2014年3月1日

発火しない天かす、入れない喫茶店今週の人気記事

こんにちは。デイリーポータルZ編集部の古賀です。
このまとめは2/20～26にデイリーポータルZで公開された記事からのよりぬきまとめです。

今週は入りたかった喫茶店に入れなかったり、天かすが発火するという情報を確かめようとして発火しなかったり、かと思えばその辺の川の鯉の臭みを取って食べようと思ったらそもそも臭くなかったり、モールでかわいくない手芸をしようとしたらかわいくなさが予想外だったりと、かみ合わなさが妙な味わいを出した記事が集まりました。

では、どうぞ！

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今週の役に立ったりちょっとためになる記事

猫がグイグイ来る島に行く
2014年2月20日公開ライター：地主恵亮

“我々は猫に安心しきっている。猫は百獣の王「ライオン」と同じネコ科である。もはやライオンなのだ。

“怖いのだけれどかわいい。それが猫だと思う。

“考えてほしい。アフリカでライオンが人を見つけて寄って来たらと。

国内に何ヶ所かあるという猫の多い島、猫島。その中でも特に積極的な猫たちがそろった島に行ってきました。香川県の佐柳島です。立ち止まるとカメラのピントが合わないくらいの勢いで猫が近づいてきます。(安藤)

サイゼリヤの間違い探しが超絶むずかしい
2014年2月26日公開ライター：西村まさゆき

“左右で間違っているところが10箇所あるのだが、この10個すべて見つけるのが超絶に難しいのだ。

“料理を頼んでから料理が来るまでの間にすべて見つけ出せたことがない。

“その難しさの鬼っぷりに「やばい、こいつらは本気だ」と思った

20分集中しても全部わからなかったサイゼリヤのメニューの間違い探し。その難しさはサイゼリヤの本気を感じるほど。四国の形がオーストラリアだったりと、簡単な間違いもアグレッシブです。(古賀)

ラピュタのような島の辺り一帯がなんか妙
2014年2月26日公開ライター：尾張由晃

“ラピュタみたいな島ってことで喜んで行って、確かに！って喜んだが、最終的に自然は怖い。という感想を抱いて脱出することになった。

“店の人みんなに「コーヒー飲む人ー？」って聞いてみんなに出し始めた。

“なんでここらへん一帯、こんなに濃い感じなのか。

ほんとにラピュタみたいですごい1ページ目から、無数の信楽焼のタヌキがひしめく神社、車で観光案内してくれる食堂、となだらかに「妙」にシフト。うわー変わってる！と思いつつなぜか行ってみたくなる。(石川)

一日1時間しか営業しない喫茶室に入りたかった
2014年2月21日公開ライター：おおたかおる

“ 「いや、やってるよ。平日だけ」

“「喫茶室は昼の1時間しか開けていない」

“ 「今日はカステラ作りが忙しくて、喫茶を開ける時間ないんだよ。ごめんね。」

営業時間が12時から1時間のみの喫茶店。開いてるはずの時間に行っても休みのこともある。そんなレアな喫茶店レポート。途中で急展開しますが別の原稿が混ざっているわけではありません。(林)

超リアル！ダンボールアートの世界
2014年2月24日公開ライター：榎並紀行

“一番いいダンボールが出るのはドラッグストアです

“水にひたし薄く剥がしたダンボールを細かく貼って肉付け、筋肉の質感や皮膚のたるみ、シワなどを再現して完成となる。

“また訳の分からないことをやろうとしています

等身大の動物をダンボールで超リアルに作ってしまう人の工房で作り方を聞いてきました。最初に作った作品が細胞。そこから巨大なサイへの進化がすごい。材料確保のため家が常に引っ越しっぽいです。(安藤)

サイゼリヤの間違い探しは私も挑戦したのですが、本当に妙な難しさがありました「そこか！そこくるのか！」という。

私の頭が固すぎるというのもありますが、聞いてなお5秒くらい凝視しないと間違いが理解できない間違い箇所もありました。

さて、冒頭でご紹介した天かす、鯉、モールの記事は2ページ目でご紹介していますよ。

では、どうぞ！

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今週の「やってみた」記事

天かすは本当に自然発火するのか
2014年2月25日公開ライター：加藤まさゆき

“２時間半かけて５kgひたすら揚げまくった。

“朝の９時から実験を始め、天かすの相手だけで一日が終わろうとしている。

“今日、僕は天かす5kgを作り、それが箱の中で冷めていくのを見守っていただけということになる。

天かすを大量に放置すると自然に発火して火事になることがあるのだとか。それは危険！ということで実際に確かめてみました。揚げまくった天かす5キロが無情にもどんどん冷めていく様子をご覧ください。(安藤)

地元の人頼りの旅 in 山梨県甲府
2014年2月20日公開ライター：小堺丸子

“街を一番よく知る地元の人たちに穴場やお薦めの場所を聞きながら周ったら、思わぬ新しい発見があったり、より良いものに感じる気がする。

“「え、これが？」と地元の人さえ疑う場所が実は貴重なスポットだったのは面白い。これぞ穴場だ。

ガイドブックを見ないで現地で聞いた穴場だけをめぐる旅、今回は甲府編。「誰かの墓」から始まる今回も穴場すぎるほどの穴場が続々。なぜか神社にあるサッカーゴール、ラッキーゴールもいいぞ。(石川)

モールで手芸をしてみたが
2014年2月25日公開ライター：乙幡啓子

“今日は「かわいくなさそうなものをモールで作ると果たしてどんな気持ちになるか」にチャレンジしようと思ったわけです。

“ある意味、これも「手に神が宿った」ということになるでしょうか。

例の針金を使った工作、もっと無骨な感じかと思ったらモフモフで想像以上の可愛さ。DNA、ファージなどサイエンスモチーフもモフモフでどこかキュート。しかし最後は大変なことに…。(石川)

鈴カステラ型の鈴を作った
2014年2月20日公開ライター：べつやくれい

“鈴呼ばわりされながら鈴じゃない鈴カステラは不憫ではないか。

“音色というより、かすかな振動みたいな音がする。

“ボボボボボ

鈴みたいなカステラが鈴カステラ、それをもういちど鈴のほうに戻します。鈴カステラに見える、鈴です。うっかり誰か食べてしまうんじゃないかと思う完成度（ですが誰も食べませんでした）。(林)

野鯉の臭みを克服しようと思ったらそもそも臭くなかった
2014年2月25日公開ライター：平坂寛

“鯉なら真冬でも近所で捕まえられる。

“近所の細い川へ行ってみると、数は多くないものの、そこそこ立派な野鯉が泳いでいる。

“鯉たちは暗くなると眠ったまま漂うようにふらふら泳いでいる。そこを静かに、けれど素早く掬い捕るのだ。

野生の鯉をつかまえて食べる。それだけですごい記事なのですが臭みを取るはずが臭みがないと慌てるライターに注目です。野鯉食べるだけで十分だから！と応援したくなる記事。(古賀)

5kgの天かすが冷めるてゆくのを見守る

天かすが発火しなかった記事については失敗は失敗ですが、5kgもの天かすを作る、それを1日冷めないように見守る、しかし冷めていく、悲しく見守るしかない、という状況が特異すぎてなにか物語のようでした。

さて、来週も毎日記事を3本以上更新します。何から読んでいいか迷ったらぜひ土曜16時公開のまとめ記事をごらんください。では、また来週です。

2014年２月のバックナンバーいちらん


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