者さんより先にちょっと専門語っぽい「軟便」というキーワードをこちらから言ってしまうのがコツではないかとにらんでいます(いまだ成功していませんが)。 (投稿日:2010.3.13 00:17)

選者コメント:自分で言うのではなく、人に言わせるトラップを仕掛けてるというところに斬新さを感じました。それにしても、言ってる内容自体は結構なエマージェンシーですね。

ご不便おかけいたします・・・ ( ちゃーん さん )

車掌をやっている友人が、車両内のトイレが詰まってアナウンスした際に何げなく言った一言だそうです。

トイレが使用できなくて、ご不便・・・
『誰が上手いこと言えって言った!w』と同僚に爆笑されそうな。 (投稿日:2010.3.13 08:38)

選者コメント:そのとき我慢してる乗客がいたら、笑ってしまってたかもしれませんね。その拍子にちょっと出たりしなかったか心配です。

Eat a duck and mouse. ( 筋肉アルバム さん )

職場にいたアメリカ人が「いただきます」をこうやって覚えていました。この通りに発音すると「イータダキマース」と怪しいガイジン訛りになってしまうのですが。「アヒルとネズミを食べろだって!オモシロいよネー」とか何とか言いながら楽しそうに使っていたのが忘れられません。 (投稿日:2010.3.13 11:28)

選者コメント:思わず自分でも発声して確認してしまいました。「オモシロいよネー」という部分のかなとカナの使い方がリアルです。

チベットには空気がチベっとある ( だるい腰 さん )

現地の方がしれっとおっしゃってました。 (投稿日:2010.3.13 11:11)

選者コメント:さすが現地の方、ダジャレの成立性にやや無理があるところが、逆に心に残ります。

マッカーサー×3 ( 受験生 さん )

社会の授業で、マッカーサーについて勉強していたときのこと。駄洒落やなぞかけの類の言葉遊びが好きな友人2人が、「マッカーサー」をお題にして駄洒落勝負をしていました。
まず、友人Aが
「マッカーサーがまっさかさまに落ちた」と言い、それに対して友人Bが、「マッカーサーの顔は真っ赤さー」と返しました。


すると突然、授業をしていた先生が一言、「まっさーか(まさか)そんな駄洒落を言うなんて〜」


友人A,Bを含め、教室が無音状態になりました。


駄洒落で騒ぐ生徒を駄洒落で黙らせるとは、この先生只者じゃないと思いました。 (投稿日:2010.3.12 23:41)

選者コメント:毒をもって毒を制す、ということでしょうか。「無音状態」というところに、ダジャレのリセット力を改めて感じたエピソードです。

ナイスな椅子 ( アラサー さん )

パソコンを始めた頃、チャットにハマり、仲間の一人とうだうだチャットをしていた時。
トイレから帰ってくると、画面にぽつりとこの文字が。

死語を含んでいるあたりが、年齢を感じさせつつも、リズミカルかつシュールな6文字に、画面の前で肩を震わせました。 (投稿日:2010.3.12 20:57)

選者コメント:脈絡なく降って湧いたようなダジャレは、虚を突かれた分だけ笑いにつながりやすいと思います。これからかっこいいイスを見る度に、私も思い出してしまいそうです。

イカはいかが? ( にゃん さん )

父親が、弁当に入ってたイカを見て思いついたようで、帰宅するなりうれしそうに発表。

以来イカが食卓にあがったら、必ずこれを言うのがわが家の定番になりました。 (投稿日:2010.3.12 20:23)

選者コメント:「帰宅するなりうれしそうに発表」というところに、ダジャレ愛を感じました。家族も受け入れ拒否することなく、定番化されてよかったですね。

お前はWだな〜 ( ハギー さん )

高校生の頃、授業中にしみじみ先生に言われました。
ポカーンとしていると、ホワイトボードにWのてっぺんを消し、VVと書いて「ニブイ」と言い放った。
隣の友達が
10分たってもまだ笑っていたほどのヒットでした。

いつもは先生が自分のダジャレに笑う姿に笑ってしまい「ダジャレ自体が面白いわけではありません」と鬼の一言を進呈していたのに。
悔しい。。 (投稿日:2010.3.12 20:28)

選者コメント:聞いた方が屈辱的な気持ちになるダジャレというのもありますね。普通に言われるよりも、ダジャレでくるまれた方がむかつき度が格段にアップします。

アルトに問題があると思う ( 控え さん )

