みんな大好きハンバーグ特集
肉々しいつばめグリルに行ったことがない
東京都と神奈川県に14店舗（テイクアウト専門店をのぞく）展開しているつばめグリル。都内で働いているとたまに見かける。
常に「あるなー」とは思ってはいたが通り過ぎていた。今日ついに行く。品川駅前店だ。
もともと、この「つばめ」という名前はかつて運行されていた「特急つばめ」から取られている。
この特急つばめの名前を残したいということでつけられたそうだ。本店は銀座だった。ただ、その銀座店は今なく、現在は品川駅前店を基幹店として営業しているそうだ。
メニュー表を見てみよう
高まる期待に胸を躍らせつつ、機械で受付番号を発行し、順番を待つ。めちゃくちゃお腹が空いている。昨日の夜から食べてない。寝る前にハンバーグのことを考えながら寝た。初恋か？
順番になり、席へと通される。店内はおしゃれで落ち着いた高級感もある空間だ。少しノスタルジックな雰囲気。
ウインナーがあったが我慢した。舌を噛みちぎってしまうのでは？というほど強い力で歯を食いしばり、水を飲んだ。これほどまでにウインナーを我慢したことがない。
つばめグリルではハンバーグではなく、ハンブルグステーキという名前で提供されている。ハンバーグはかつて日本ではハンブルグ風ステーキとよばれており、その時代の名残を感じさせる古き良きハンバーグが来そうだ。
あと、このハンバーグを見たときに「うまそう！」という想いとともに、「昔ハンバーグクラブって安藤さんとやったな」と思い出した。
人数が多いと取材経費がかかりすぎるから、２人で食べに行くという世知辛いクラブ。
ハンブルクステーキ登場
サラダを食べていると目の前になにか置かれた。これはハンブルグステーキが来る気配を感じる。早く来てくれ、サラダじゃ胃は満たされない。
やってきたのはアルミホイルに包まれたものだ。「熱いのでお気をつけて開封してください」と言われる。中身がただの熱い石だったら笑ってしまうかもしれない。ハンバーグであってくれ。
こちらのハンバーグは鮮度にこだわったお肉を使っており、そこに仕込みに3日を要するビーフシチューがかかっている。
ビーフシチューとハンバーグを同時に食べられるなんて。いいのか、そんな贅沢なことをして。
濃厚なビーフシチューにはうまみがたっぷりと詰まっていて、そこにハンバーグのお肉のジューシーさが絡んだら相性ばつぐん。ハンブルグステーキという名にふさわしい、肉のうまみがじゅわっとあふれてくる。
おいしいものとおいしいものを合体しているのだからうまいに決まっている。
ごはん大盛りにしておけばよかったな。メニュー表のどこにもライス大盛り100円の記載がなかったからしなかったけど、聞けばよかった。ほら、メニュー表にないものを頼むの恥ずかしいから。
最近、雑穀米とか麦飯とかを食べていた。そんな中で白米を食べたら、脳が開いた。最高においしいハンバーグとライス。手が止まらない。お願いだからなくならないでくれ。
人生とハンバーグははかないものである。すぐに食べ終わってしまった。あと、早食いってよくないらしいね。
つばめグリルに行ったことがなかったが、こんなおいしいハンバーグを出してくれるお店だったのか。なんでみんな教えてくれなかったんですか。
