山の橋をずっと撮ってた
山で橋を見かけるといちいち写真を撮っていました。15年間、どこに発表するでもなく撮っていたのですが、半ば無理やりコレクションのほんの一部を紹介できてよかったです。
まだまだあるんですけどね、山の橋の写真。だいたい落ちたら死ぬんですけど。
山には様々な棒がある。しかし山にしかない棒なので、山に登らない人は見たことがないだろう。時として登山者は棒に助けられ、棒に安堵し、それらの棒に命をあずけるのだ。
そんな棒たちを見ていただきたい。
まずは最もポピュラーな棒は、現在地を示す標識の棒。山頂や峠によく立てられています。
山梨県の山に立っている棒は地味で、個人的は好ましく思っています。例えば東京、埼玉、山梨の県境にある雲取山の山頂はこうなっています。
裏側を見ると、
あれ?山梨は?
さらに地味になるとこういう棒になります。
有志作成の山名板は、マイナーだけど熱心なファンがいるルートに行くと見られます。 奥多摩だと長沢背稜方面とか。
最終的には地面に置かれます。
また、山ではないけど、登山でよく行く駅前にすごい棒が立っています。
それから、これも一応現在地を表す棒でしょうか。
分岐やピークなど、人が集まる現在地を示す棒もあれば、こっちに来るなという棒もあります。僕は勝手に『通せん棒』と呼んでます。
道を塞ぐように丸太などが渡されています。
一方で、道を示すための棒もあります。
山の橋は街の橋とはちょっと趣が違います。時には、棒です。
落ちたら死ぬ橋ばっかですが、そうなんです、山でミスると死にます。
これも滑って落ちたら死にます。
これでも橋として渡れるだけマシです。
この棒ですが、リアル一休さんでした。
橋は山岳関係者とかレンジャーとか、様々な人が整備してくれたものですが、山奥のマイナーなルートでは朽ちていきます。
山の整備、ありがとうございます。
厳密には橋ではなくて沢に落ちてた丸太だけど、そういうのを渡るときもあります。
落ちても死なないにしても、落ちたくない棒みたいな橋もあります。
これも橋だろうか。
あと、僕が一度だけ山で道に迷ったときに『あ、今道に迷ってる!』って気づいた時の橋。
僕らは普段、こういう橋を渡って山を歩いています。
棒っていうか橋の話になってしまったので最後に色んな棒をガガッと紹介させていただきます。
以上、山で見かける色んな棒でした。これらの棒を見るために山に登る際は遭難にご注意ください。
山で橋を見かけるといちいち写真を撮っていました。15年間、どこに発表するでもなく撮っていたのですが、半ば無理やりコレクションのほんの一部を紹介できてよかったです。
まだまだあるんですけどね、山の橋の写真。だいたい落ちたら死ぬんですけど。
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・棒グラフにしやすい野菜は何か(トルー)
・ヤクルトファンが好きな棒(べつやくれい)
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・山でよく見る棒(松本圭司)
・森にかっこいい枝を探しに行く(井口エリ)
・リコーダーについているあの棒を死ぬ前に正しく使いたい(いまいずみひとし)
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・これから働く人にバトンを渡しに行った(スズキナオ)
・おつまみDon't think棒(パリッコ)
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