来月の総集編をお楽しみに!
10月度のランキングときだてさんインタビュー記事は先週公開されました。
・10月のベスト5~マッケンチーズを食べる・地味ハロウィン2020
・マッケンチーズはチーズの酸味を呼び覚ます~きだてさんインタビュー
来月の上旬に11月のランキングが発表されます。どの記事が1位になるか予想しながら毎日読んでくださいね。
それではまた来月に!
月に1度、総集編として、先月人気だったライターへのインタビューと、人気記事のランキングをお送りしております。
この記事では、爲房さんにインタビュー。
10月は「激落ちくんをタイヤにしたミニ四駆で汚れは落とせるか 」が大好評でした。
インタビュアーは編集部・橋田です。
橋田:今日は10月の敢闘賞に選ばせていただいた「激落ちくんをタイヤにしたミニ四駆で汚れは落とせるか」について、話を聞かせてください。
爲房:はいー!敢闘賞ありがとうございますたぶんこの受賞形式が始まってから初めていただいたかもです
橋田:そうなんですよね。意外でした。
爲房:ミニ四駆パワーですね
橋田:まずですね。下記のようなネタ案をいただきました。
〇ネタ案
ミニ四駆の四方をクイックルワイパーで囲むとめちゃくちゃ速い掃除ロボット(ただし直進しか出来ない)が出来そうです。
また、激落ちくんのようなメラミンスポンジをミニ四駆のスポンジタイヤとして履かせることで、水回りの掃除が超高速に出来るルンバも出来るのでは…!?と思っています。
橋田:なんで高速掃除ロボットを作りたいのかなーと思ってました。
スピードの遅さが不満だったこときっかけが発端だったんですね。記事の導入部分を読んでなるほどと思いました。
爲房:いいモデルのルンバは効率よく掃除ルートを決めてさっさか動いてくれるんですが、うちにあるルンバは安いやつなのでゆっくり同じところを何回も行ったり来たりするんですよね。
橋田:私はお掃除ロボットを持ってないので、そういう不満があるんだ~と、感心しました。
爲房:それはそれでかわいいんですけど、もっと高速にビュンビュン動いてくれたら早く終わるのになーと。
橋田:確かに、高速で動いてくれたら効率的ですよね。危険が伴いそうですが、そういうこと言っちゃダメですよね。
爲房:スピードを求めたら危険は付いてきちゃいますしね。
今回のネタで言うと、「激落ちくんをミニ四駆のタイヤにする」というのがずっと寝かせてあったんですよね。なので、とうとう実現出来たな、という気持ちです。
橋田:そうだったんですね!それは誰かがやらないうちに公開したかったでしょう。誰かがやる前に実現して良かったです。
激落ちくん1つにせずに、クイックルワイパーをつけたのは、理由がありますか?2つで丁度良かった気もします。
爲房:悩んだんですけど、ルンバって基本的に掃除機の代わりじゃないですか。激落ちくんは磨き掃除なので、ちょっとルンバの代わりにするには変わり種かなーと。
橋田:みんなの心に寄り添ったんですね。結果良かったと思います。このGIF画像を見た時、絶対Twitterに上げようってすぐきめました。気持ちいいですよね。
爲房:GIFの勢いは良かったですね!家で1人で笑ってました
爲房:気持ちよさがすごいですよね
橋田:話がちょっと戻りますが、ミニ四駆は、子どもの頃から遊んでいたんですね。
このくだりいる?と、知らなかった私は思いましたが、爲房さんが予想以上に興奮しているがわかったので、掲載させていただきました。↓
テレビのリモコンのフタのように、スライドしたら電池が替えられるようになっていた。当時はボディを外さないと電池が交換出来なくて面倒だったのだ。年月はミニ四駆の電池交換すらも進化させていた。
これは今回の記事の本筋には全く関係ないのだが、僕と同年代でミニ四駆からすっかり離れている人には衝撃的だと思うので紹介せずにはいられなかった。みんな、進化したARシャーシを買おう。
爲房:そうなんですよ〜!僕が小学生のときってミニ四駆のブーム真っ只中で。
橋田:この仕様変更が画期的な変革だったんですね。