アルトと言っても車種のことではございません。ご安心を。
これは中学校の時の合唱コンクールの練習で飛び出したダジャレです。
ソプラノに比べ明らかに実力のない私たちアルト担当チームが誰からともなく言い出したのでした。
中学生女子の、それも自虐のダジャレというのはかなり貴重なものだと今になって思います。 (投稿日:2010.3.12 23:57)

選者コメント:恋や将来に揺れる多感な時期に放たれたダジャレ。その背景を含めて味わうと、思春期の多面性を感じます。

キリンがねぇなぁ、アサヒはサッポロわかりません。 ( Hi さん )

酒飲みの友達の持ちネタです。始めて聞いたときはその場にいた全員でビール吹きました。その後何度聞いても笑ってしまいます。
でも節回しが難しくて、別の席で真似しても、なぜか周囲を笑わせることができません。 (投稿日:2010.3.12 21:36)

選者コメント:お友達の間で繰り返し耐性の強いダジャレなんですね。言い方を含めてダジャレの面白さというところにもダジャレの深淵を見た気がします。

ダイゴさんの大誤算 ( 佐倉 さん )

自作です。
職場にダイゴさんという若くてデキる方が居ます。しかし、とてもヒトがいいので「頼りにされてる」というよりは「良いように使われてる」感が。。。
そんな様子を見てふと思いついたのがこのダジャレ。まだ誰にも言ってないのですが、いつか絶妙なタイミングで言ってやろうと機会をうかがっています。 (投稿日:2010.3.12 22:22)

選者コメント:未公開ダジャレの投稿、ありがとうございます。そのデビューが輝かしいものであることをお祈りしております。

チョコレートをちょっこ(ちょっと)冷凍する ( たちみ さん )

中学生のころ本で読んだダジャレです

しょーもないダジャレはよく聞くけれど、これはすごくひねりがある!と当時はひどく感心したものですが、今となってはどこの何に感心したのかさっぱりわかりません。 (投稿日:2010.3.12 23:01)

選者コメント:中学生くらいの頃のダジャレ鑑賞眼というものは、誰しも成熟しきっていないものです。まあそれにしても感心のしどころが見つからないダジャレで、そこが逆に心に残ります。

冗談冗談、マイケルジョーダン ( 眠い さん )

つまらない冗談の後にこれを言われるのでやり場の無い怒りも2倍です (投稿日:2010.3.13 00:03)

選者コメント:火に油を注ぐタイプのダジャレですね。相手もそれをわかってて言っていそうで、心の放火犯だと思いました。

アンデス山脈はここにアンデス! ( ひこにゃん さん )

中学の時、コワモテの地理の先生が竹尺で力強く世界地図を叩きながら
叫びました。
アンデス山脈の位置が頭の中にも叩き込まれました。 (投稿日:2010.3.12 16:34)

選者コメント:その教科で教えるべきことをしっかり覚えさせるという点で、言ってることはダジャレなのに、その先生はプロですね。

チキンが歯に挟まって取りにくい ( ダメガネ さん )

「俺、スゲー駄洒落知ってんだよ」といって言い放たれた駄洒落がこれでした。

チキン=鶏肉=「とりにく」い。
高度すぎて感動し、聞いてから10年以上たちますが忘れられません。 (投稿日:2010.3.12 16:01)

選者コメント:自信満々のセリフを放ってダジャレ受け入れのハードルを自ら上げるところに、凄みを感じました。ダメガネさんの「感動」の意味合いを、ストレートに受け取っていいものかやや迷いました。

タイ料理が食べたい ( ソムタム最高 さん )

友人からの「洒落つまんね。しかしタイ料理は連れて行け」という返事に初めてシャレになっていることに気付きました。違うんだ「〜してえ」って言葉が好きじゃないんだ!「食べたい」って言いたいんだ!しかし食べたいものがタイ料理である以上避けられない駄洒落…「タイ料理行きたい」…ダメだ! (投稿日:2010.3.12 17:06)

選者コメント:結果的にダジャレになってるタイプの作品ですね。しかもそのダジャレから逃れられないという呪縛。どうしても言いたくない場合、英語で言ったりするのはどうでしょうか。

「歌をうたいます!合掌・・・」 ( nyonyo さん )

母の持ちネタ?です。彼女が唯一自分で考えたダジャレのようで、今までに3回ほど聞いてます。ウン十年間使いまわしているらしいのですが、ある時、仕事場の飲み会か何かで披露したら、全然ウケなかったと嘆いていました。
しょうがねえな〜と思いつつも、そんな母は本当にまじめで可愛らしい人です。 (投稿日:2010.3.12 15:11)

