佐伯です。
ドラマ『anego』を観ました。
anegoでは、毎話冒頭で主演の篠原涼子がカメラに向かって独白をして(BGMはQueenのWe Will Rock You)、その後シームレスに本編へと繋がる、という雛形があります。
わたしは思いました。
今、自分がなりたいものはこれだ、と。
やりたいというか、なりたいのです。大好きなんです。あの演出。
anegoの他にあれ系の演出で思い浮かぶのは古畑任三郎です。解決パートの前に、スポットライトを浴びて視聴者に語りかけるやつ。最高ですよね。
でも、もっとシンプルなのも好きです。
例えば、『大豆田とわ子と3人の元夫』では、毎話冒頭と終わりにそれが差し込まれます。
まず冒頭で、とわ子がカメラ目線でタイトルを言います。そして物語の最後に「『大豆田とわ子と3人の元夫』また来週」と言うのです。
もちろん震えるほど好きです。あれになりたい。憧れる。
ここで主張したいのは、わたしはキャラクターにも、ドラマの主演にも、脚本家にも、演出家にも、なりたいわけではないということです。
ではこれは何への憧れなのか。
それは、『ドラマ内で登場人物が話の途中にカメラに向かってメタ的発言をする構図』自体に対してのものです。
要するに、好き故にそれ自体になりたいのです。幼稚園生が「大きくなったらバナナになりたい(バナナが好きだから)」と言うのと同じですね。
こういう漠然とした気持ちが増加傾向にある今日この頃です。
さて、本日はGW企画記事が2本あります。
11:00 結局餃子はいくつたべられるのか
16:00 誰でも好きなもの、それはトング / うっかりデイリー 2025年5月3日号
1本目は石井さん。高瀬さんの企画に挑戦です。綿を投げる記事なのですが、企画・内容・フォーマット全て引っくるめて大傑作なので皆さん絶対見てください。
そして2本目は佐伯です。鈴木さくらさんの企画をやりました。餃子をできるだけたくさん食べます。ちなみにわたしは少食です。
では、みなさん良い1日を。