爲房:これすごかったですね。今まではボディを外して、中の電池もシンプルにプラスチックの部品で留まってるだけだったので。「製品の電池の入り方じゃねぇか!」となりましたね
橋田:長かったので、興奮がめちゃくちゃ伝わってきました。10年くらいの間に進化したんですね。きっと、同じ年代で遊んでた人は驚いたんでしょうね。大人になった今、使ってる人は少ないでしょうから。現状を知らない同年代の人に、進化したことを伝えたかった。
爲房:声を大にして言いたいですね…。「電池、裏側から替えられるようになったぞ!」って。
橋田:大きいボードに書いてプラカードみたいにして歩きましょう。
爲房:国会前で言いましょう
橋田:細かい描写が良かったんですよね。
橋田:撮影中の苦労が見られて、この写真いいですね
爲房:足がピンピンに張りました
橋田:ですね…、張ってますね。こういう写真載せなくてもいいじゃないですか。それを敢えて載せるところがいいですね。
爲房:これ書いた後に、石川さんから「ヘボコンみたいに糸を付けて引っ張って戻すという手がありますよ」とアドバイスをもらいました。確かにヘボコンでめっちゃ見た!となりました
橋田:あ、ヘボコンマスターからアドバイスがありましたか。
糸をつけろと。さすがマスターですね。
爲房:経験値が違いましたね、
橋田:いや、糸さえつけないところも良いと思いますよ。(フォローになってるのかな…)
爲房:テレビ台の下にルンバが潜り込んでくれるのは便利なんですが、ミニ四駆でやってみると当然戻ってこないので「ルンバは便利だな」と我に返りました。我に返ってのこの写真でした。
橋田:速く掃除させて便利を求めたはずだったのに、「ルンバ便利だな」になったんですね。でも、ほら、やってみないとわからなかったことですから。結果的に良かったです。
爲房:意外とホコリも取れましたしオーライですね!
橋田:ですね!
橋田:さて、激落ちくんパートについてですが
橋田:↑これで消えたと言ってる爲房さんのハートが強いと思います。
爲房:消えましたよ!もう、すごい消えました
橋田:めっちゃ手で動かしてますけど、消えましたね。
>>これは成功と言ってもいいだろう。
爲房:○○と言ってもいいだろう、と書いてるときは大体ギリギリだな…と思いながら書いています。
橋田:さきほど、ネタを温めていたとおっしゃっていましたが、実際やってみていかがだったでしょうか…。もっと落ちるかな…という感じだったでしょうか…
爲房:本当はもっと激落ちになるはずだったのですが…。
橋田:ですよね…。ですが、強い気持ちで記事にしていただたいんですよね。大事ですよね。
爲房:洗面台に書いた油性マジックが落ちなかったときはどうしようかと思いました
橋田:でも、なんていうんだろう…。不安な気持ち?気まずい気持ち?が全然感じられないくらい、サラっと書いていて、清々しかったです。
橋田:↑完全に落ちてないですよね。細かい描写が笑えました。
爲房:笑ってもらえてよかったです!笑ってしまうほど落ちませんでしたが。
橋田:5分間磨き続けたとか、具体的な数字が入っていて、リアリティが増しましたね。
爲房:ずっと動画を回しながらやっていたんですけど、僕が洗面台を磨き続ける場面が収められました。
橋田:ほんと、賃貸物件でやっちゃダメなやつでしたね。動画あったんですね!今度見せてください。
爲房:めちゃめちゃ無言で磨いていますよ!
橋田:必死!というか、マジやばいってやつでしたね。お察しします。
爲房さんにインタビューが意外にはじめてだったので、話をしてもいいでしょうか。
・爲房さん記事一覧
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橋田:工作ネタたくさんありますよね。これ以外にもありますが…
爲房:そうですね!大体2回に1回は工作系でしょうか。
橋田:いつもどのくらい制作期間かかりますか?例えば今回はどのくらいでしたか
爲房:今回はかなり短かったですね。たぶん2日くらい?
橋田:記事によって全然違いますかね。
爲房:いつもだと大体どうやって作るかを考えるところから、実際に作って撮影するまでで2週間くらいですかね…?
