2014年2月22日

指示書風に江戸時代、ティッシュの知識今週の人気記事まとめ

こんにちは。デイリーポータルZ編集部の古賀です。
このまとめは2/13～19にデイリーポータルZで公開された記事からのよりぬきまとめです。

今週は情報記事に「まさか知るとは思わなかった」というジャンルが誕生。ポケットティッシュにまつわる知識詰め込めるだけ詰め込んだ記事が公開されました。そのほか、日本ダムアワードの顛末や映画「シャイニング」のあの写真を撮れるパネルも制作していますよ。

勢いのままに、どうぞ！

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今週の役に立ったりちょっとためになる記事

ダムの活躍を讃える会を催したら大変なことになった
2014年2月14日公開ライター：萩原雅紀

“ダム大賞を受賞したのは洪水調節賞も獲得した日吉ダムだった。

“メールには続けて、管理所長さんが直々にトロフィーを受け取ってくれる、新聞、テレビ、業界誌の取材が入る、地元のゆるキャラが駆けつけてくれる、などと書かれていた。

ファン目線で勝手に作った賞なのに、受賞者決定の瞬間に速攻で関係者バレ。トロフィーを渡しに行くと記者団やゆるキャラまで登場してのお出迎え。表彰する側がむしろ恐縮する事態だ。(石川)

ポケットティッシュについて知れるだけ知る
2014年2月18日公開ライター：大北栄人

“ポケットティッシュの機械を祖父と一緒に発明したような人は元々零戦を作ってたなんて話をちらっと聞いたことがあります

“ポケットティッシュが全自動化したのは消費者金融のおかげだったのだ。

“お菓子を食べるために拡げたもので鼻血を止めるとか本当にどうかしている。

販促ポケットティッシュが普及したのは銀行から、消費者金融でピークを迎えたころは業界全体で30億個作っていた…歴史から世代感までポケットティッシュの知識を限界まで聞いきました。(古賀)

企業アンテナショップめぐり
2014年2月18日公開ライター：きだてたく

“サラダを頼めば、サラダ用ドレッシング全種類をかけ放題なのである。

“ランチタイムにはところてんを麺代わりにしたあんかけ中華麺などのごはんものも食べられるらしい。

“「ウケるほど具が豪華な味噌汁」こと『525円の蟹のみそ汁』

ピエトロドレッシング、かんてんぱぱ、フリーズドライノアマノのアンテナショップがあった！ 20種類以上のドレッシングかけ放題サラダ、一食525円の高級フリーズドライ蟹みそ汁など魅力的なものばかり(林)

埼玉・加須うどん食べ歩き！
2014年2月17日公開ライター：大塚幸代

“ 若干、食べにくい。
でもおいしい。近所にあったら食べに来ると思う。
しかし、他人には説明しにくいうどん。

“「うどん、美味しいのに……」
「推しにくい町、それが加須……」

“ 埼玉って難しい。

香川県に次ぐうどん生産量第二位は実は埼玉県。なかでもうどんの町と呼ばれる加須市はかなりのうどん屋密度でした。埼玉発といわれるつけ汁うどん、自分でするごま汁がすごいうまそう。(安藤)

廃造船所で行われる、まつり
2014年2月18日公開ライター：木村岳人

“飾り気のない工場の入口に、「中島三郎助まつり」の文字が躍る

“他では見られない、ちょっとシュールな光景である

“会場となっている機関工場は、昭和12年頃に建てられたもの。もはや文化財クラスの工場が、2003年まで現役で使われていたのだから驚きだ。

ペリーの黒船に日本人として一番最初に乗り込んだ人物「中島三郎助」のまつりに行ったものの、まつりとは関係なく造船所めぐりを楽しんでいるライター。煉瓦造りのドライドックは確かにかっこいいです。(橋田)

