日の丸弁当のあの部分が好き
お弁当の梅干しをどけたあとの赤くなったご飯、みんな好きだろう。
市販されている弁当のカリカリ梅で顕著だが、白ご飯に梅干しの色素や味が移っていることがあるだろう。あれは塩分もほどよくていいものだ。
スーパーで弁当を買うとき、ご飯のうえの梅干しにお金を払っている感覚はあるが、梅で赤くなったご飯にその感覚はないので、なんだか儲かった気分にもなれる。
ハケでご飯を赤くする
梅干しを漬けたときに出る梅酢をハケでご飯に塗って赤くするのはどうだろうか。
それなら梅をたくさん使わなくていいし、持て余しがちな梅酢の使い道としてもちょうどいい。
赤いご飯を実食する
そういう次第で米を赤くした。
第一印象は、めでたい!!である。これと比べると赤飯は名前負けしすぎている。
真っ赤なご飯を見ていると興奮してきた。父方の先祖に闘牛がいるのかもしれない。
さっそく食べてみよう。
静かにうまい。誰かにシェアしたくなる類の派手さはないが、ずっと食べ進められる優しい味がする。具体的にいうと爽やかな梅の香りがする酢飯のような味である。
梅酢をまとったご飯はサラサラと食べられるので、食欲がないときにもちょうどいいかもしれない。殺菌作用とかで身体にもよさそうだし。
あっという間に完食した。
このあと、梅干しを食べたらびっくりした。
いつもより塩辛く感じるのだ!!!梅酢で間接的に梅干しを味わったあとに本体を食べると塩気にびっくりする。
そして、「一生梅干しか梅酢のどちらかしか食べられないなら?」と選択を迫られたら、僕は迷わず梅酢のほうを選択するだろう。でもそんな選択を迫ってくるやつはいないので、これからも僕は梅を食べるのだ。肉や魚も食べる。
自由だ!
ショート記事
1000文字以内の短い記事です。読みやすくて満足感があるよ。
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