松本さんが選ぶ「一見、何に使うのかわからない登山グッズ」ベスト3
こんにちは、松本です。登山の道具が好きです。登山は重力との戦いなので、なんでも小型軽量、一つのものが多用途に使えたりしてかっこいい。
なのでついつい買ってしまいます。そんなわけで大量の山道具があるわけですが、中でもちょっと見た目から用途が分かりにくいものを紹介したいと思います。
それではクイズ形式で、一見何に使うのかわからない登山グッズランキング!
【第1問】(わからなさ3位)
最初は簡単なものからいきましょう。この円筒形の道具はなにに使う道具でしょうか?
ヒント①
上部は蓋になっていて、パカッと開きます。真ん中には穴が開いています。
ヒント②
下部にペットボトルと互換性があるねじ込みがあって、ペットボトルを装着することが出来ます。もう分かりますね。
こたえ
携帯浄水器、SUPER DELIOS(スーパー デリオス)
携帯できる小型の浄水器で、これがあれば川の水でも池の水でも飲むことが出来ます。化学物質が溶け込んでいる水は無理ですが。普通の登山では、飲み水は持っていくので使うことはありませんが、荷物を減らしたいときや、長い期間歩く時はこれを持っておくと安心です。普通なら飲めない(または飲みたくない)ような水が全て飲み水になります。
【第2問】(わからなさ2位)
ヒント①
必ずカラビナといっしょに使います。登山の道具というか、クライミングの道具です。
ヒント②
ロープもいっしょに使います。
こたえ
ルベルソ
ルベルソは商品名で、確保器とかビレイ器、ATC(これも商品名だけど)などと呼ばれています。ビレイは確保みたいな意味です。
用途は様々ですが、主にロープを着けて登る人のロープを安全に操作するために使います。
基本的なセットは下の写真の通りで、確保器を通したロープの下側を手で抑えておくと上に出ていかなくなります。
確保器が無ければ握力全開でも抑えきれない荷重を、軽く持っているだけで支えられる優れものです。
懸垂下降と言って、崖をロープで降りるときも使います。懸垂下降をするとロープとの摩擦で、確保器が非常に熱くなります。
写真は、崖を降りてるところです。
他にも用途がいくつかありますが、ややこしくなるので割愛します。実際に使う際は経験者からよく習ってください。我流でやると死にます。
次のページは3問目、いよいよ第1位です!