【第1位】
丸章工業「シルキー ネバノン」
――見た目がまずかっこいいですね。
きだて:紙を切る専用はさみとして、個人的にもうこれ以上ないな、というぐらい愛用してる1丁です。とにかく切れ味がエグい。
ベーシックなサイズのは定価3,000円ちょいで買えるんですが、いっぺん使うと「あ、これめちゃ安いな」と感じるレベルです。
――いや、結構いい値段じゃないですか!?
きだて:使えば一発でわかりますよ。普通のはさみでコピー用紙を切ったときって、「ジャッ」って感じのビビリ音というか、濁った音がするじゃないですか。対して「シルキー ネバノン」だと「シューッ」って小さく軽い音なんですよ。切れ味が良すぎて、切ったときに紙があまり振動しないという。
あと、刃が非粘着コートされてて、ガムテープとか切ったときにベタベタの粘着材が刃に付かないのもいいです。
きだて:工作するとき、まず型紙を作って切ることがあるんですけど、そういう場合も切れるはさみを使うとめちゃくちゃラク。ただただラク。
例えば直線を切るとき、刃をチョキチョキさせずに固定してスーッと押し切っていくテクがあるじゃないですか。このクラスのハサミだと、カーブも刃を動かさずにいけちゃう。大きいところはスーッで細かいところをチョキチョキすると、繊細な切り抜きもやりやすいんですよね。
いま、普通に使ってるはさみが自宅に15丁ぐらいあるんすけど、それだけはさみに凝るようになったのって、この「シルキーネバノン」の切れ味の良さにハマったのがきっかけのひとつで。なので、これはみんなに試してみてほしいやつです。
――3,000円、安い気がしてきた……。
――はさみ15丁、ふだんから普通に使ってるっていうの衝撃でした。
きだて:多いわ!みたいに思われるかもだけど、この辺りはもう趣味の世界なのでしょうがないというか。
そもそも普通のご家庭では、そんなにはさみを使う機会もないですしね。なので無理にはおすすめしないんですけども、でも、ちょっとした贅沢として、いいはさみを買うのは意外とありだと思うんですよ。
実際に使ってみたら、安いはさみとの違いはハッキリ分かりますし。「ええもん買うた」感は充分感じられるはずなんで、ぜひぜひ。
――「ちょっとした贅沢」。そういう視点ではさみを見たことなかったですが、いいかもと思えてきました。実用性もあるし。どうもありがとうございました。
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