とくべつ企画「ストロングまつり」 2020年11月17日

ドデカミン ストロングは何がどデカくて何がストロングなのか

どデカさの比較。

ドデカミンに、500mlのペットボトルと300mlの缶があるのは知っていた。

しかしあれは500がスタンダードな「ドデカミン」で300が「ドデカミンストロング」だというのだ。

好きでたまに飲むのだが全く知らなかった。小さい方が「ストロング」なのか…。「小さい」「ドデカミン」の「ストロング」…。あらためて考えると謎の多い飲料である。

僕は、ドデカミンのことを全然分かっていなかったのだと思う。ドデカミンがどの街の自販機でも僕を待っていてくれるので、僕はそんな優しいドデカミンに甘えていた。ドデカミンはこんなにも僕のことを考えてくれていたのに、僕は、僕のことばっかりだ。

ドデカミン、そしてドデカミンストロングとしっかり向き合おうと思った。

1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー

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2020年11月17日は

ひらけ! ストロングまつり!
 
気づけば従来品からなんらかの要素を強めたストロング版商品が増えていませんか。11月17日のいちにちを通じ、デイリーポータルZはストロングと向き合います。
 

何がストロングなのか、そもそも何がどデカいのか

まず、何はともあれドデカミンとドデカミンストロングを手に入れようと外に出た。

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自販機ですぐ見つかった。

これだ。ドデカミンの小さいやつ、としか認識できていなかったが「ドデカミンストロング」なのだ。何がストロングなのかというと、アルギニンというアミノ酸の一種がドデカミン史上ナンバーワンなんだそうだ。

「ドデカミン史」というワードにパワーがあってとてもいいと思う。

普通のドデカミンに入っているアルギニンは2.5mg、そしてドデカミンストロングにはなんと135mg。桁が二つ違う。アルギニンは体内の成長ホルモンの分泌を促すので、筋トレのパフォーマンスを上げるためにサプリメントで飲む人が多いそうだ。うん。ストロングという感じがする。

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大きさは、駐車場の車止めより少し大きいぐらい。どデカくはないよな、と思う。

そもそもドデカミンは何がどデカいのか、という点も気になる。

アサヒ飲料のこちらのページを見ると「ビッグな栄養ドリンク」という特徴を表現したネーミングなんだそうだ。2004年の発売当時からドデカミンは500mlのペットボトルで売り出されている。栄養ドリンクというとオロナミンCみたいな小さいビンのイメージしかないところに、ドデカミンのあのサイズが登場したら「どデカいな」と思うだろう。

ライフガードとかあったかもしれないけど、とにかく500mlはデカい。ちなみにデカビタCは1992年から売っていて、ビンのタイプは210mlである。ここを意識したのかもしれない。

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とにかく2004年に500mlのドデカミン。その後、2009年にドデカミンのボトル缶が発売される。

どデカさが売りであった商品の、どデカくないサイズの、アルギニン配合量がものすごいやつが発売されたのだ。だからドデカミンストロングは、ドデカミンの味はするがどデカくはない。

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ドデカミンストロングよりどデカい雑草があった。
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「空あり」の「空」とだいたい同じどデカさ。

味を比べる

ドデカミンストロングを持ってうろうろしたが、そのうち500mlのドデカミンも見つけた。

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そろったぞ。
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ドデカミン > ドデカミンストロング > 塩のビン の順でどデカい
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インスタントコーヒーのビンはドデカミンとドデカミンストロングの間。どデカさが。
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ティッシュの箱はドデカミンよりもどデカい。

もういいから飲もう。

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左がドデカミン、右がドデカミンストロング。

「これこれ!」という味がする。学生時代を思い出す味だ。季節は夏で、僕は知らない街で汗をかきながら道に迷っている。太陽が真上にあって一向に動かない。途方に暮れるが悪い気もしない。こんな思い出実際には無いんだけど、ドデカミンを飲むとそういう風景がクリアに浮かんでくる。

そしてかすかにだが差が分かった。ドデカミンストロングの方がこくがある感じ。そして炭酸が弱く感じる。ドデカミンの時にビリビリ感じた炭酸の刺激が、ストロングだとそれほどでもない。つくづくややこしいが「ストロング」の方が炭酸が「弱く」感じるのだ。

発売当時のニュースリリースを見ると従来品より炭酸の刺激を強めた、とあるので実際に炭酸が弱いわけではなく、ストロングの各成分の濃さによって炭酸の刺激が紛れたのだと思う。

じっくり味わうと確かにストロングはちゃんとストロングだった。脳にガツンとくる感触がある。今まで漠然と飲んでいてごめん、と思った。

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周辺の商品

ドデカミンとドデカミンストロングを探して向き合うにあたって、周辺の商品も少し集めていた。紹介します。

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左。ドデカミンエナジーフロートである。

ちゃんとバニラアイスを溶かしたような味がした。ドデカミンの刺激がまろやかになっているので、甘い味の炭酸が好きな人にはぴったりだと思う。

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しかしアルギニンとローヤルゼリーは、ドデカミン比200%だ。

新商品がドデカミンの数値をバンバン追い越してインフレを起こしていくのは、ドデカミンらしくていいと思う。

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あと、現在は販売終了しているようだが、ドデカミン ストロングコーラという小さい缶もあった。

「全然どデカくない…!」と思って2019年4月に写真を撮っていた。

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普通のデカビタよりもうちょっとだけデカいデカビタ、というのもある。
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また別の、ちょっとだけデカいデカビタ。

「1.66倍」とか「+30ml」とかいう律儀な数字が「デカビタ」らしくなくておもしろい。いつか「デカビタ、デッカく8,000倍!」みたいなよく分からないけど勢いだけはある、みたいなことをやってほしい。

そんなことを考えてアサヒ飲料のホームページを見ていたら「ドデカミン」パワーレモン11月24日(火)新発売!というニュースリリースを見た。

「パワーレモン」である。よく分からないがすごい勢いだ。細かいことを気にするのは野暮なんだろう。どデカいしストロングだしパワーレモンなのだ。


4連ドデカミンストロングがありました。

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あとこれはスーパーでドデカミンっぽい、と思って近づいたらあまりにも別物だったので買った。見た目は完全にビールなのに炭酸のリンゴジュースの味でおもしろかった。
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