橋田:実際にやるまでの方が長いんですね。たまに爲房さんのTwitterをみて、編集部で爲房さん大丈夫ですかね…。みたいな話をします。
爲房:手が遅いので、2週間ずっとかかりきりというわけではないのですが。大体ブラブラして追い詰められてやる感じで。
橋田:ネタ案をもらって、やっていただいている間は連絡取らないじゃないですか。その間にTwitterで「いいものできた!」とか、進捗がTwitterに上がってると「やったー」って思います。逆だと不安になりますが、連絡ないってことはどうにかなってるかな…と。
爲房:確かに。逆にネタが思いつかない!ってツイートすると瞬時に林さんがいいねしてますね。
橋田:まさかの編集長「いいね」
爲房:すみません経過報告せず…!
橋田:一番時間がかかった記事はどれでしょうか?覚えていますか??
爲房:一番かー。なんでしょうね…。チョコボールを仕分けするやつですかね。あれが一番大変だったかもです。
橋田:これはすごかった!プログラムと、あと実際の工作部分両方ですものね
爲房:そうなんですよー。チョコボールを見分けるプログラムが出来た段階で結構満足してしまったんですが、仕分けもしないと!というのに気づき。
橋田:プログラム完成したあとの、工作部分もなかなかの大変そうな仕組みでしたよね。ビンゴマシーンを作った人もまさかこんな使われ方すると思わなかったでしょうね。
爲房:ビンゴマシーン、ほんとうにちょうどぴったりでした
橋田:いいもの見つけましたね
爲房:近所にメガドンキがあるので、そういうのを調達するのに事欠かないんですよね。
橋田:これがなかったら、こういう仕組みつくるのめちゃくちゃ大変でしたよね。メガドンキ近くにあるの最高ですね。確かに、メガドンキ歩きまわって探せば、なにかしらのヒントが出そう。
爲房:でかいドンキ、でかいホームセンター、でかいダイソーとあるので郊外パワーを存分に活かしてます
橋田:おー。無敵だ。都区内だったら無理ですよね。
爲房:電子部品を買うのは難儀しますが、工作だけならだいぶ助かっています。
橋田:最後にもう1つだけ質問させてください。
一番気に入ってる記事はどれでしょう。私が気に入ってる記事は、「ガスター10の文字が飛び出す服を作る」です。16周年特別企画のときに持ってきてくれたのに、試さなかったのをものすごく後悔しています。
爲房:お、なるほど…!
橋田:爲房さんご本人のイチオシは、やっぱり黒ひげでしょうか。
爲房:やっぱり黒ひげですかねー。すごくうまく出来たのもあるし、動きも面白いですし。
橋田:名作ですよね。たまに今でもツイートさせてもらって、いまだにビューいいですよ。
爲房:お、良かったです!「面白い動きを作る」というのが結構好きなので、そこがうまく出来たやつは気に入っています。
「猛反発まくら」とか「ARで屏風から虎を出す」とかも好きですね。
橋田:「面白い動き」ですね。確かにアニメGIF多いですね。「猛反発まくら」は迫力があってちょっと怖かったけど、良かったですよね。「ARで屏風から虎を出す」も、ネタ聞いたときに全員「ハッ!すごい」ってなってましたよね。
爲房:いいネタのときはタイトルを付けるのに困らないですね。
橋田:なるほど!タイトル、悩むときは悩んじゃいますよね…かっこよく言い切れると自信がある。
爲房:ふわっとしてるタイトルのときはお察しください!
橋田:確かに人気記事のタイトルはスパッと短いですね
橋田:今後みなさんに楽しみにしてもらいましょう。工作ネタの割合が多い爲房さんですが、次回は工作ネタじゃないんですよね。楽しみにしています!
爲房:着地が見えていないので、むにゃむにゃと長いタイトルかもしれません!
橋田:むにゃむにゃも楽しみにしています!
爲房:ご期待ください!
10月度のランキングときだてさんインタビュー記事は先週公開されました。
・10月のベスト5~マッケンチーズを食べる・地味ハロウィン2020
・マッケンチーズはチーズの酸味を呼び覚ます~きだてさんインタビュー
来月の上旬に11月のランキングが発表されます。どの記事が1位になるか予想しながら毎日読んでくださいね。
それではまた来月に!
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