選者コメント:母親が放つダジャレというのは、父親が繰り出してくるものとはまた違う味わいがありますね。これからもめげずに積極的に言っていってほしいです。

ニラを睨む ( ひー さん )

小学生の頃、泊りに来ていた友人と朝まで生ダジャレ大会をしていた時に思いついたものです。かなり笑いのハードルが下がる時間帯に思いついた事もあり、呼吸困難になるほど笑った覚えがあります。
隣りの部屋で寝ていた両親も、思わず笑っていました。

あれから20年以上が過ぎ、お互い三十路女になっても友情は続いていますが、これを超すダジャレは思いついていません。 (投稿日:2010.3.12 14:00)

選者コメント:シンプルで、実際にやってるところを想像したときの意味のなさがきれいに決まったダジャレです。私はもうおっさんですが、朝まで生ダジャレ大会、やってみたいです。

「フォボナッチ数列とほぼ一致」 ( まき さん )

トイレで用を足しながら思いつき、我ながら「うまい!」と膝を叩いたものの使うべき場所がいまだに見つからない。 (投稿日:2010.3.12 14:24)

選者コメント:トイレはダジャレの産地として不思議とポピュラーであるようです。一生に一回くらいは放つジャストタイミングが訪れるかもしれませんので、心構えを忘れないでください。

悪い砂糖 ( チャオ さん )

ダジャレなのかもいまだにわかりませんが。

私が「よいしょ」と掛け声をかけて立ち上がったところ、父から「悪い砂糖」の合いの手が・・・

どうやら「よいしょ=良い塩」に対抗するものとしての「悪い砂糖」だったようです。

悲しそうな顔で説明されて理解しました。

ダジャレというか、親父ギャグ…? (投稿日:2010.3.12 14:10)

選者コメント:まわりくどいのが味わいというダジャレもありますね。そのまわりくどさを悲しそうな顔で説明というのも、自己責任を果たしていていいと思います。

サミーがさみぃ- ( 蘭紫 さん )

サミーは馬です。
乗馬をしている友人に誘われて行った乗馬クラブで、中学生くらいのアメリカ人の男の子が私の前を呟きながら通り過ぎて行きました。友人によると来日したてで日本語が喋れなかった頃に誰かが教えたんだそうです。
他に「布団がふっとんだ」も披露してくれましたが、本能で笑うのを止めました。だって、英語赤点だったもん。話しかけられたら英語喋れないもん。
でも、外国の子供の言うおやじギャグは新鮮でした。 (投稿日:2010.3.12 13:54)

選者コメント:外国人がダジャレを言うと、なんだかわからないおかしさが爆発しますよね。私たちも外国に行ってアメリカンジョークを言ったら、そういう受け入れられ方をするのでしょうか。

コーディネートは、こうでねえと。 ( ぴぃ さん )

別れた元オットが、着替えのあとによく言ったダジャレです。離婚して3年、愛憎悲喜のさまざまはほとんど思い出すこともなくなったのに、「コーディネート」という言葉でこのダジャレが浮かぶのは止まりません。昔結婚していたという瘢痕だと思うことにしています。 (投稿日:2010.3.12 14:34)

選者コメント:どうしてダジャレはかくも長い間、人の心に刻まれるのでしょう。ダジャレの言い過ぎが離婚の原因となっていなければいいのですが。

チャングムの痴態 ( ゆうひ さん )

観光ホテルに勤めています。先日宿泊されたお客様からのアンケートを見たら「従業員の態度が悪すぎる!チャングムの痴態!!」と書かれていました。
韓国とはえんもゆかりもない土地なのになぜチャングムを持ち出したのかは、お客様のみぞ知るです。 (投稿日:2010.3.12 12:59)

選者コメント:ダジャレのせいで、本当に怒ってるのかどうかよくわからないですね。ともかく語感と言ってる内容とがスカッとしてていいダジャレです。

宴もたけなわプリンスホテル ( 京浜東北線の暴君。 さん )

東京近郊の人にしか理解出来ないダジャレですいません。
(東京の品川に「高輪プリンスホテル」というホテルがあります。
しかも、今は改名されて「グランドプリンスホテル高輪」に
なってしまいましたが。)

旦那の会社の部長がダジャレメーカーらしく、
その部長の最大のヒットがコレです。
旦那曰く、最近の部長のダジャレの切れ味は、下降線の一途だそうです。 (投稿日:2010.3.12 12:42)

選者コメント:確かに明るくてリズムのあるダジャレだと思いますが、これが最大のヒットというのはやや寂しい気もします。もう一花咲かせてほしいですね。

長男だけど次男です。 ( uca さん )

