デイリーポータルZで紹介した買い物記事をまとめました。食に冒険したいとき、未知の便利グッズが知りたいとき、無性に買い物したいとき、このページに全部お任せください!
-
アヒルを飼える腕時計を買った アヒルを飼える腕時計を買ったので自慢します。腕でアヒルを飼うと「自分には守るべきものがある。」という強い気持ちが芽生える。これが親心というやつか…? ほり
(2023.10.02) -
奇妙な生き物みたいになるハンドスピナー にょろにょろした形のハンドスピナーっぽいものをネットでみつけた。間接がたくさんあっていろいろな形になるようだ。買ってみた。 べつやく れい
(2023.08.31) -
この音ってどのくらいうるさいんだろう? がわかるデバイス 集合住宅に住んでいると気になる、「この音ってどのくらいうるさいんだろう」がわかるデバイスがありました。 石川大樹
(2023.07.27) -
NOWとしか書いてない時計を2ヶ月使っている 文字盤にNOWとだけ書いてある時計を2ヶ月使っている。時計としての機能は一切ない。 林雄司
(2023.07.22) -
犬の光る首輪、犬自身はまぶしくないのか検証する 夜、光った首輪をしている犬を見かけることが増えた。犬たちはあれをつけてまぶしく感じていないだろうか。自分も光る首輪をつけて検証することにした。 小堺丸子
(2023.07.17) -
衝突するとユニコーンになるミニカー 衝突するとユニコーンになるミニカーを買った。一瞬のうちにユニコーンになるのだ。どうなっているのか、スローで撮ってみた。 べつやく れい
(2023.06.29) -
ドラゴンが球を吐き出し続ける装置が無意味なのにずっとやってしまう 編集部から送られてきたのは木製のキット。組み立てるとドラゴンのおもちゃになるようだ。めちゃくちゃ大変だったけど楽しいものができた。 ほり
(2023.06.28) -
万華鏡のように形がくるくる変わる、マジックフラワーバスケットの中毒性が高い 手でパタパタ動かすとどんどん形が変わっていく。意識して動かしても楽しいし、手が空いた時にもついつい無意識で触ってしまう。それがマジックフラワーバスケットである。 石川大樹
(2023.06.09) -
立体迷路を自分で作って遊べる「Intrism」から抜け出せなくなった アクリルキューブに入った立体迷路を自分で組み立てて遊べるキットがあるという。迷路の中をボールを転がして遊ぶ、あれだ。やるしかない。 りばすと
(2023.04.29) -
クマが太鼓をたたくあのやつ、作ってるメーカーに行ったら商品ぜんぶかわいくて泣けてきました クマが太鼓をたたくあの動くおもちゃの会社へインタビュー。昔から今まで聞きました。 爲房新太朗
(2023.04.28) -
物理的虚無、なにも書かれていない新聞 よのなかには、何も書かれていない新聞という商品ジャンルがあり結構売れているようだ。 古賀及子
(2023.04.25) -
今、ティラノサウルスが最高にカラフル 恐竜は化石しか残っていないので当時どんな色だったのかわかっていない。おかげでティラノサウルスがものすごいカラフルになっているのだ。 安藤昌教
(2023.04.14) -
ゼンマイ式でトランスフォームする中国のおもちゃがすごいので分解する 何の変哲もないゼンマイ式の車のおもちゃが、走り出すとなんと変形します。すごいので分解しました。 石川大樹
(2019.02.06)
書評
記事にはなっていないけどライターや編集部がおすすめの本・グッズなどを紹介しています。
敗戦直後のドイツの話です。ドイツは戦争に負けて連合国によって分割されるんですが、日本はどうして分割されなかったんですかね?(それって歴史で習いましたっけ?記憶にない)
そんな背景はさておき、さておかないな、物語上重要な要素ではあるんですが、そんな戦争に負けてボロボロになった国を舞台にひとつの殺人事件が起きます。何十万人も亡くなっている戦争よりも、身近なひとつの事件にこそリアリティを感じてしまうのは不思議な話だなと。
エピローグでぜんぶ明かされて物語的にはスッキリするんですが、今思えばエピローグを読まずにおいてもよかったなと。好みの問題ですが。
作家の深緑野分さんは神奈川の厚木出身ということで勝手に親近感をおぼえていました。いきものがかりと同級生だそうです。
(2023/12/17 安藤昌教)
よく言われるミステリー小説のジャンルに「本格」というのがあって、僕はこれに本格中華みたいなイメージを持っていたんです。クックドゥとか、本格で美味しいですよね。
シャーロックホームズとか金田一とかアガサクリスティとかに代表される、おもしろ推理小説を子どもの頃にずっと読んでいたので、ミステリーといえば謎解きの気持ちよさだとばかり思っていました。
ところが島田荘司のこの「奇想、天を動かす」で完全にひっくりかえりました。謎は解けば終わりというものではないんです。なるほど、本格ミステリー、たしかに本格だなと。
いいから読んでください。奇想、天を動かす、というよくわからんタイトルが最後の最後で完全に腑に落ちます。
(2023/12/17 安藤昌教)
イギリス留学中の夏目漱石がシャーロックホームズと一緒にミイラ事件を解決するという最高の話。本題のミイラ事件が解決した後の展開が最高にクールなので楽しみにしていてください。なるほどそう来たか!と最後の最後に鳥肌が立ちます。
島田荘司さんのミステリーはどれから読んでもはずれなく面白いので、見つけたら安心して買っていいと思います。僕はこのミイラの他に「奇想、天を動かす」という作品が好きです。
(2023/10/05 安藤昌教)
犯人らしきおっさんが冒頭から捕まっていて、ほぼ取調室でのやりとり中心に話が進みます。
取り調べにあたる刑事さんのクセが強すぎるのと、犯人のおっさんがとにかくキモいのとで、どちらを応援したらいいのか途中からわからなくなりました。
(2023/09/04 安藤昌教)
シャーロックホームズを書いたコナンドイルが亡くなったあと、その息子の作った財団がはじめて公式に認めた作品らしいです。なので正式にホームズ小説の新作として紹介されていました。
子どもの頃にバリバリ影響を受けて襟を立てて探偵ごっこなどしていた僕としては、シャーロックホームズといえばスカッと読める短編のイメージだったんですが、この本はキャラクターのイメージを保ちながらも、じっとりとした本格的なミステリーになっていました。わけあって今まで公表できていなかった事件である、という建付けもセクシーです。さすがアンソニーホロビッツ。
もうひとつ「モリアーティ」という話もあるので(モリアーティと聞いてぞくぞくした人は友だちです)あわせてどうぞ。
(2023/12/17 安藤昌教)