途中にて 見つけた貝の 資料館 なんと個人の 所有物 主人不在で 見学できず 再訪したがる 靴の音
所用にて 行った佐賀県 唐津にて 思わず二度見 Googleマップ
隣り合う けえらんけいらん 朝採れ感
にわとりの たまごが売りかと 思いきや よく似た名前の 地元の銘菓。
いざ行かん 曳山(やま)に送られ 唐津から 筑肥線にて 目指す浜崎。
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静かなる 駅舎の前で カチカチと 我を迎える カチガラスかな。
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浜風の 吹く音だけが すれ違う 風光明媚な 町並みを行く。
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程なくし 道沿いに並ぶ けえらん店
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餅と餡 なのにさくさく いける軽さよ
左手の 佐々木けいらん 買い求め いざけいらんと 接近遭遇。
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餅生地で 餡をくるんだ 菓子それが けいらんである あらまほしけれ。
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わかりやすく 言えばさっぱり かしわ餅 生地はやわらか 餡の甘味も しっかりなれど どこか軽快 ぱくぱくいける。
帰らんぞ 誓いをこめた けえらん
右隣 伊藤けえらん 佐々木より 少し固めの餅生地に 餡がぎっしり詰まりけり。
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それでいて 風味さっぱり 上質感 同封された しおりでは 菓子のいわれが 語られる。
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さかのぼる こと400と 30年 太閤秀吉 朝鮮の 戦勝祈願に 訪れた のはお向かいの 諏訪神社 地元の民が 秀吉に 献上したのが この団子 これを食べたら 勝つまでは 国に帰らんと 誓いしが 訛り「けえらん」に なりにケリー。
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けいらんで けえらんと来て けーらんに
さらにまた 歩いてゆくと その先に けいらん店が鎮座する。
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けいらんが けえらんとなり けーらんに 味だけでなく 呼び方も 繚乱してる 差別化だろう
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餅生地が 薄く柔らかく 噛むほどに 餡と餅が一体化。
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けえらない わけにもいかず 帰途につく。
生菓子で 日持ちしないのが たまに傷 しかしうまさも 食感も いわゆる餅や 団子とは 少し違った 面白さ。
唐津浜崎に 来たならば 秀吉びいきも アンチでも まずはけえらん お試しを。
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※エイプリル フールの限定 企画です。元の記事とも よみくらべてね。