デイリーポータルに初めて掲載された思い出深い記事です。友人たちから「自分の名字の地名を探したらあった!」という報告がちょくちょく来たのも印象的でした。
デビュー記事がこれになったため、ガチ名字をペンネームにせざるを得なくなりました。でも、もしもガチ名字とかけ離れたペンネームで先に何本か記事を書いていたらこの記事を書は書けなかったので、運命も感じます。
私が先輩ライターの唐沢むぎこさんとタメ口で話せる貴重な仲になれたきっかけの記事。我ながらとんでもない企画だったなと思います。超楽しかった!まだこの日の空気感を覚えています。
書いたのは年始でしたが、年末の総集編で自薦しようとこの時から決めていました。
最終的な記事の完成度とは関係ないのかもしれませんが、間違いなく今年撮影時に一番笑ってしまったので。
なんかもう死ぬほどおかしかったです。
2年ぶりの記事で緊張しましたが、手伝ってくれた宮城さんの相変わらずの天然ぶりに助けられました。
宮城さんのために用意したカツラのサイズが合わずギュウギュウ押し込んでしまい、小声で「痛い」と仰ったときは申し訳ない気持ちになりました。
『他人がお土産を配っている時は、気付かないフリをしていてOK』『配りながらのお土産トークは、使いまわしでいい』
誰も言葉にして教えてはくれない事実を知れる記事です。
唐沢むぎこ
味わい深い趣味を持ったマユちゃん(6歳)を支援できて、非常にすがすがしかったです。
桜の季節は花粉症で花見どころではなく毎年辛かったのですが、自分が育てたつもりで見るとすごく誇らしくて一時的に花粉症を忘れられました。みんなが桜の写真を撮ってくれて嬉しかったです。
慣れない工作記事でしたが、すごく上手くいって楽しかったです。ホームセンターに5回は通ったかいがありました。
内容もスカッとバカバカしくまとめられて、これが書けたから今年は満足と思えた記事でした。
さいたま新都心について書いた記事。昔書いた臨海副都心、幕張新都心と合わせてバブル期の都市計画3部作のつもりで描きました。
今年の年始休みの2日間をつかい、埼玉をレンタサイクルで爆走したことがいい思い出です。寒かった。
モンゴルの宿を調べていて、東横イン・ウランバートルが出てきたところで記事的においしい展開だという意識はありました。ただ、記事のネタというのは必ずしも自分が意図したことばかりが発生するわけではなくて、この記事の中で自分でも一番驚いているのは最後に佐川のトラックが乱入してくるところです。
記事を書いていると、こういう「え、そんなことある!?」と自分でも信じられなくなるような出来事にたびたび出くわします。運がよかったというより、「書くネタを見つけなければ」という意気込み、もっとあけすけに言うと焦慮の視線で世界を見ているから、普段は見過ごしているような奇矯な事象に気づけているんだと思っています。
記事を書くことが日々の何気ない日常に精彩を与えてくれていることを実感する瞬間です。迫ってくる〆切を苦々しく感じることはあっても、それでもなんだかんだ言って続けている理由はその辺にある気がします。
林さん、ネルノダイスキさんと厚木を歩き回り、「人が意思を持って置いた石」を探した記事です。
正直「そんなのあるかな……?」と思っていたんですが、散歩しているとどんどん「石eye」が身についてザクザク見つかるんですよね。「捨てようと思って放置したのでは」と理由を勝手に推測するのも楽しくて、2025年夏の思い出になりました。
今年はオリローで降りたり、カラオケでドッキリにかかったり、身体性を発揮した一年でした。来年もこの調子でいきたいです。
記事自体も気に入っていますがとにかく撮影が楽しかったです。自分のポンコツぶりをさらすのって楽しいんだなと思いました。この世の立食パーティが苦手な皆さんを勇気づけられたんじゃないでしょうか。そうでもないでしょうか。
色々な人に褒めてもらえたのが嬉しかったです。胡椒餅の味を。
料理ってこれが楽しいんだ!と理解したので、今後食べた料理がおいしかった時はきちんとそれを表現しようとも思いました。
あと、冒頭の吉祥寺のお店に行ったよ〜という反響がもらえたのも嬉しかったですね。
一度買ってみたかったサーティーワンのでかアイスを、デイリーの企画を通して実現できた夢のような記事でした。
わたし自身の感想も、読者の方のコメントもポジティブなものばかりで、でかアイスは世界にラブとピースをもたらす現代の必須アイテムだと感じました。
これからもこんなポジティブな気持ちになれる記事をたくさん生み出していきたいです。
実は今年、「社会に表出する人間の意図」という個人的裏テーマで何本か記事を書いていたのですが、中でもうまくそれを表現できたのがこの記事です。
料理やお酒系の記事を書かせてもらうことが多いのですが、思い入れという意味ではダントツでこれです。購入からずっと頻繁に使用してますし、このコンポが再生してくれる音が自分にとっては最高。ノスタルジーを抜きにしても、買って本当に良かったです。
けっこう端折ってしまったのですが、この記事を書くためにXでアンケートを取ってたくさんの方から回答してもらい、それもすごく興味深い意見が沢山ありました。
あとみんなケンミンショーにちょっと怒ってて面白かったです。
この記事の公開後から、本当に友人たちが朝ごはんや昼ごはんを中心に誘ってくれことが増え、言ってみるもんだなと思いました。
来年はこういうダイナミックな記事を書いていきたいです。ダイナミックダイクマ。(ヤマダ電機が吸収合併したディスカウントストア)
言ってることもできた動画もずっと変で、とても満足しています。
ハブとかサケとか路上観察とか、常日頃ライフワークにしているものとは別に、ふとした気づきに異様な執着が生じて、その特殊な集中によって世界との間にズレを生み出した時、なんかいいアウトプットができたぞ、となる時があります。今年はこの記事がそうだったなあと思いました。
食べ歩いた店の数が多かったので、一店あたり外観とうどんの写真二点にコメントちょっとで構成しようと思ったのですが、書きだしたらあれもこれもと載せたくなって、なにやら長くなってしまいました。香川のうどん食べ歩きはとても楽しかったので、また2月に行ってきます。
この記事では1日お揃いの服で過ごして、それを振り返って1~2時間、今日感じた不安はなんだったかを語りました。
そこで出た意見を記事にいれたところ、奇行だけではなくその解釈もしっかり描けてちゃんとした記事になりました。この作り方はありですね。
以上、ライターの選ぶ自薦ベスト集でした!
総集編はこのあと12/31まで続きます。3日間も振り返ることある!?と思いますけど、1年間でざっくり800本以上記事ありますからね。まだまだ隠れた名作を掘り出していきたいと思います。
ぜひ大掃除の息抜きに読み始めて、そのまま読みふけってしまい時間を無駄にしてください。