とりもちさんのアトリエへ
とりもちうずらさんといえば家の中のものを全部ぬいぐるみにする活動であったり、化けわらじを始めとした妖怪コンテストに出る活動がおなじみである。
僕は電子工作の記事を主に書いているので、異なるジャンルの「作る記事」の話を聞けるのはとても面白そうだ。
せっかくなのでとりもちさんのアトリエに伺わせてもらうことになったのだが、
なるほどな……。
なるほどな……。
めちゃくちゃストイックな制作活動をするとりもちさんの姿が脳内に思い浮かんだ。
大丈夫かな?エアコンある??
と心配になりつつ、電車を乗り継いで最寄り駅に到着。
徒歩だと25分とのことだったが、シェアサイクルがあったのでスイスイでたどり着いた。ありがとう現代文明よ。
一見普通のアパートだが、ここで数々の作品が生み出されているのか……!
さっそくお邪魔します!
記事で見たことのあるやつ!!とテンションが上がってしまった。
このままだと部屋にあるぬいぐるみの紹介ですべてページを使ってしまう。
先日ちょうど当サイト編集部のnoteでとりもちさんの取材記事が出ていたのでそちらをご覧ください。
ぬいぐるみ作りを学ぶ
さて、今回は何のぬいぐるみを作るんですか?
とりもち「犬のフンを注意する看板のぬいぐるみです!」
なるほど。なんですかそれは。
犬の飼い主へのマナー啓発の看板だ。
どうやら希望者に配る自治体があるらしく、とりもちさんはかなり見慣れているそう。
正直に言うと僕は初めて見たのだが、とりもちさんの生活の中でなじみがあるものをぬいぐるみにする、というのが大事なのだ。
それではいよいよ作っている様子を見せてもらおう!
とりもち「まずはウレタンで体を作ります!」
とりもち「今までずっと床でこの作業をしていたんですけど、作業机でやるとラクってことに気づきました。」
いま!?いま気づいた!?
そして、ぬいぐるみの中身のふわふわした部分はウレタンだったのか。そもそもそこから初めて知った。
とりもちさんはホームセンターで持てないくらいの大量のウレタンを買っているらしい。
イラストを元にぬいぐるみを作る場合、立体化するときの解釈が難しいのだという。
いつも横向きに描かれるスネ夫の髪型をフィギュア化するのが難しい、というのと同じ話だ。
なるほどなと思っているとこう言われた。
とりもち「あ、爲房さんはしっぽを作るのを手伝ってもらえますか?」
え!僕も作るんですか!


