特集 2024年12月30日

2024年のデイリーポータルZ名シーン

文章編 

デイリーポータルZといえば文章。引っかかるフレーズが集まりました。

「水量は確かに後半の尿くらいなのですが、涸れていないだけで感動ものだったのです。」

・「後半の尿」、この1年で最高のワードだと思います。 (爲房)
・後半の尿ってこれまで人に聞いたことないんだけど、こんなに共感が。

・この記事にしても、最近の器用な若者ライターは作る過程の大変なところを書かないですね(林)

「ネットで検索するとアジの干物のレシピはゴロゴロ出てくるが、シーリングファンを使ったレシピは1件も出てこない。」

・当たり前のことを書いている。(爲房)

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・予想以上に四角い(林) 

「橋田さんが『このみかんを食べなくちゃいけないの・・・?』とみかんの木にめちゃくちゃ失礼なことを言っていました。」

みかんと木、こんなにも穏当なモチーフでここまで気持ち悪くなれるのか…!と絶句したから。(ryopenguin)

「自ら行きたいと言ったにも関わらず、『行きたくない・・・』という偽らざる気持ちが湧いてきました。」

唐沢さんの記事はどれも好きなので迷ったのですが、自由律俳句のような声に出して読みたいタイトルの本記事を選びました。行きたくない心情を語るくだりがお気に入りです。(ウユニ塩子)

「物凄く真面目で尊敬できる部分と一切理解できない部分が同居しているので、まったく話が通じない相手よりも脳みそを使う。」

・ボケっぱなしの二人を客観的にも主観的にもよく捉えているなぁと思って(ぴかーど)

「僕は絶句した。これまで懐かしい、懐かしい、と散々繰り返してきたが、懐かしいと言っているうちは、まだ冷静さを保っている。本物の圧倒的な懐かしさの前には、声すら出ないのだと知った。」

・文字に出来ない感情が伝わってきました。他人の記憶をお裾分けしてもらうような記事で印象深いです(もろや)
・たまにこういうのがあるとふろとろ広いなあと思います。

「しかもこの胎盤、希望すれば持ち帰ることができるのだ。 家に持ち帰ってどうするかというと、感謝の気持ちとともに庭に埋めたり、健康のために食べたり、カプセルに加工して飲んだりと、ネットを見る限りいろいろな方法で活用されているようだ。」

・自分の体の一部だったものを食べる!というのがショックだったのと同時に、ちょっと食べてみたいかも・・・と思いました。(ミックスナッツランチ)

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「大御所俳優から「いいじゃないか!」と褒めていただいた……という伝説も残っています(笑)」

・「大御所俳優」が誰だか気になるし、純粋に「こんな商品があるんだ」という驚きから。(ぱたお)
・井上さんに確認したところ、取材時も「大御所俳優」としか聞いてないのでわからないそうです。(林)

「新百合ヶ丘駅は駅の近くに映画館があってよく行く。」

・私も新百合ヶ丘によく行くのですが、たまに江ノ島さんっぽい人を見かけるなとは思っていたけど、ご本人だった!?とビックリしたので。(夜桜)
・江ノ島くんの行動範囲が分かるね(林)

「NHKスペシャルの撮影風景がどんなかは知らないが、こうでないのはわかる。」

・根拠がないのに説得力があった(ふぐさん)

「最後の方は泣きながら見て、こんな風に、誰かが撮った映像とか音とか、そういうものが記録されて残るということの良さを改めて感じた。」

・スズキナオさんの投稿はいつも泣きそうな予感をはらみつつ読んでいるのですが、今回は動画を見て本当に号泣きてしまいました(タカサキ)
・スズキナオさんは飲んでるときとまじめなときの落差がすごい。

「システムを担当している石川さんから『どうも王がいるみたいです』との知らせを受けた。」

・タイトルとリード文を流し読みしてしまうと意味が分からないこのフレーズを採用したセンスがすごすぎると思いました。(じみ)
・書き出し小説みたい

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「僕は自分の意思で移動していない。コーンスープに乗れって言われて新宿線に乗ってるぞ。どうだ。」

・都営新宿線へ乗るたびに「もしかしてこの中にもコーンスープに乗れって言われてる人がいるのでは…?」とつい乗客を見回すようになりました。(庭氏)
・夢みたい。他人が出てこないせいかも。
・トルーの記事に登場する家も生活感がない。 片付きすぎていて机とテーブルしかない

「月間100万円ぐらいかかっていたんですが、いま6万6000円です。」

・デイリーポータルz当分続くなーと確信できた1文(d-watts)
・はげます会いちどやめてたんですが、屋根なくなったって聞いた瞬間に入りました
・屋根はいまもないです(林)

「やってきたのはコンビニ。」

「やってきたのは〇〇」という文を読むと、その文章自体は別に面白くないのですが、そこに小野法師丸さんが行ったのだ、これから何かどうでもいいことが始まって小野さんがどうでもいい適当な感慨にふけるのだ、と思えて、過去のすべての小野さんの記事が走馬灯のように頭をめぐり胸が熱くなりました。(二村ヒトシ)

「メニュー名そのままのものがやってきた。見た目通り、タレのかかった焼肉のいい匂いがする。それにしてもジョイフルの料理は友達の家の夕飯っぽさがあっていい。馴染みやすいというか。」

・ジョイフルに対する的確な表現に膝を打ちました。今年は週明けから窪田さんの楽しい記事が見られて楽しい気分で月曜を迎えられました。(つけもの)

「おもちゃの『元祖』だらけの会社」

電波法をおもちゃで変えてしまうなど、我々の知らないところで世界を変えるような出来事が起きていたんだと本当に楽しく読ませていただきました!全編面白い文章でしたが、「おもちゃの元祖だらけ」というタイトルが一番印象に残りました。(武井崇)


年間のよく読まれた記事は駅にて

今年のデイリーポータルZ名シーンでした。そして単純によく読まれた記事は新宿三丁目の地下街に貼ってあります。

新宿三丁目駅のB4出口(伊勢丹)付近です。
地図

よく読まれた記事はなんなのか、現地で確かめるか、誰かが写真をSNSにアップするのおお待ち下さい。

デイリーポータルZのおもしろさをネットの外でアピールしたいというのは表向きで、なんか面白そうだから!というのが理由です。

2025年も「なんかおもしろそう」ぐらいの理由で行動してまいります。

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