おすすめスポット4:チャリでも行ける桂浜
わんぱーくに向かう途中で釣り具やの行列を見つけ、その先頭にいた少年たちに聞いていた所に向かうことにした。
さすが釣り好きなだけあってみんな室戸岬を勧めてくれたが(黒潮があるため色んな魚が釣れるそうだ)、ここからは遠すぎていけない。

かわりに勧めてくれたのは、かの有名な桂浜だ。
このあとたいていの人がお勧め候補にあげることになる高知の一大スポットである。
そして地元の人達によると「高校生はみんなチャリで行く」というのだ。
チャリで行けるんだな、桂浜。

私は今までも高知にきたら必ず桂浜に行っている。
だがどれも車だ。距離感が分かっていなかった。
チャリだと片道1時間15分くらいだという。なかなかあるけど、行ってみようじゃないか。

まるで地元民になった気分でとても嬉しい。
だって高知出身の人に会った時にこのトンネル怖いですよね~!と盛り上がれるに違いないからだ。

そしてついた。桂浜だ!

桂浜に出る前に、アイスクリン屋と龍馬像がある。
その辺りになるとザッパーン!!という力強い波の音が聞こえる。
龍馬が日本を洗濯してる音がするぞ(適当)!うおー!




私は風を感じたらいつでも凧あげができるように常にポケットカイトを持ち歩いている(詳しくはこちら)。この日は穏やかな風だったが、無事あげることができた。
正月というのもあって他にも何人かあげていて、やはり地元民になった気がしていい。
ああ、桂浜では五感が刺激される。
波の音、石の色、美しい空、風の抵抗、そして…イカ焼きの香りだ!


ウナギのかば焼きみたいな甘いタレが、焼きたてのイカにマッチ。切れ込みが入っているから食べやすい。これも地元の高校生たちは食べるのだろうか。

チャリを17時までに戻さないといけないのであとはひたすら漕いで帰った。
なお電動なのにも関わらず、膝と尻がやられた(皮むけた)ので中年以降は気をつけてほしい。
おすすめスポット5:高知と言えば居酒屋だ
さて、思えばこの日はタコとイカとアイスクリンしか食べていない。
学生時代からの友人につきあってもらい、お勧めの居酒屋につれていってもらうことにした。
なにせ聞き込みをしていても、飲み屋を紹介される事が多かったのだ。
この日は友人にまかせてみよう。

友人は飲み屋街を歩きながら「あそこの店はまずい」などとハッキリ言うタイプの女だ。
その友人が連れていってくれるお店なのだからまずいわけがないのだ。


友人は昔から酒豪で、わたしが1杯飲んでいる間に3杯くらいビールを飲む。
まだ半分残っているのにオーダーしておくタイプだ。
なので私の中では高知に訪れる前から、高知県民=酒好きができあがっていたが、今回の旅で居酒屋を勧めてくれる人が多くて、それは確信となった。


海の幸とうまい酒、気心しれた友人との会話。
これほど良いものがあるのかい。
おすすめスポット6:インスタ映え?! 夜の高知港

お次はわんぱーくの観覧車から見えていた高知港。
そこは夜にいくと、船や工場が並び、その明かりで夜景が綺麗なのだという。
友人につきあってもらい、路面電車で行ってみることにした。



しかしこの日は正月で、工場は稼働していないからか明かりはほぼついていなかった。インスタ映えすると聞いていたのに無念だ。
だがのだが、である。その代わり、星がきれいなこと!!

見事なオリオン座が見えたのだ。
友人もこんなに星が見えるんやねと驚いていた。
おすすめスポット7:酔っ払いにやさしい「〆のうどん」
また商店街の方へ戻り、「酔っ払いでものどにつかえることなく食べられる」と聞いていたうどんの屋台に食べにいった。
同じ四国のうどん県こと香川ではコシの強いうどんが主流だが、のんべえだらけのこの飲み屋街ではやわらかくないと困るのである。


私は最初、なにか乗ってないと嫌だからときつねうどんをオーダーしたのだけど、友人が頼んだかけうどんが美味しそうなので交換してもらった。
麺は思ったよりヤワヤワではなく、でも固くはなく、味もふくめて優しいうどんだった。
つるっといけるので〆に最適だ。
味に厳しい友人もうまいと言っていた。