かつて勤めていた会社の営業Kさんの十八番です。
Kさんは長男で痔なんです。
年配の方にはウケていたように思います。 (投稿日:2010.3.12 12:20)

選者コメント:体を張ったダジャレですね。プライベートを投げ打ってまで放つ心意気がすばらしいですが、確かにリアクションは取りづらそうです。

うちわもめ ( しまこ さん )

夏の真っ盛り、商談から帰社したおじ様方が輪になって、うちわを使いながら議論しておりました。
それを見て、心の中で"これがほんとの内輪もめ”とつぶやき
一人ウケしていました。
なお、帰宅後親にいいましたがウケませんでした。
・・・おかしい。 (投稿日:2010.3.12 11:04)

選者コメント:心の中で傑作だと思ってるダジャレを人に放つと、予想外の冷めたリアクションが返ってくることがありますね。その温度差がまたダジャレの味わいです。

ジャムおじさんがジャムを持参 ( とーこ さん )

沈黙が怖いため、小話をいくつか用意しておこうと思い、探したダジャレです。イントネーションを注意しないと、口頭では伝わりにくく、分かったところで沈黙を呼ぶので、あまり役に立ちませんでした。 (投稿日:2010.3.12 13:39)

選者コメント:コメント全体がせつなさに満ちていて、たまらない気持ちになりました。生きるということにはつらいことも多いですが、がんばっていきましょう。

アザラシの背中にあるのはアザらしいぞ ( 弓弦 さん )

うちの奥さんの親友の作品。
「そういえば・・・」と前置きして、何の脈絡もなく言い放ちます。
深刻そうに言うのがコツです。 (投稿日:2010.3.12 12:01)

選者コメント:前後の流れと関係なく放ちたくなるのがダジャレの特性のひとつですね。「そういえば…」というのはダジャレへの助走です。真顔の演出もいいです。

「しめ鯖で、〆る…」か ( ハリー さん )

自分の誕生日の時、妹が連れて行ってくれた回転寿司屋でつぶやきました。
普段私は『駄洒落撲滅委員会』会長を自ら名乗るほど、駄洒落が許せません。
ですが、自分でぽろっと言ってしまう事もあります。
これは亡父の血かなと。
しかも分かり辛いと不評です。
そんな私のこの駄洒落を、光り物好きな妹(not 駄撲会会員)が一瞬怪訝な顔をしてから、ぷくくくと笑い出しました。
「これはシンプルで分かりやすい!」と。
受けて良かったのかどうか悩みましたが、心底楽しそうに笑ってくれたからいいです。 (投稿日:2010.3.12 12:10)

選者コメント:ダジャレへの愛と憎しみは対極にあるようで、実は表裏一体なのですね。ところで妹さんとのやりとりがかなり萌えです。

便所の火事 ( あなたのムスカ大佐 さん )

義父が結婚前、浮気を問いただされた時に言い放ったダジャレだそうです。義母が自分から離れて行きそうで「ヤケクソ」だった、と・・・

説明されなければピンと来ないのに、ご主人との馴れ初めを嬉しそうに語る義母の笑顔でなぜか心に焼き付いてしまいました。 (投稿日:2010.3.12 13:44)

選者コメント:実際の便所の火事で焼けた糞はただただ悲惨なものでしかありませんが、ダジャレだとほんわかしてきますね。しかも2人の仲を取り持つとは、なかなかやるなと思います。

カバをかばう ( アサヨ さん )

最初にどこで聞いたのか、何に載っていたのか忘れてしまいましたが、ずーっと一番好きなダジャレです。
カバをかばう何者かと、かばわれるカバ、その状況を想像すると切なくなり、何度も泣きそうになります。 (投稿日:2010.3.12 13:23)

選者コメント:ダジャレは基本的に笑いを呼び起こすものだと思いますが、確かに言ってる状況は切ないです。でも、泣きそうになるほど感情移入するアサヨさんはいい人過ぎる気がします。

布団がふっとんだ ( あとり さん )

数年前、電車(メトロ東西線)が吹っ飛んできた布団のせいで止まりました。
ちょうど車内にいましたが「強風で飛ばされた布団が架線にひっかかり…」というアナウンスが流れたときの薄笑い漂う微妙な空気を思い出します。 (投稿日:2010.3.12 09:23)

選者コメント:定番ダジャレのリアル版、現実に起こりえることなんですね。車内アナウンスも「異物」とかぼかさずに、「布団」をオープンに知らせてナイスです。

惑星は臭え 木星も臭え ( ねえさん さん )

