編集部日記 2021年2月6日

超地元!案内 鳥取県 倉吉編 by 西村まさゆき

縁もゆかりもない土地でも、地元の人に案内されるとなぜか見たことがあるような気がしてきます。そんな錯覚を味わってもらうストリートビュー地元案内。

今日は鳥取県 倉吉編、案内は西村まさゆきさんです。

 

ライター西村まさゆきさんの地元 鳥取県倉吉駅周辺をストリートビューを利用して紹介してもらいます。

■水木しげると谷口ジロー、青山剛昌の3人がいるってだけでまんが博をやった

まず最初に地図をズームアウトして、倉吉の位置を確認します。

西村:ズームアウトして見る方がわかりやすいかな
林:米子市と鳥取市のあいだですね

西村:これが倉吉駅です
林:立派
西垣:いきなり多目的ホールがあるんですね
西村:あ、ほんとだ。こんな綺麗になったのは最近ですよ
林:古い写真みてみましょうか、ストリートビューさかのぼって
西垣:2012年には新しくなってましたね。
西垣:まんがなんとかって、建物がありますよ
西村:国際まんが博ってやってたんですよ
林:倉吉で?
西村:鳥取で。鳥取県って水木しげると谷口ジロー
林:孤独のグルメの人?
西村:そうです。あとは青山剛昌
林:コナン描いた人ですかね?
西村:3人がいるってだけでまんが博をやったんですよ

西垣:駅前に果物生えてなかったですか?
西村:ちょっとそれ何?あ、これ?
(果実を見つける)

林:なんだこれ
西村:梨ですよ
林:袋かぶってるんだ
西垣:梨ね
西村:梨ね袋かけるんですよ。ホント「梨」だけです。梨にすがって生きてるんで
西垣:そんなことはないですよねぇ
西村:梨とコナンだけですよ

(駅前をぐるっと見渡す)

■倉吉市民の心のよりどころ「パータン」

西村:「THE CIRCLE」は昔は東宝ストアだったんですけど、今は居酒屋が入ってますね

西村:そして、これが「パータン」ですね。パープルタウン、略してパータン。

林:「パータン」?
西垣:「パータン」?
西村:「パータン」わかんないかなー。倉吉市民の心のよりどころなんですよ
林:ちょっと今書いてありましたよ、テントに…。あ、おばちゃんが座ってるけど
西村:おばちゃん座ってるな
林:2人座ってるな

林:「パープルタウン」って書いてある
西村:「すべてのものがある」って感動しました

■模擬天守の田内城がなくなっている

西村:こっちの方へ行くと「田内城」があるんですよ
林:だんだん緑が濃くなってきましたね
西村:こっちの方そうなんですよ。あれ!?城がない!
林:昔の写真見ます?
西村:あれ!?ない!
林:どっか違う場所じゃないですか?
西村:いや、ここです。
林:そうかー
西村:城ができたって、当時めちゃくちゃ嬉しかったんですよ
西垣:城ができた?
林:後からできた城ってことですか?
西村:そうなんですよ。いわゆる模擬天守なんですね
西垣:はいはい
西村:城なんですけど、田内という地域の集会場として使われてました
林:ふーん
西村:田内城ができたって言って、小学生のころめちゃくちゃ嬉しくて朝六時くらいに家を出て、歩いて友達と城を見に行きました
西垣:好きだったんですね

■切手を集めていたので郵便局で記念切手を買っていた

西村:ここが郵便局です
林:立派な郵便局ですね
西垣:ここによく来ましたよ。切手集めてたので

20201106_doga3.jpg

西村:ここに買いにきてました
林:西村さんの趣味、この町ではぐくまれてますね
西村:ほんとそうですね。初日印とかあるんですよ
西垣:初日印?
西村:記念切手が出ると、出た日に特別に押してくれるスタンプがあるんですよ
林:へぇ~
西村:それを押してくれる局が少なくて。倉吉だとここしかなかったんですよ
林:それ小学生のころですか?
西村:そうです、小学生のころです
西垣:もう出来上がってますね
林:あ、ここにも城が
西村:パリ三城ですね。子どもの頃はこれを城だと認めませんでしたね
西垣:ハハハハハ

