【第1位】
高知市内から桂浜まで(深夜)
安藤:高知市内から風光明媚な桂浜まで、往復30キロくらいの市街地コースです。
――ハーフマラソンをはるかに超えてきましたね。
安藤:仕事のある日の朝走るにはちょっと長いですね。この日は夜まで仕事で、翌朝の午前中の飛行機に乗って帰る必要があったので23時ごろから走り始めました。
――「午前中の飛行機に乗って帰る必要があったので」から「23時ごろから走り始めました」のつながりが破綻してませんか。
安藤:特に行先を決めずに高知駅の近くのホテルから「とさでん」の路線に沿って走っていたところ調子が出てきてしまい、結局そのまま南下して桂浜海岸まで走りました。大きな高低差もなく、途中にコンビニもあるので補給がしやすいです。
――興が乗っちゃったんですね。それで30km。安易に読者にお勧めしないでほしい。
走る速度が脳の処理速度と合っている
――これはまだごく一部?
安藤:そうですね。他にも沖縄の石垣島、愛知の名城公園、長野の善光寺周辺、青森のフェリーターミナルなどなど。出張先で走ったコースはどれも景色をすごくよく覚えています。車で移動すると景色って忘れちゃうじゃないですか。走る速度が脳の処理速度と合っているのかもしれません。
――うーん、すごく楽しいことのように思えてきました。
安藤:それに、なんとなくその街のスケールとか方角がつかめるので、取材の予習にもなると思います。
――仕事にも役立つ。いままで海外出張が何度かあったと思いますが、そのときも走りました?
安藤:海外の場合は夜は怖いので朝走ります。走るときにはiPhoneだけ握りしめて走ることが多いですが、出張先だと念のためお金もいくらかポケットに入れています。道に迷ったときに公共機関で帰れるように。今までそういう経験はないですが。
――出張に行くとき、それ用の装備は持っていくんですか?
安藤:着替えや装備は最小限に抑えたいですね。天気関係なく、どうせ汗びっしょりになるから、出張に行くときはたいてい防水のジョギングシューズを履いていきます。取材中に雨が降っても安心だし。
知床は雪深くて走れなかったので、次行くときはスノーシューズを持っていきたいです。
――もはや一般人の感覚で細かいことを言うのは野暮な気がしてきました。読者のみなさまは事故や怪我に注意し、翌日の仕事への影響を考えて無理のない範囲で走ってください。どうもありがとうございました。
安藤:ありがとうございました。
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