「臭え」は「くせぇ」と読んでください。
確か、高校時代の担任が力説してました。同じ言葉を2回繰り返すだけで成立する「無駄のないダジャレ」だそうです。
他にも「去るサル」「喋るシャベル」など、多数ネタを披露してくれましたが、中でも忘れられないのはコレです。 (投稿日:2010.3.12 10:47)

選者コメント:確かにぜい肉を削ぎ落としたソリッドなダジャレだと思います。これは国語の勉強だったのでしょうか。

ほう、ちょう(そう)ですか〜 ( まめまめ さん )

どこの局だったか夜のニュース番組で「現代主婦の台所3種の神器」を当てる、というのをやっており、男性キャスター:「ん〜、まな板、ですかね〜」女性キャスター:「残念、電子レンジです」男:「ほう、ちょう(包丁)ですか〜」女「…」
という会話でスタジオが真っ白になっていたのが今だに忘れられません。
もう20年くらい昔のことなんですけどね。 (投稿日:2010.3.12 09:32)

選者コメント:公共の電波が真っ白、ダジャレの破壊力が日本中に伝わった瞬間ですね。まな板と言ってるときからダジャレの仕込みに入ってる計画性も読み取れます。

潰瘍が深いようだな ( 昔取った篠塚 さん )

ドラマ「白い巨塔(田宮二郎の方)」での財前教授のセリフ。
もちろんダジャレのつもりはないのでしょうが、重厚で大真面目なドラマだけに言っちゃった!感もひとしおでした。 (投稿日:2010.3.12 10:06)

選者コメント:医療関連のダジャレはシーンよっては「ダジャレ言ってる場合か!」となるので注意が必要ですね。脚本家が意図的に仕込んだダジャレだったらうれしいです。

花王を買おう ( attn さん )

証券会社に勤めています。
以前いたディーリング部署の上司は駄洒落好きで
花王の株相場が動くと「花王を買おう!」と何度も言います。…売り局面でも。
いちいち相手をしなきゃいけなくて相当面倒くさかったです。

今でもテレビで花王のCMを目にするとあの手のかかるおじさんを思い出します。 (投稿日:2010.3.12 10:32)

選者コメント:まさに心に残るダジャレですね。へぼいダジャレが心へ侵食してくるエネルギーというのは一体なんなんでしょうね。

ツイッターでツイスター ( 塩せんべい さん )

ある日、母に「最近、パソコンでツイスターをするのが流行っているらしいね。」と言われ、一瞬訳がわかりませんでしたが、「それを言うならツイッターじゃない?ツイッターは短いブログみたいなもので、ツイスターはパーティーゲームだよ。」と教えてあげました。
すると機械音痴の母は混乱して「じゃあ、ツイッターでツイスターは出来るの?」と質問してきました。
予想外の質問に思わず笑ってしまいました。
あとで、違いを優しく教えてあげました。 (投稿日:2010.3.12 02:47)

選者コメント:やけくそのカテゴリーに属するダジャレでしょうか。意味はともかく、混迷する魂のようなものが伝わってきました。

内科ないか? ( pop さん )

別にシャレを言おうとしていたのではないのです.体調が悪いという職場の人に,医者に行ったほうがいいんじゃないかと「〜(地名)の辺に内科ないか?」と言いました.力なく笑われました. (投稿日:2010.3.12 07:22)

選者コメント:日常会話の結果的なダジャレは事故のようなものですね。体調が悪いときに情報を得たくて発した言葉がこのような結果になるのは、ダジャレの罪深さです。

Jack, I see her! ( ペプシ さん )

「じゃかあしいわ!」と「Jack I see her!」が似ているということに気づいて以来、いつか使ってやろうと企んでおります。
「じゃかあしいわ」と言うべき機会に恵まれないので、未遂ですが。 (投稿日:2010.3.12 00:54)

選者コメント:デビューを今か今かと待つダジャレですね。「じゃかあしいわ!」という機会もそうそうなさそうですが、それが「Jack I see her!」とかかるというのもかなりのハイレベルで、理解されるか心配です。

ゴックンロール ( とらのこジャン さん )

バイト先の上司が発した言葉です。
お茶のコップを掲げて言いました。

「ごくろうさま」
「(お茶を)ごっくん」
「ロックンロール」

三つの言葉を一つにしたダジャレは
私は他にきいたことがありません。忘れられません。 (投稿日:2010.3.12 01:47)

選者コメント:何度か繰り返し読んだのですが、すみません、ちょっとわかんない感じでした。ただ、「ああ、この人はなんかわからないけどダジャレを言ったんだな」という余韻のようなものは伝わってきました。

とんでもはっぷん歩いて16分 ( まさつま さん )

