「勝手に食べ放題」とは、食べ放題メニューのないお店で勝手に好きなものを好きなだけ食べる。無理して食べる必要はないのが鉄則です。
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いつも迷う二択をぜんぶ食べる
多くのハンバーガーチェーンでは、ハンバーガー・ドリンク・サイドメニューをセットで注文することができる。
お得にいろんなものを食べられてとてもありがたいシステムなのだが、逆にいえば、それぞれのカテゴリーで1つずつ選ばなきゃいけないということ。
これがモスバーガーだととても難しい。
1つ1つの商品が丁寧にこだわって作られていて、おいしすぎるからだ。
たとえばハンバーガー。
僕は「モス野菜バーガー」と「モスライスバーガー海鮮かき揚げ」でいつも迷う。
野菜バーガーはハンバーガーなのにヘルシーというモスバーガーの象徴だし、ライスバーガーは甘じょっぱいタレがご飯とかき揚げにからまっておいしすぎるのだ。
ドリンクも迷う。
ハンバーガーと一緒に飲むので、そこはやっぱりシュワっと炭酸のジュースかなとまずは思う。
ただモスバーガーの場合、ファーストフードというよりは「ちょっといいお食事」という気持ちがあるので、スープをつけて上品にするのも捨てがたい。
そしてサイドメニュー。
こちらはオニオンフライとポテトを両方食べられる「オニポテ」があるので、悩むことはないかと思いきや、
オニポテだと、大好きなオニオンフライが2つしか入っていないのがさびしい。
ポテトは食べたい。でもオニオンフライはもっと食べたい。セットでオニポテをつけるか、セットでは選べないオニオンフライを単品で頼むかいつも迷う。
そんなふうに、モスバーガーでは悩む二択が多すぎる。しかし今日は食べ放題。迷うものは全部たのめばいいのだ。
ということで注文したのがこちら。
店員さんが、たのんだものを全部1つのバスケットにつめて持ってきてくれた。好きなものでいっぱいになったバスケット。こんな幸せなことがあるだろうか。
僕だけの超ハッピーセットだ。
オニオンフライが減らない喜び
さっそくこの幸せにかぶりついていこう。
まずはモス野菜バーガーから。
ハンバーグのジューシーさとサラダの爽やかさがちょうど半分ずつ混ざりあい、お互いに引きたてあう。1+1=4みたいなおいしさだ。計算はあってないけど大正解。
それを包みこむパンもやわらかく、どこかの自然派カフェなんかでも出てきそうな上品さ。
つづいてライスバーガーの海鮮かき揚げ。
こちらはイカやエビなどしっかり海鮮の味がするかき揚げに、甘じょっぱいタレがたっぷりからむ。すごく美味しいかきあげ丼を焼きおにぎりにしたようだ。
とくに海鮮とタレのうまみは、これをおかずにして白ごはん食べられるのでは?とさえ思う。
野菜バーガーとライスバーガーで、洋と和の両方を食べられたのもうれしい。
さらにオニオンフライ。
いつもであれば、1つ食べたら残りは1つとなってしまっていたが、今日はまだたくさんある。
食べ放題のおかげで、ゴールデンウィーク初日の夜の「まだ6日も休みあるじゃん!」みたいな気分になれている。