アイテムひとつでファッショナブルになる
日常にひとつ足すことでかっこよくなる方法である。例えばこんなのだ。
刑事ドラマのワンシーンのようだが実際は「実際は、iPadでヒカキンのYouTubeをみたいという息子が、パスコードロックのパスワードを教えろと電話をかけてきた」
○○に見えるからかっこいい
もはやデイリーの記事の頻出パターンになった、なんとかに見える系のかっこよさである。
今日から使えるかっこよさばかりである。ちなみに紀伊国屋のジップロックに入っている肉はまいばすけっとで買ったとのこと。
頭がよく見えるからかっこいい
このカテゴリの名前の頭の悪さといったらないが、そのままその意味だ。例えば
「人がそういうことを言ってるのを聞いて、通っぽいなと思っただけなのである。内容に触れないで済むところがいい。」だそうだ。
強そうだからかっこいい
一転してフィジカルなかっこよさである。あくまでもそう見えるだけだが。
頭が良さそうに見える方法も頭が悪かったが、こちらはひねりのない頭の悪さである。外に強そうに見せる方法はこの通り。
堂々としているからかっこいい
いつでも堂々と何にも怯えずに生きていたいものである。そんな願望をインスタントに叶える方法である。
この撮りかたがかっこいい
かっこよく撮影テクニックである。使えるものはすぐに実践してもらいたい。
かっこいい食べかた
もっとあるかなと思ったが、4つにとどまったのがかっこいい食べかただ。
これとこれを組み合わせるとかっこいいぞ
平凡なもの同士の組み合わせでも意外なかっこよさが出現する。奇跡のようなかっこよさである。
かっこいいものを作ったぞ
いっそのことかっこいいものを作ってしまった猛者がこの3つである。
これ本当に便利だ
155本のかっこいいのなかに、これは使える記事として出せるものがあった。3本だけなので全て写真付きで紹介したい。
片手パスワードはこんどからそうしよう。これなら片手で1台ずつ操作することも可能である。左手でツイッター投稿、右手で別アカウントでRTしよう。
世間にかっこいいものがたくさんある
これまでは自分がかっこよくなったり、かっこよくする方法を考えたものだったが、世間には意外なかっこよさがあるのだという記事もある。
このパッケージについて「風邪がなおるどころかちょっとした知的生命体くらい形成し始めそうな勢いで」と書いている。
ここ10年ぐらい前から風邪薬が強くなってパッケージが派手になっているが、コルゲンコーワ(カエルの牧歌的なイメージのだ)がここまでカッティングエッジになっていたとは。
足で見つけたかっこよさ
かっこいいものとの邂逅。街で見つけたかっこいいものたちである。
おじさんの躍動感たるや。デイリーポータルZにはおじさんを撮るのが得意なライターがふたりいるが、こちらは住さんの記事(もうひとりは安藤)。
かっこいい景色
景色がかっこいいという素直な記事も4本あった。こちらである。
生きてるものがかっこいい
ネットで大人気の動物ネタを集めようとしたがあまりなかったので虫と植物も入れてしまった。生きとし生けるものはかっこいいのだ。
中2的なかっこよさ
かっこいいというテーマ自体が中学生っぽいのだが、それにこたえての中2マインドあふれるかっこよさについての記事もあった。
ロボットみたいでかっこいい!
中2の進化系である。自分がロボットみたいでかっこいいという記事だ。
ひらきなおり
ひらきなおって堂々としているのがかっこいいという理屈での記事である。
かっこいいくすりの飲みかた
薬を扱った記事が2本あった。ちなみに1本目を書いたべつやくさんは実際に頭が痛かったらしく、このあと発熱して特別企画からリタイアした。
かっこいい=サングラス
かっこいい記事を集まって書こうとしたら3人がサングラスを持ってきたのだ。かっこいい=サングラス。おれたち永遠の中学生である。
それ、顔芸じゃないかのかっこいい
カテゴリ分けを考えているときに、これ、ただ顔を作っているだけなのでは?と気づいたのがこの2本
単純に見た目がかっこいい
スカッと見た目だけで言っているかっこよさである。気になったのはこちら。
情緒があふれててかっこいい
一転してストレートなかっこよさではなく、そこに潜むポエジーに惹かれるかっこよさについての記事もいくつかあった。
情緒というか、「愛」というカテゴリにしたいタイプのかっこよさである。
妄想かっこよさ
そんな状況ないけどあったらかっこいいよねーという脳内イメージを具現化した記事である。
分類不可能
どうしてかわからないけどかっこいいものがこれらである。かっこ悪いわけではないのだが(たぶん)、理由が説明できない。
かっこいいってなんだろう
かっこいい理由もわからなければ、かっこいいかどうかもわからないものである。
長時間更新の後半に彗星のように現れるオルタナティブである。
余計な話
最後に紹介するのは、記事に余計なことが書いてあるものである。写真ではなく文章を引用していこう。
木の枝に引っかかったボールがかっこいい
「野球といえば、中学生の時に山下君とナゴヤ球場(まだドームはできていない)に中日戦を見に行った帰り、カツアゲにあって1000円取られたが、山下君は500円で済んだという。お互いに無言で1時間かけて地元に帰った。」
かっこよくなった
どれかひとつは琴線に触れたものがあったのではないかと思っている。
ちなみに知人は琴線を「ことせん」だと思っていた。
打ち合わせなどでも「それはことせんに触れるね」と言っていたが、その言い方があまりにも堂々としていたので周囲の人がわざとだと思って誰も注意しなかった。
155本を読んだ後だとその話すらかっこいいと思えるようになっている。
そしてデイリーポータルZがなにひとつ役立ったり儲かることをしないまま15年目に突入というのもかっこいい。
もちろんそれを読んでいるみなさんもかっこいい。
15年目もよろしくかっこいいお願いします。