誰もが小学一年生
小学一年生を毎号ではないけれど読んでいた、大人になってから。そうなると自然に表紙になりたいなと思うわけだけれど、それが叶った。本当に大満足。次はファッション誌とかの表紙になりたい。そういうサービスはないだろうか。公式でできてしまうのがポイント高い。
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今回はノート6冊セットを注文した。1セットの中で写真を変えることはできないので同じ写真が使われることなるが、月ごとに私以外のデザインが変わる。しかも誕生月は特別な文字も入る。
しばらくして小学一年生となった私のノートが届いた。38歳だから断られるかと思ったけれど、そんなことはなくて、何歳でも作れるのだ。あるいは私が小学一年生に見えたのかもしれない。
私が小学一年生の表紙になっている。最高ではないか。完全に私が小学一年生になっているのだ。夢にまで見た小学一年生の表紙を私が飾っている。とても自然な写真だ。これが6冊もあるのだ。6冊全てに私がいるのだ。
特に4月号がお気に入りだ。桜に私が映えている。めでたい感じが表紙から溢れている。愛が溢れている。全てが溢れている。尊い感じがする。尊いのだ。そう、私は尊いのだ。それがこの小学一年生の表紙から漏れ出ている。
私は8月3日生まれなので、8月号の表紙には「恵亮くん誕生日おめでとう号」と書いてある。注文する時に誕生日を書いたのでそうなっているのだ。「誕生日おめでとう号」は注文した人の誕生日を設定できる。
中は自由帳なので白紙。それがまたいい。そう、小学一年生はまだ白紙なのだ。何にでもなれるのだ。白紙のノートに人生を刻んでいくのだ。私も小学一年生の表紙になったのでまたそういうこと。私とはまだ白紙であり何にでもなれるのだ。38歳とてそうなのだ。
こんなにも満足度が高いとは思わなかった。大満足なのだ。それは表紙の私の写真からもわかると思う。夜すら朝にする笑顔だ。そんなノートを持っている私も夏を真夏にするほどの笑みを浮かべている。
小学一年生を毎号ではないけれど読んでいた、大人になってから。そうなると自然に表紙になりたいなと思うわけだけれど、それが叶った。本当に大満足。次はファッション誌とかの表紙になりたい。そういうサービスはないだろうか。公式でできてしまうのがポイント高い。
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