特集 2022年3月6日

2月の記事ベスト5発表!~札幌民はダウンコートを着ないのか・おおきなかぶの論文

こんにちは。編集部 石川です

冬の間ずっと飲んでたルイボスティーが切れたので、新規開拓しようと思ってマテ茶を買ったんですよ。飲んでびっくりしました。牛の匂いがしますね。マテ茶。
まじか、と思って「マテ茶 くさい」で検索したら「灰皿の匂いがする」と書いてありました。くささの解釈の幅が広い。

そんなマテ茶ですが、我慢して2週間飲み続けたところ見事にハマりました。蜂蜜でちょっと甘くするとさらにおいしいです。

この記事はまだマテ茶の良さがわかっていなかった2月の記事の総集編です。

インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

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PVランキング

まずは月間アクセスランキング。

ジーンさんの北海道民の記事が一位。全国をまたにかけた大規模調査のすえに浮かび上がってくる、なんかぼんやりした結論が見どころです。
二位はぬっきぃさんの推しスポンジ。ぬっきぃさんの紹介するスポンジはデイリーのアフィリエイトで毎週数十個ずつ売れている、一番の売れ筋商品です。読み物サイト兼スポンジ販売サイト。

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「寒さネイティブ」の北海道民はダウンコートを着ないと思っている。本当にそうか検証してみたい

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泡立ちが良く、薄いので網目に汚れが入り込みにくい。そんなニトリの『毎日とりかえキッチンスポンジ30個入り』を紹介します。
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東京藝術大学の学食で食べられるというバタ丼。食べたいけど学生じゃないので自作で食べました。

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「出会いのチャンスは今年ありそうですよ」と占い師に言われたことがある。2018年6月のできごとだ。あれから時が経ち、2022年になり、現在1人で家にいる。

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論文風に書いたら何でも頭が良さそうな内容に見えるのではないだろうか。絵本の名作「おおきなかぶ」を論文風に書いてみた。

SNSランキング

TwitterやFacebookなどのシェア数のランキングです。

1位は童話を論文調に描いた爲房さんの記事。頭が良さそうなのか悪そうなのかわからない仕上がりが絶妙でした。
2位のとりもちうずらさんは、絵に描かないと食べてはいけないというレコーディングダイエット過激派。「描くのが面倒なものは食べなくなる」という意外な方向性からのダイエット効果がありました。

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論文風に書いたら何でも頭が良さそうな内容に見えるのではないだろうか。絵本の名作「おおきなかぶ」を論文風に書いてみた。
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「絵に描いた餅」とは何の役にも立たないという意味の言葉だが、文字どおり絵に描いたものしか食べない日々を続けたら、レコーディングダイエット的な効果があるのでは無いか。

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大阪にある「みんぱく」こと国立民族学博物館がみどころありすぎるので、どういうことなのか聞きました。

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法規制の厳しくなってきたドローンを使わずに、数十m上空からの映像が撮りたい。そこで、凧です。

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霜柱、食べたらきっとおいしいんだろうな。霜柱自体はただの氷なわけだし、土の部分さえ食べられる素材だったらいいんだろう。できそうじゃないか。

さて今月も、人気記事の筆者へのインタビューを掲載しております。一本目はこちら!

「おおきなかぶ」から「複数人の協調動作による巨大な蕪の収穫方法の提案」に

つづいて来週ももう1本掲載予定。お楽しみに!

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MVP・編集部賞の発表です

安藤です。今月もMVPの発表です。

MVPはライター同士の投票によって決めています。「やられた!」「私もあんな記事書きたい!」というライターたちの声を想像しながらご覧ください。編集部から編集部賞も決めさせてもらいましたよ。

2月のMVPに輝いた記事はこちら!