「とんでもない!」という意味であると推測されます。勤務中、業務の進め方を提案した際に上席者より発言されました。その結果、何もかもどうでもよくなるという状態に一時的に陥りました。 (投稿日:2010.3.12 00:00)

選者コメント:ちょっとした天災のようなダジャレ、というものがあると思うのですが、これはそのタイプに属するものでしょうか。どうぞこれにめげず仕事をがんばってください。

灯籠の横を通ろう ( なかむ さん )

修学旅行(中3)で奈良東大寺に行き、大きな灯籠を通り過ぎた時、ガイドさんみたいなおじさんが言ってました。
あれからダブルスコアになりますが、いい大人が言うダジャレに初めて触れた瞬間で、いまだに忘れられません。
しかし、友人の誰もがそんな人覚えてないと言います。
あのおじさんはまぼろしだったのでしょうか・・ (投稿日:2010.3.11 22:00)

選者コメント:ガイドのおじさんは、なかむさんだけに見えたダジャレの神様だったのではないでしょうか。まあ神様にしてはダジャレレベルが低いような気もするのですが。

イソゲル、急げる? ( nao さん )

かつて勤務していた大学病院の脳外科の医師、

スーパーマリオに酷似した風貌の期待を裏切らず、連発してくれたオヤジギャグの数々を忘れられません。

イソジンゲルという薬品があり、外科系の処置ではオーソドックスに使うのですが、名称が長いので、縮めて呼ばれることが多い薬なのです。

そして、ナースに指示を出す時、彼が言い放つのが、

『イソゲル、急げる?』

特に急いでいない状況でもお約束で言ってくれるので、現場は失笑の渦でした。

懐かし〜い!

先日、現在の職場で言ってみたら、周りは理解できなかったようで、みんなポカ〜ンといった表情で、サミシクなりました…。 (投稿日:2010.3.11 19:39)

選者コメント:「懐かし〜い!」の部分で、エピソードを知らないのに懐かしいような気持ちになりました。そのときは失笑でも、心に残ってるんですね。

ちんこにパチンコ玉。 ( ハチ さん )

家族でドライブ中、パチンコ屋の看板を見た父が放ったひとことです。

その日を境に私は思春期に突入しました。 (投稿日:2010.3.12 00:37)

選者コメント:シンプル・イズ・ベスト、火を通さずに刺身で食べたいダジャレです。思春期への扉を開いた、罪深いダジャレでもあります。

クサイモン&ワキガーファンクル ( むろむろ さん )

大好きだった、電気グルーヴのオールナイトニッポンで、
こういうペンネームの人がいました。
確か、1回しか読まれてないような気がしますが、
強烈で未だに忘れられないし、
どんなネタをだったかもおぼえてません。 (投稿日:2010.3.11 21:04)

選者コメント:ラジオの1回切りの放送で消えゆく運命だった素晴らしいダジャレが、今ここに復活しました。相当きついコンビ名ですね。

ジュビロの優勝いわった〜! ( のあ さん )

親友が高校時代、当時ジュビロ磐田に在籍していた選手に書いたファンレターで使ったダジャレです。
ご丁寧に「な〜んて♪」という言葉つきで書いたそうです。
その選手が雑誌で
「ギャグの面白い女の子が好き」
と言っていたのを真に受けたようでした。
(投稿日:2010.3.11 22:27)

選者コメント:ダジャレジェネレーターは男性の方が圧倒的に多いと思うのですが、女性も参戦してくれるのはうれしいです。ダジャレの発生理由として、異性の気を引きたいというのは共通なんですね。

サントリー飲んで3取りー ( mmmmm さん )

中学生の時の担任がとにかくダジャレを良く言う人だったのですが、覚えているのはこのダジャレだけです。しかも彼が言っていたのを覚えているのではなく、途中から転入してきた物静かな女の子が、彼の言ったダジャレをなぜかすべて生徒手帳にメモしていました。そのメモをたまたま誰かが発見した時の爆笑っぷりは未だに忘れられません。 
確かこのダジャレが彼女のお気に入りだったと思います。
未だにサントリーと聞くと…
「…飲んで3取りー(成績)」と思ってしまいます。。。 (投稿日:2010.3.11 23:31)

選者コメント:成立の見事さという点ではそれほどでもないように思えるダジャレですが、ダジャレメモ発見のエピソードは素敵なメモリアルですね。今でもその生徒手帳が残っているなら見てみたいです。

あー、もうっ!俺の金っ ( 雅光 さん )

