推す飯 2021年6月15日

全体の45%がチョコレートのアイスとは 森永 板チョコアイス

「推す飯」とは、明るくてらいない気持ちでただ好きな飯を推す活動です。

第14回の今回はアイス編。

推し手はライター米田梅子、まいしろと、編集部から石川、古賀です。

こちらの記事ではライターまいしろさんが森永「板チョコアイス」を推します。

インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

前の記事:このテレビを見ています~2021.6

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登場人物

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米田梅子
ギミックの効いた企画と経験による写真の腕、そこへ突拍子のないことを言い出すトリックスター的要素を持つ。甘いものに詳しく頼られている。
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まいしろ
2020年のライター新人賞において圧倒的作品をもってインタビュー部門最優秀賞を奪取。テクニカルでクレバーな筆致と確かな情報収集力でライター陣の尊敬を集める。
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石川大樹
アイスと電子工作と民族音楽を愛する編集部員。クラシックギターに夢中。グッピーも大好き。
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古賀及子
編集部員で当企画の仕切り役。せっかちで早食いだが少食。

いつからか、これだけをずっと食べてます

古賀:
これっていつからか完全な定番として売られるようになりましたよね。

石川:
いつからかわからない、気づいたら世の中にありましたね。

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既視感すごくないですか

まいしろ:
細かいこと全然覚えてないんですけど、セブンか何かで初めて買ってそれ以来これがあったら毎回これを買うだけの人になりました。

古賀:
え、これを買うだけ! 凝り性なんだ。

まいしろ:
むかしは今ほど売ってなくて、皆のまえで食べてると「なにそれ?」みたいなリアクションでした。
4回ぐらい「おいしいから! 食べて!」ってやってるんでいまの人気に貢献してると思います。

古賀:
これ、食品産業新聞者の2020年4月のニュース記事なんですが、

>森永製菓は、25年間にわたり秋冬限定で販売していた「板チョコアイス」を、2020年春から通年販売に踏み切る。

だって!

まいしろ:
秋冬限定だったんだ……。

米田:
そんなに昔からある…?

石川:
定番化は最近なんだ。

古賀:
3人、コンビニで流れる専門学校のCMみたいになってるな。

石川:
各自驚くポイントが違う。

まいしろ:
わりとインディーズ時代から板チョコアイスを追いかけ続けてる側なので…いまの人気は嬉しいものがあります。

古賀:
ライブハウスから武道館送ったみたいな感じだ。

まいしろ:
コンビニでアイス買うときピンポイントでこれ探してます。なかったらやむを得ずパルムを食べます。

米田:
すごい ガチファン。

石川:
アイス=「板チョコアイス」なんだ。

チョコの少ないアイスは「準アイス」

古賀:
実はわたし食べるのはじめてです

まいしろ:
!!!!!

古賀:
まいしろさんはアイスを選ぶときに、「チョコが食べたい」という基準で選んでるんですね。

まいしろ:
そうですね アイス=チョコ×バニラみたいな感じです。それ以外は準アイスだと思ってます。

米田:
準。

石川:
一つ劣るんだ。

古賀:
板チョコアイスの良さって、チョコの量ですか?

まいしろ:
そうです!!!!

石川:
一般的に、ラクトアイスとアイスミルクとアイスクリームと、みたいな乳脂肪分ベースでのランク付けあるじゃないですか。そうじゃなくて、チョコが多いかどうかなんだ。

まいしろ:
この世のアイスは板チョコアイスかそれ以外かです。

米田:
まいしろさん、買い出しのターンのとき他のアイスのこと「こんな機会でもないと食べない」みたいなことをおっしゃってたんですよ。今、意味がわかりました。

まいしろ:
そうなんですよね。世の中のアイスかなり食べそこねてます。

米田:
他のアイス食べないのか…。

石川:
そんなストイックな人はじめて見た。

これはアイスじゃなくてチョコなのでは?

古賀:
私、まいしろさんと全く逆の発想をしてました。これはチョコなのでは? と思ってたんですよ。

石川:
アイスじゃなくて?

古賀:
そう。アイスのケースで売ってるけど、チョコじゃんね? っていう。

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チョコも良いチョコを使っているっぽい

まいしろ:
体感的にはチョコです! チョコ×バニラのアイスを小さい頃からずっと食べてるんですけど、一番チョコの量多いと思います。

古賀:
あ、なるほど、それが良いのか!

米田:
すごいチョコ欲満たされますよねこれ。

古賀:
>「板チョコアイス」は製品全体の約45%がチョコレートで、形状・見た目も板チョコにそっくり
さっきのニュース記事にありました。45%て!

米田:
ほぼチョコ。

石川:
板チョコをこんなにつかんでボリボリ食べないじゃないですか。アイスが55%を占めたことによって赦される感じがあるのかな。

まいしろ:
すみません、板チョコもボリボリ食べるので私がただの板チョコ好きな説出てきました…。自分がこのアイス好きな理由がだいぶ解明されました。

米田:
冷静な自己分析。

石川:
冷静な豪傑登場。

罪悪感は乗り越えていけ

古賀:
どうやら最近になってかつてよりもぐっと売れてるみたいですね。2020年は前年比1.5倍だって。板チョコをぼりぼり食べたいニーズが増えている。

まいしろ:
食べるとおいしいですからね!

