特集 2023年7月28日

出張先で走ってよかったジョギングコース ベスト3(選者:安藤昌教)

 

【第1位】

高知市内から桂浜まで(深夜)

安藤:高知市内から風光明媚な桂浜まで、往復30キロくらいの市街地コースです。

――ハーフマラソンをはるかに超えてきましたね。

安藤:仕事のある日の朝走るにはちょっと長いですね。この日は夜まで仕事で、翌朝の午前中の飛行機に乗って帰る必要があったので23時ごろから走り始めました。

――「午前中の飛行機に乗って帰る必要があったので」から「23時ごろから走り始めました」のつながりが破綻してませんか。

小堺さんの記事ですが「高知には涙が止まらなくなるほど美しい川がある~地元の人頼りの旅in高知~」より。「小堺さんは同じコースを昼間に自転車で行っていました。正解だと思います。」(安藤)
「桂浜に着いた小堺さん。僕は夜中に着いたので何も見えませんでした。」(安藤)

安藤:特に行先を決めずに高知駅の近くのホテルから「とさでん」の路線に沿って走っていたところ調子が出てきてしまい、結局そのまま南下して桂浜海岸まで走りました。大きな高低差もなく、途中にコンビニもあるので補給がしやすいです。

――興が乗っちゃったんですね。それで30km。安易に読者にお勧めしないでほしい。

いったん広告です

走る速度が脳の処理速度と合っている

――これはまだごく一部?

安藤:そうですね。他にも沖縄の石垣島、愛知の名城公園、長野の善光寺周辺、青森のフェリーターミナルなどなど。出張先で走ったコースはどれも景色をすごくよく覚えています。車で移動すると景色って忘れちゃうじゃないですか。走る速度が脳の処理速度と合っているのかもしれません。

――うーん、すごく楽しいことのように思えてきました。

安藤:それに、なんとなくその街のスケールとか方角がつかめるので、取材の予習にもなると思います。

――仕事にも役立つ。いままで海外出張が何度かあったと思いますが、そのときも走りました?

安藤:海外の場合は夜は怖いので朝走ります。走るときにはiPhoneだけ握りしめて走ることが多いですが、出張先だと念のためお金もいくらかポケットに入れています。道に迷ったときに公共機関で帰れるように。今までそういう経験はないですが。

これはフランス(写ってるのは別人)
これはアメリカ(写ってるのは別人)

 

「知らない場所を走る時は小道に入ると迷うので、大通りだけを選んで走るのもコツです。」(安藤)

――出張に行くとき、それ用の装備は持っていくんですか?

安藤:着替えや装備は最小限に抑えたいですね。天気関係なく、どうせ汗びっしょりになるから、出張に行くときはたいてい防水のジョギングシューズを履いていきます。取材中に雨が降っても安心だし。

知床は雪深くて走れなかったので、次行くときはスノーシューズを持っていきたいです。

知床。しっかりとした靴さえ持っていれば走れると思います。

――もはや一般人の感覚で細かいことを言うのは野暮な気がしてきました。読者のみなさまは事故や怪我に注意し、翌日の仕事への影響を考えて無理のない範囲で走ってください。どうもありがとうございました。

安藤:ありがとうございました。

「ベスト3を発表します」バックナンバー

<もどる ▽デイリーポータルZトップへ
20240626banner.jpg
傑作選!シャツ!袋状の便利な布(取っ手付き)買って応援してよう

 

デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」がとどきます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