美ヶ原高原美術館にある「アモーレの鐘」とかけた、自作のダジャレです。
昔テレビで時報を告げるCMをやっていたので知名度はあると思っていたのですが、いまいち周囲には伝わりませんでした。 (投稿日:2010.3.11 17:38)

選者コメント:語感としても成立性としてもとてもいいダジャレだと思いますが、知名度が足りなかったでしょうか。「いまいち周囲には伝わりませんでした」という無念さも味わいのうちです。

四方八方月亭八方 ( あすやん さん )

どこかのラジオ番組から流れてきたこの言葉。
四面楚歌より怖い状況ではないかと思ったら面白くて面白くて。 (投稿日:2010.3.11 17:08)

選者コメント:言葉の響きがまずスカッとしてていいですよね。でも、その状況を想像することでなんだかむずむずしてきます。

「ハナクソの秘密を、そっとはなくそう」 ( ウサギンガー・Z さん )

たしかドラゴンボールの最初の方で、ヤムチャが何の脈絡もなくこのセリフを言いながら登場するシーンがありました☆
わたしは爆笑してましたけど、プーアルは唖然としてた気がします。 (投稿日:2010.3.11 17:10)

選者コメント:脈絡のなさ、そしてダジャレとしての成立の危うさがいいですね。確かに現実世界で実際に聞いたら、ちょっと唖然とすると思います。

服で拭く ( hiro さん )

友達がトイレで手を洗った後に僕のTシャツで手を拭いて来たので
「やめろよ!」って怒ったら、もっともらしい顔して「服で、拭く。」と
力強く言われ、その語呂の良さにうっかり受け入れてしまいました。 (投稿日:2010.3.11 16:08)

選者コメント:短くシンプルなダジャレというのは、意味のない力強さがありますね。「そ、そうか…」と思わされてしまう気持ちがわかります。焼鳥で言うとタレではなく塩の味わいです。

タクシン元首相とタクシー ( アカネチャン さん )

実は自分で考えました。仕事中に。

今年の2月は死ぬほど忙しく、徹夜明けの昼頃PCを見ながらフと考えたら
ニヤニヤが止まらず気味悪がられました。 (投稿日:2010.3.11 16:19)

選者コメント:誕生の状況がせつなくて印象的なダジャレです。人間、極限状態になると笑いのハードルが下がります。

くるまがくるまえに ( とっきとき さん )

子供の頃、周りも見ず道路に飛び出して自動車に轢かれそうになり母に
「車のくる前に飛び出ちゃ危ないでしょ!」
と叱られた。
笑いをこらえるのに必死でした。 (投稿日:2010.3.11 16:49)

選者コメント:命を危険にさらしたことで誕生したダジャレですね。本気で言ったことが結果的にダジャレになってる瞬間というのは、ちょっとした奇跡だと思います。

ナイス返し ( かば さん )

用を足しに行く友人に「行っトイレ」と投げかけたところ「お便器で」と返されました。

説明するまでもないかと思いますが、もとは「行っておいで」「お元気で」です。 (投稿日:2010.3.11 16:22)

選者コメント:ふとした拍子に阿吽のダジャレが決まると、なんだかスカッとしますね。全くもって不毛なのに、なんでこんなにスカッとするんだろうと不思議です。

(立ち上がりながら)よっこいしょういち! ( ダジャ夫 さん )

横井庄一さん。
私の口からはどう転んでも出せない駄洒落。
いろんな意味で感激したひと言。 (投稿日:2010.3.11 15:15)

選者コメント:これ、私も聞いたことがあります。時代とともに消え去りゆくダジャレとして、こうしてアーカイブしておく必要がありそうですね。

チェロキー? ( うつけもの。 さん )

ダジャレというよりマジボケなんですが。


両親と私とで外出した時、車を停めた駐車場の隣のスペースにチェロキー(車種)が1台止まりました。

それを見た父が「チェロキーって他にも何かあったな…あ、分かった!おもちゃだ!」

父よ…、それはチョロQだ。

とつっこむよりも先に母が得意げに「違うわよお父さん、アメ玉よ〜」

母よ…、それはチェルシーだ。



ボケ的にはイラっとするレベルですが、1人ならともかく2人での見事な無意識のタッグに負けました(笑)。
(投稿日:2010.3.11 12:12)

選者コメント:ダジャレスパイラル現象ですね。負の連鎖のようにも見えますが、単にとぼけてるだけで実害がないのがダジャレのいいところです。

荒川区は洗濯物が、あら、かわく ( サブレ さん )

荒川区在住のネパール人に言ったら、爆笑してくれて、その後何度もつぶやいていました。 (投稿日:2010.3.11 11:25)