おおきなかぶを論文風に書く(爲房新太朗)

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トップ写真からして最高!
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ありがとうございます!フォーマットネタはあこがれていたのでがっしり書けて良かったです。 色んな童話を論文化して口頭発表する学会イベントが出来たら楽しそうです!雑な発表をして質疑応答でボコボコにされるかもしれませんが。

今月は同率1位がもうひとつ 

ポップコーンで枯れ木に花を咲かせましょう!(高瀬雄一郎)

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トップ写真からして最高!
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ありがとうございます!ライターになった頃からいつか2月に書きたいと思っていたネタだったので、立派に咲かせられてうれしいです。 ポップコーン梅の盆栽を持って外で撮影していたら、公園で遊んでいた子供たちにも話しかけられてすごくほめてくれました。きっと家に帰って話してると思うのですが、信じてもらえているかが心配です。親御さん、本当です!

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編集部賞

編集部賞はこちらの記事に決めさせてもらいました。編集部からのコメントとともに、どうぞ!

東海道線静岡県内の駅に全部降りて観光する(いまいずみひとし)

調べて、行って、見る、書くという当たり前の旅行記でしっかりおもしろい。シンプルなオムレツが一番うまいね、みたいな記事でした。
我々の外側には無限のネタが広がっているな!と前向きな気持になります。(林)

紀行文というと、のんびり旅、きまま旅、みたいなマインドの記事が多いのかなと思うんですが、この連載は事前にバッキバキに下調べをして走り回るように旅しており、とにかく次々惜しみなくじゃぶじゃぶに見どころが現れるのがすごいです。もちろん予定していたスポットだけじゃなくちゃんと「そんなつもりなかった」ところにも目が向いています。
いまいずみさんはいまお仕事や子育てでご多忙なんですが、そんななか連載という形で書いてもらっていまして、連載4回目でやっと掛川までたどり着きました。なんとか最後の新所原まで走り切ってほしい!!(古賀)

ザ・ノンフィクションZ~おれ結婚できますか?~(江ノ島茂道)

ドキドキしながら読みました。今日から運気が落ちてると聞いて気の毒だなーと思ったんですが、35歳から良いことがあるって言われて安心しました。
はげます会の限定記事で書いてくれたんですが、一般公開が占いに行く前で同行の安藤さんが一切出てなかったところも良かったです。
なにしろ、はげます会に入会してくれた人が多かったので、はげます会担当としてありがたいの一言です。またよろしくお願いします。(橋田)

「絵に描いた餅」しか食べないことで生活の質が上がった(とりもちうずら)

当初「絵を描いたものだけ食べられる」っていうコンセプトがちょっと難解かと思ったのですが、「レコーディングダイエット」の一言ですっきりキャッチーにまとまったと思います。自分でルール決めてそれを守る系の企画で、うまくやらないと内向きな記事になってしまう可能性もあったわけですが、多数の友人が協力してくれたり子供が登場したりと、とてもオープンで明るい記事になっていたのも印象的でした。とにかく、難しい企画を完全に乗りこなして面白い記事に仕上げたなという感想です!(石川)

大阪観光の最終兵器は国立民族学博物館(大北栄人)

いっかい見に行って「おもしろい」って思ったものを、後から中の人に話を聞いて何があんなに面白かったのか確かめるというのは意外と今までやってなかったなと。どうしてあんなに面白いのか、その理由を探ることで面白さに説得力が出るし、人に簡潔に勧められるようになりますよね。いやあ、面白かったです。(安藤)

受賞したみなさんにはなんかいいもの送りますので、楽しみにしていてください。 


3月の予定

最後に今月の予定です!
3月5日(土)〜27日(日)、大阪のシカクさんにてブックフェア「デイリーポータルZまつり」を開催中です。デイリーポータルZの世界初のフェア。 編集部員とライターたちが作った本やZINEが大集合しております。

そして会期が重複しますが3月12日(土)〜27日(日)は、同じ会場内で斎藤公輔さんの個展、NEKOPLAエキスポ「日常ガジェット博覧会」も開催。これまで作ったいろんなガジェットを、実際に操作して楽しめる形で展示します!
 
ほかにはDPZグッズのショップ「デイリーポータルZのなんかうる場所」では、冊子やグッズを販売中。

また、サイトの存続をささえる有料の集まり「デイリーポータルZをはげます会」では、月例の業績報告(!)のほか、最近はライター間でやっているオンラインゲームを配信したりもしています。

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