玉置さんが選ぶ「家庭菜園で育てて楽しかった野菜」ベスト3
――自給自足系でいろんな記事を書かれている玉置さんですが、家庭菜園の記事もたくさんありますね。
玉置:母親が知り合いから土地を借りてやっている家庭菜園を、適当に間借りしています。あとベランダでプランター菜園も少々。畑に比べると収量は少ないですが、成長観察はしやすいです。
――どんなものを育ててますか?
玉置:ジャガイモ、タマネギ、トマト、ネギなどの必須野菜は母に任せて、私は興味本位でその時に育ててみたいもの、スーパーでは売っていないものを適当に植えさせてもらっています。
詳しくは2020年に発売された「育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。実はよく知らない植物を育てる・採る・食べる」という本を読んで欲しいのですが、もう出版社にも在庫がないみたいです。残念!
――残念!では代わりにこのランキングで詳しく知ってもらいましょう。まず3位からお願いします。
【第3位】
空心菜(エンツァイ)
――あー空心菜!
玉置:はい。東南アジア系の料理店でよく使われる空心菜。種はエンツァイという名前でも売られています。ニンニクとナンプラーとかで炒めるとおいしいですよね。
――育てられるんですね!考えたこともなかったです。
玉置:育てられます。一度成長してしまえば、先端部分を摘んでもまたすぐに伸びてくるので、長い期間楽しめるのがポイントです。夢の空心菜サブスク生活です。
――難しくはないですか?
玉置:イモキバガという害虫がつきやすいのが難点ですね。気が付くと葉っぱが二つ折りになっています。
――では続いて第2位お願いします!
【第2位】
ビーツ
――赤いやつでしたっけ?
玉置:真っ赤なカブみたいな野菜で、ボルシチが有名ですかね。私はボルシチよりも南インド料理に使います。
玉置:とにかく断面が想像以上に赤くておもしろいです。ヴィジュアル系の野菜ですね。
――味の方は?
玉置:味はとても土臭いので、好き嫌いが分かれると思います。日本の野菜にはない強烈な風味ですね。外国の味。
――玉置さんはどうやって食べてますか?
玉置:パチャディというヨーグルトとマスタードシードを使った南インド風煮物みたいな料理に使います。一食あたり大さじ3杯くらいで十分なインパクトがあるので、年間消費量は3個くらいです。
玉置:だから確実に余るのですが、買うとちょっと高いので料理好きの友達にあげると喜ばれます。なのでビーツは貿易用野菜と呼べるでしょう。
――貿易用。そういう発想なかったな。では続いて第1位お願いします!