選者コメント:爆笑&リピートのネパール人という情景を思い浮かべることで、ダジャレの味わいが何倍にも膨らみます。相当気に入ってくれたんでしょうね。

駒ケ岳に行く時は、こう曲がったけ? ( 赤羽太郎 さん )

中学生の時、遠足で駒ケ岳(秋田)に行くバスの中で聞いて以来、いつか駒ケ岳に行く機会があれば道中言いたいと思い続けていますが未だにその機会がありません。駒ケ岳は割と日本のあちこちにあるようなので、チャンスはあると思うのですが。 (投稿日:2010.3.11 11:25)

選者コメント:ドンピシャのタイミングで言いたいと思って心の中であたためているダジャレって、誰にでもありますよね(そうでもないか)。妙にきれいに決まっている分、心に残ります。

欧米に従いましょう ( 麻婆 さん )

弟の高校に、ダジャレで英単語を覚えさせようとする先生がいたそうです。

obey[動](他) 〈人・命令・制限などに〉従う

「欧米(obey)に、従いましょう…」
無念そうに言うのがポイントです。 (投稿日:2010.3.11 11:23)

選者コメント:ダジャレを読んだだけではわからなかったのですが、意外と知的なダジャレなんだなと思ったあと、やっぱりそうでもないかと気持ちを揺さぶられました。無念そうに言うという演出が心に響きます。

このジンジャーエールなんだか味がないよ。しょうがないなぁ。 ( K さん )

自作のだじゃれで申し訳ないのですが、最高傑作の一つです。
気づかなければただの呟きなところも好きです。
みんなしばらくしてから「あっ!」と笑ってくれます。 (投稿日:2010.3.11 12:50)

選者コメント:最高傑作という言葉に、ダジャレ愛が読み取れます。気付かれなくとも大丈夫な作りになっているというリスクヘッジも組み込まれているのが頼もしいです。

アイムソーリー、ヒゲソーリー ( 伊東和彦 さん )

中学の頃、誰かにイタズラをしてこのダジャレで謝るという罰ゲームをやる事になった私は、何故かあまり話をしたことの無い同級生の足を引っかけ、そしてこのダジャレを言いはなった途端、相手が烈火のごとく怒りだし、襟首を掴まれ殴られるわ蹴られるわ。
慌てて止めに入った友人に彼は「わざと引っかけたとしてもちゃんと謝れば許す。でも、ダジャレで済まそうなんて許せない」とマジ説教。
何事かと集まった野次馬もそれを聞いて私に白い目を向けていました。
それ以来、このダジャレを見たり聞いたりするとあの時の事を思い出して、情けないやら恥ずかしいやら複雑な気持ちになります。 (投稿日:2010.3.11 13:10)

選者コメント:超定番のダジャレですが、ここまでドラマチックな展開を呼ぶとは…。ダジャレの持つ諸刃の剣のような危険性を改めて認識したエピソードです。

ノーモア(野茂は)ドジャース ( S字フック さん )

高校の時、『no more』の意味を聞かれ真面目に答えた自分への英語教師からの回答。ニヤリとした顔が今でも忘れられません。 (投稿日:2010.3.11 14:12)

選者コメント:ダジャレはそれそのものよりも、それを取り囲む状況によって印象が強くなることがありますね。してやったり顔が浮かんできて、私まで軽く腹立たしくなりました。

買い物グ〜! ( 藤 さん )

エドはるみさんの「○○グ〜!」が流行った時に、法事の席で父が言い放ったダジャレ。勝手に訳しちゃってるので、ダジャレのダの字もありません。
私が「それ言うなら"ショッピング〜!"でしょ!」とつっこまなければ、親戚一同からスルーされる所でした。親戚は年寄りが多いから説明しないとわからないのよ、父さん。 (投稿日:2010.3.11 15:16)

選者コメント:タイトルだけ見て意味がわからなかったのですが、説明を読んでやっとわかりました。そして、わかったことの不毛さに笑みがこぼれました。よくわからないひねりの効かせ方、うちの父も時々繰り出してきます。

いい死旅立ち ( ちそら さん )

中3の秋に祖母が亡くなりました。
命日は11月4日です。

喪主挨拶に立った父が放ったダジャレは
「いい死(114)旅立ち」。

ウケは取れませんでしたが、祖母の命日は私の心にしっかり刻まれました。 (投稿日:2010.3.11 11:31)

選者コメント:微妙な状況でもダジャレを繰り出してくるアグレッシブさってなんなんでしょうね。その時の空気感まで想像されてしびれます。


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