デイリーポータルZで紹介した買い物記事をまとめました。食に冒険したいとき、未知の便利グッズが知りたいとき、無性に買い物したいとき、このページに全部お任せください!
-
マイ石が作れる粘土で石積みチャレンジ 乾くと石みたいになる粘土を手に入れた。これがあればバランス石積みがはかどるにちがいない。 きだてたく
(2023.12.25) -
文具マニアが日常的に使い倒してるはさみ ベスト3(選者:きだてたく) ライター陣にこだわりのベスト3を決めてもらうコーナー。文具マニアのきだてさんに、「日常的に使い倒してるはさみ」ベスト3を聞きました。 デイリーポータルZ
(2023.11.29) -
削らず芯を足さず16km書ける金属鉛筆「メタシル」 鉛筆のように削ったり、シャープペンのように芯を足したりしなくても目安で16km書き続けられる金属鉛筆「メタシル」とは。 パリッコ
(2023.09.06) -
電子工作ライターはどんな機材・工具を使っているのか~ENGINEERのニッパーは握りごこちが最高 電子工作記事を多数執筆する斎藤公輔さんに、使っている機材や工具を見せてもらいました。 デイリーポータルZ
(2023.08.12) -
高尾山ほど書ける蛍光ペンとかカップホルダーノートとか!夏の文房具フェス2023 文房具の夏フェスことISOT(国際文具紙製品展)。今年も見てきた最新文房具をレポートしたいと思います。 きだてたく
(2023.07.28) -
「何も知らないけど初心者向けセットを買いました」からはじめる電子工作 電子工作のこと、なんでずっと「よくわからない」ままなんだ。それは、自分がやったことがないからではないか。 デイリーポータルZ
(2023.05.23) -
高いドライバーは使いやすいのか 8本セットで6000円のドライバーはどれぐらい違うものなのか試してみたくなった。ただ、でかいから高い疑惑はある。 林雄司
(2023.04.27) -
KURE5-56だけじゃなくて2-26と6-66がある KURE5-56は有名だが、KURE2-26や6-66はあまり知られていない。そもそもこれらはどういうものなのか? つりばんど岡村
(2023.04.03) -
とにかくくっつけたい人におすすめのテープ・接着剤ベスト3(選者:べつやくれい) 工作の記事を多く手がけるべつやくさんに、日常生活でも役立つ接着アイテムのベスト3をききました。 デイリーポータルZ
(2023.01.22)
書評
記事にはなっていないけどライターや編集部がおすすめの本・グッズなどを紹介しています。
敗戦直後のドイツの話です。ドイツは戦争に負けて連合国によって分割されるんですが、日本はどうして分割されなかったんですかね?(それって歴史で習いましたっけ?記憶にない)
そんな背景はさておき、さておかないな、物語上重要な要素ではあるんですが、そんな戦争に負けてボロボロになった国を舞台にひとつの殺人事件が起きます。何十万人も亡くなっている戦争よりも、身近なひとつの事件にこそリアリティを感じてしまうのは不思議な話だなと。
エピローグでぜんぶ明かされて物語的にはスッキリするんですが、今思えばエピローグを読まずにおいてもよかったなと。好みの問題ですが。
作家の深緑野分さんは神奈川の厚木出身ということで勝手に親近感をおぼえていました。いきものがかりと同級生だそうです。
(2023/12/17 安藤昌教)
よく言われるミステリー小説のジャンルに「本格」というのがあって、僕はこれに本格中華みたいなイメージを持っていたんです。クックドゥとか、本格で美味しいですよね。
シャーロックホームズとか金田一とかアガサクリスティとかに代表される、おもしろ推理小説を子どもの頃にずっと読んでいたので、ミステリーといえば謎解きの気持ちよさだとばかり思っていました。
ところが島田荘司のこの「奇想、天を動かす」で完全にひっくりかえりました。謎は解けば終わりというものではないんです。なるほど、本格ミステリー、たしかに本格だなと。
いいから読んでください。奇想、天を動かす、というよくわからんタイトルが最後の最後で完全に腑に落ちます。
(2023/12/17 安藤昌教)
イギリス留学中の夏目漱石がシャーロックホームズと一緒にミイラ事件を解決するという最高の話。本題のミイラ事件が解決した後の展開が最高にクールなので楽しみにしていてください。なるほどそう来たか!と最後の最後に鳥肌が立ちます。
島田荘司さんのミステリーはどれから読んでもはずれなく面白いので、見つけたら安心して買っていいと思います。僕はこのミイラの他に「奇想、天を動かす」という作品が好きです。
(2023/10/05 安藤昌教)
犯人らしきおっさんが冒頭から捕まっていて、ほぼ取調室でのやりとり中心に話が進みます。
取り調べにあたる刑事さんのクセが強すぎるのと、犯人のおっさんがとにかくキモいのとで、どちらを応援したらいいのか途中からわからなくなりました。
(2023/09/04 安藤昌教)
シャーロックホームズを書いたコナンドイルが亡くなったあと、その息子の作った財団がはじめて公式に認めた作品らしいです。なので正式にホームズ小説の新作として紹介されていました。
子どもの頃にバリバリ影響を受けて襟を立てて探偵ごっこなどしていた僕としては、シャーロックホームズといえばスカッと読める短編のイメージだったんですが、この本はキャラクターのイメージを保ちながらも、じっとりとした本格的なミステリーになっていました。わけあって今まで公表できていなかった事件である、という建付けもセクシーです。さすがアンソニーホロビッツ。
もうひとつ「モリアーティ」という話もあるので(モリアーティと聞いてぞくぞくした人は友だちです)あわせてどうぞ。
(2023/12/17 安藤昌教)