■観光スポットになると思ってなかった 白壁地区へ

西垣:ここらへんいいですね
西村:これが観光資源になるなんて1ミリも思ってなかったですよ
西垣:へぇ~

林:めちゃくちゃ観光客がいるじゃないですか
西村:こんな店、全部閉ってましたよ
林:わ!すごい。
西垣:すごい人いますよ
林:ストリートビューの車めっちゃ見てますね
西村:これが観光資源になると思わなかったですよ
西垣:もともとこれ、何の蔵だったんですか?
西村:倉吉市って商人の町で、味噌蔵とか酒蔵とかがあったんですよ
西垣:なるほど~
西村:で、この店がですね。僕らが中高生のときはファミコンの中古を売ってる店だったんですよ。
林:へぇ~
西村:ですけども、倉吉を出てから行ってみたらお土産屋さんになったました。
でも、おやじは同じでした。
西垣:へぇー。たくましい
林:観光客来たから変えよう!ってお土産屋にしたんですね

 

西村:昔の図書館です。1時間半くらいかけて歩いて通ってました
林:なんか、偉人のはなしみたいですね
西村:これが「打吹山」で、ふもとに打吹降園があって桜がうわってて、桜祭りをやるんです。倉吉市民はここに集まります

林:倉吉ってトイレ有名じゃなかったでしたっけ?
西村:そうなんです。トイレ有名で。牧田市長がいて、その人が綺麗なトイレを一杯作ろうって言って
西垣:ホホホホ
西村:ふるさと創生金を使って、めちゃくちゃ綺麗なトイレを作ったんですけど、それが今でも残ってますよ
西垣:へぇ~
西村:電話コーナーとかありますが、これ公衆とトイレなんです

林:「まちづくりセンター」ってフォントがこわい
西垣 ホラーですね

(小学校に移動)

西垣:この天女の絵、何か伝説でもあるんですか?

西村:説明させていただけますか?
林:ええ、ぜひ
西村:打吹山に天女伝説っていうのがあるんですよ
林:はい
西村:天女が舞い降りてきて、水浴びをしている間に羽衣を農夫が取っちゃう。
西垣:はいはい
西村:よくあるやつですね。仕方なく農夫と結婚して、子どもを2人授かるんです。
西垣:で、返さないってやつですか
西村:そう。でも羽衣が出てきて天に帰っちゃうのかな。だけど子どもたちは悲しいから、山の上に登って笛を吹いたり太鼓をたたいたりして、お母さんが帰ってくるよう願ったという伝説があるんです
林:それで「打吹山」っていうんですね

20201106_doga6.jpg

西村:これもトイレなんですよ
林:ピアノ?
西垣:え?
西村:そうなんです!これピアノなんです。上から見るとわかると思うんですけど
林:ほんとだ、ピアノだ。かわいい
西村:なんでここにピアノ?って思うと思うんですけど、昔ここに福祉会館っていうホールがあったんですよ
林:はい
西村:それで、たぶんピアノのかたちなんですよ
西垣:すごいな、やっぱ、知ってますね
西村:当たり前じゃないですか、住んでたんですから

■市役所へ質問しに行くこどもだった

西村:小学校4年くらいのときに「質問を考えて市役所へ聞きに行く」っていうのをやってたんですよ
林:え?個人的に?
西村:個人的にです。宿題とか関係なく、個人的にです
林:すげぇ子ども
西村:人口が何人くらいとか、質問を考えて担当部署に個人的に聞きに行くっていうブームがあって…市役所の人も教えてくれるですよ
林:宿題かなって思うんじゃないですか?
西村:ほんとに趣味で
林:今とやってること一緒じゃないですか
西垣:すごいな
西村:今と一緒ですね
西垣:何か質問ないかなーと思って考えるんですか?
西村:そうそう。どうやったら市役所で質問できるか、考えるんですよ
林:天職ですね。ライターね
西村:そうですよね。子どもの頃から、そういうことやりたかったんでしょうね

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実際の様子は動画「超地元!実家まわり観光案内【西村まさゆき・鳥取県 倉吉編】」で確認してください。

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