犬が、よりまぶしい存在へ
私にとって犬はアイドルで、いつだってまぶしい存在だった。
でも今回、本当の意味でまぶしい存在になっていて、さらにいとおしかった。
きっと犬も私を見て同じくまぶしく、さらにいとおしくなったことだろう。
犬と飼い主の愛が深まった瞬間である。
夜、光った首輪をしている犬を見かけることが増えた。
暗がりでも犬がいることがわかり、安全である。
ただ心配なのは、犬たちはあれをつけてまぶしく感じていないだろうか、ということだ。
愛犬家としては非常に気になる。
自分も光る首輪をつけて検証することにした。
検証すると書いたが、犬の光る首輪がかっこよくて羨ましいので自分もつけてみたい、という欲求が先である。
それに、どうせなら犬と飼い主の両方が光っていた方が危険にあう可能性がグッと低くなるだろう。
誰しも光っている人をなるべく避けたいからだ。
首輪はAmazonで購入。
単色に光るものだと1300円、レインボーだと1500円。
もちろんレインボーを選んだ。かっこいいから。
首周りの長さに応じてハサミでカットすれば、大型犬から小型犬にも、そして人間にも対応可能だ。
また、点灯モードが3種あり、スイッチで切り替えができる。
1回押すとブルーの光が早めに点滅、もう1回押すと少しゆっくりな点滅になり、もう1回押すとレインボーに点滅する。
しかもUSB充電ができるからずっと使えるし、防水のため雨の日でも対応可能だ。
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さっそく、愛犬のトイプードル(15歳)のゲンキに装着してみよう。
装着は非常に簡単なので、犬につけたあとすぐに自分もつけていた。
だが犬の首輪の長さを調整するために自分だけ装着している状態になると、ただの目立ちたがり屋のやべー人である。
早く犬にも装着せねば!
いま写真を見返すと、スイッチや接続部分が首の前側に来てしまったのが無念である。
しかしふたりして光っていて、とてもイケてるではないか。
そしてさらに写真を見返すと、私の顔が怖くなっていることに気づく。
そりゃそうだ、顔の下から光を当てているのだ。
懐中電灯を顔の下から当てて驚かせるアレと一緒の状態になってしまっている。
それは想定外だったけど、犬と一緒にレインボーに光れるのは嬉しい。
さて本題である「犬自身はまぶしく感じていないだろうか」についてである。
自分で首輪をつけてみた感想としては、自分の首輪はまったくまぶしく感じなかった。
それよりも、ゲンキを見ているとまぶしく光ってるな~!と感じる。
だからきっとゲンキも私を見て、丸ちゃんまぶしく光ってるな~!と感じているのだろう。
ただ、ゲンキは白内障でだいぶ弱視のため、夜散歩するとき私が光ってるくらいの方が認識しやすくてちょうど良さそうである。
とりあえず、犬たちは自分の光る首輪をまぶしく感じていなそうという結論に達した。
よかった、これで安心できた。
(よく考えたらまぶしかったら犬たちも嫌がるし、商品化されないだろう)
これから夜はゲンキと一緒に光りながら散歩しようと思う。
いつもは怖くて近寄れないような、公園の角っこにある暗黒の場所に立ってみた。
そんな闇の中でも、ゲンキと私は光っており安全だ。
そして今回、光る首輪を自分がつけてみたことで新たな発見があった。
それは自分が強くなった気がすることだ。
自分が光っていることでなんだか、これまでになく強い存在になった気がするのだ。
まるでマリオの無敵モードになったような、そんな感覚だ。
スターをゲットしたマリオが調子に乗っている(ように見える)気持ちが今ならわかる。
落とし穴に落ちないように、足元にも気をつけながら散歩したいとおもう。
私にとって犬はアイドルで、いつだってまぶしい存在だった。
でも今回、本当の意味でまぶしい存在になっていて、さらにいとおしかった。
きっと犬も私を見て同じくまぶしく、さらにいとおしくなったことだろう。
犬と飼い主の愛が深まった瞬間である。
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