古賀:
そしたらちょっと一旦食べてみましょうか。開けるぞ開けるぞ。

まいしろ:
いえーい!

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開けるとこうで

 

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こう。板チョコそのものじゃんね?!

石川:
これどのタイミングがいいんですか? 冷凍庫出したて?

まいしろ:
わりとすぐの方がいいと思います。唯一の難点は溶けると大変なことになるところです。

古賀:
ゆっくり食べたい方へのアドバイスも書いてある。

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箱に入れたまま食べよう

古賀:
あっ! これはチョコだ~~~! 思った3倍チョコでした!!!

まいしろ:
やっぱり毎回おいしい

古賀:
やばい、板チョコ1枚食べられるかななどと思ってましたが、55%のアイスの力でぜんぜんいける……!

石川:
一口目めっちゃチョコですね……………いや2口目も3口目もチョコだな。

米田:
アイスにチョコ、というかチョコにアイス。

古賀:
パンにジャムを塗っているのではなく、ジャムにパンを塗っているような感覚ですよね。

米田:
罪悪感…。

まいしろ:
乗り越えてきましょう!

石川:
チョコレートを食べること自体にちょっとした罪悪感というか、背徳感みたいなのありますよね。アイスを入れることによってそれをすごい軽減してませんか。

古賀:
うん。食品メーカーの仕事って、食べる罪悪感をいかに感じさせないかではないか? というのはちょっと考えてました。

石川:
この罪悪感の軽減、なんか悪気なく物を盗んでしまうみたいな…すごい盗んでいい気にさせる見せみたいな…。

古賀:
罪悪感を乗り越える事自体への罪悪感をおぼえてるねそれ。

まいしろ:
なるほど……。自分が感じたことがない感想がいっぱい出てきて新鮮です。私ずっと、むしろこれアイスいるのかな? って思ってました。

唯一の正解は「勢いよく一気に食べる」

米田:
板チョコアイスのプロに聞きたいんですが、後半溶けてくるじゃないですか。どう食べるのが正解ですか? 中身を吸う?

石川:
ちょっと溶けが異常ですよね。

まいしろ:
それの問いはまじであります。唯一の正解は「勢いよく一気に食べる」です。

古賀:
かっこいい。立ち食いそばみたいな世界観なんだ。

石川:
早く盗めとせかしてくる店だ。

まいしろ:
スピード勝負のアイスです。

米田:
ストイック…。

石川:
もう板チョコ食べろよっていう気になってきましたね。これを板チョコにはさんで食べるのどうですかね。

古賀:
誰もが言うのを我慢していたことを。

まいしろ:
なるほど!

古賀:
「なるほど!」なんだ!?

米田:
大罪ですね。

石川:
前にモナカを開いて板チョコ一枚足したらすごい良くて。あれはドライフルーツとかもいれてたんですけど。もっと欲しいものは足せばいいんだなと思って。これも板チョコにはさむといいと思います。

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モナカアイスに好きなものを挟んでよいことにする」より

まいしろ:
なんて有意義なアドバイスなんだ…。完全に森永に提供されたありのままの姿を楽しんでました…。

古賀:
なんか「好きに生きよう」みたいな自己啓発的なところに集約した。
でもこれ、森永がいったん「いいんやで……」と教えてくれた感じはありますよね。45%チョコでも、いいんやで。

米田:
森永「ゆるします」。

石川:
そうですね、板チョコアイスがなかったらそもそもチョコにアイスを挟むという発想がなかったので。赦しだ。

まいしろ:
森永やさしい。

アイスのチョコは昔チョコ味じゃなかった

古賀:
あと、実はこれめちゃくちゃ研究開発してそう、アイスのチョコってむかし味しなくなかったですか? 冷たいとチョコの味感じにくいというか。

まいしろ:
すごいわかります。パリパリしてるだけみたいな。

米田:
わかる……お湯と一緒に食べて必死で味を感じてた。

石川:
あー、あー。確かに、これはすごいチョコの味する。言われてみればそうだ。

古賀:
アイスなのにガチでチョコの味しかしないの、ちょっと感動ですよね。

まいしろ:
これが25年前からあったとは…。

古賀:
神(森永)よ……。

石川:
神永。

米田:
森永神。

古賀:
森永を神と呼ぶための工夫はじまっちゃったな。
 

登場人物

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米田梅子
ギミックの効いた企画と経験による写真の腕、そこへ突拍子のないことを言い出すトリックスター的要素を持つ。甘いものに詳しく頼られている。
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まいしろ
2020年のライター新人賞において圧倒的作品をもってインタビュー部門最優秀賞を奪取。テクニカルでクレバーな筆致と確かな情報収集力でライター陣の尊敬を集める。
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石川大樹
アイスと電子工作と民族音楽を愛する編集部員。クラシックギターに夢中。グッピーも大好き。
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古賀及子
編集部員で当企画の仕切り役。せっかちで早食いだが少食。
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