フリーズドライのメーカーのアンテナショップにある525円の味噌汁はかき混ぜていると箸が重くなる瞬間がある、というのがぐっときます。混ぜてみたい！

さて、続いても鹿猟、日本酒と情報系記事が続きます。

では、どうぞ！

いったん広告です

女子大生と鹿猟に行く
2014年2月13日公開ライター：地主恵亮

“糞の話の次が研究室の恋の話で女子大生だ！と感動を覚えた。

“正直な話をすればもっとグロテスクなのだろうと思っていた。でも、そうではない。こうやって我々は生きて行くのだな、ととても月並みのことを思った。

“猟の時代がくるかもしれない。この波に乗りたい。

聞いたことあるけど見たことない職業、猟師。本気の猟に同行しました。猟に大切なのはまず犬、とのこと。犬だいじ。猟銃免許を取らない罠だけの免許ならけっこう手軽みたいですよ。(安藤)

辛い日本酒は無い！日本酒はみんな甘いんだ！～日本酒講座開催の記録～
2014年2月15日公開ライター：馬場吉成

“私が話している間に蚊が死ぬと言われるぐらい話すのは好きな方です。

“酒飲みは感じるままに飲んでしまうしそれが楽しいのですが、たまには頭を使って飲むのもいいものです。

“強引な言い方ですが、辛い日本酒というのは存在しません。日本酒はみんな甘いのです。

「話している間に蚊が死ぬ」ともいわれる話好きライターが日本酒講座の講師に。顛末レポートです。ひやおろし、あらばしり、中取りなど日本酒用語の独自さすごい。(古賀)

今週の「やってみた」記事

シャイニングの顔ハメをつくる
2014年2月14日公開ライター：住正徳

“映画「シャイニング」が好きでたまらない。

ジャックニコルソンが斧で洗面室の扉をぶちやぶり、そのスキマから顔を出して嫁さんを脅すシーンがある。

“あれをどこでも誰でも再現出来ることを目的としている。

映画「シャイニング」でジャック・ニコルソンが斧でドアに穴を開けて顔を出す有名なシーン。穴を再現したドアを作ったので誰でもジャック・ニコルソンになれます。そしてこの顔ハメをおいてくれる場所募集中。(林)

交響曲の指示書風に江戸幕府やペヤングを表現してみる
2014年2月19日公開ライター：西村まさゆき

“交響曲の指示書っぽく表現すると、江戸時代の概要がなんとなくつかめるような気になってくるからすごい。

“ペヤングはその調理過程においても「啓示」「祈り」「受難」「混沌」「歓喜」など、様々な要素があるといえる。

“お湯を沸かし、容器にお湯を注ぎ入れ、3分待つ。これはまさに「祈り」そのものではないか？

クラシック音楽と歴史が大好きなライターが話題の“指示書”の体裁で江戸時代を書きました。勢いにのってもう一つの大好物であるぺヤングも指示書化。ペヤングの悲喜がうねります。(古賀)

食品パッケージの言うことを素直に聞く
2014年2月17日公開ライター：小野法師丸

“うまい！味がほどよく濃い！と、自分でもバカみたいだと思う感想だ。

“スープ先入れは麺にスープがしみ込んでいる感じ。後入れはシャキッと独立していると言えばよいか。

“フタを開けるとそこにはいつもより元気なホットケーキがいた。

食品パッケージに書いてある通りに作らない日々を思い改め、いわれたとおりちゃんとやりました。粉末スープはあまりの味の違いに「革命」とまで。ラーメンは両者に良いところがある模様。(古賀)

「当たり前」に対して分かれる態度

ライター小野さんの「食品パッケージの言うことを素直に聞く」は、パッケージに書いてあるとおり忠実に食品を調理しようという記事。

そもそも普段から書いてあるとおりに作ってるよ！という方と、読んだことなかったわ…という荒くれ者とで読者の方も分かれたようでした。

「人間には２種類いる」という例の言い回しの種類がまた増えましたな。

さて、来週も毎日記事を3本以上更新します。何から読んでいいか迷ったらぜひ土曜16時公開のまとめ記事をごらんください。では、また来週です。

2014年２月のバックナンバーいちらん


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