置き去りの前の楽しさ
12/14の朝、我々は東京駅にあつまりました。
今回はペアで置き去りとのこと(ささやかなお情け)。
わたしは文園うどんさんとペアに!
実は、文園さんとはサシで韓国焼肉屋に行ったことがあります。
むちゃくちゃ苦い高麗人参酒片手にキムチをつまみながら、ふたりとも幼少期にケーブルテレビのアニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」を見まくっていたという話に。
文園さんの記事「自分の名字と同じ地名のお祭りに行くと楽しい」や「自分の写真をスマホの待ち受けにして過ごしてみる」を読むとわかるのですが、文園さんは底抜けに明るい方です。
バスの車内でも「文園さんが通ってるテコンドー教室の話」や、「熊が出た瞬間、流れるように熊スプレーできるのか」などの話題で、おしゃべりに花が咲きみだれましたね・・・。
私は勢いで「村下孝蔵ベスト」を買うかどうかギリギリまで悩んだのですが、
置き去りにされる
ふたたび乗車したバス内では文園さんとふたり、プリッツをつまみながら「わいわい遠足モード」になっていたのですが...
「あ、これ、ほんまに雨の中置き去りにされるんや…」と、私と文園さんの間に走る緊張。
悪天候の中、どんどんなじみのない風景が広がっていきます。
どぎまぎしているうちにバスは山道を登りはじめました。
これには他のライター陣も「え、…山?」と心細さが隠しきれません。
「山を越えたら次の目的地なんじゃないですかね~」と空元気をふりまいていたら、
誰かが山に置き去りにされることが確定した瞬間です。
林さんが「ここが一番難易度が高い」と言いながら、橋田さんが引きあてたのは「2」
私たちや…
橋田さんが「ごめんね…」としきりに謝ってきました。
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雨が冷たいです。
「置き去り企画」に参加しているのに、不思議と「自分が置き去りにされるわけない」と思い込んでいたことに気が付きました。
『かりあげクン』傑作選が急に重たく感じます。
駐車場でバスを粛々と見送る私たち。すると、屋台の方が「豚汁飲んでいってくださいよ」と声をかけてくれました。
置き去りにされた直後のこのあたたかさ。急ピッチで身も心もぬくもります。
「おかわりもいいよ!」と2杯目も入れてくださいました。ありがたい…。
道の駅 ながら
茂原市と長南町、そして南北にほそながい市原市ととなりあった町で、「長柄ダム」が有名な緑豊かな土地です。
道の駅の近くに専門店がある関係で、大分からあげがたくさん売られていました。
初めての土地で見る、遠い場所のグルメ。
私も先日、たまたま改良めだか専門雑誌を買ったところだったのでテンションが上がりました。
私も本名が珍しい苗字なので、「ない」とわかってても(なんなら欲しくなくても)、一旦探さないといけない気持ち、わかります。(もちろん「文園」はなかった)
「タクシーやバスを使ってもいいですよ」
16:35に、「道の駅 ながら」にバスが迎えに来てくれる予定です。
荷物が重くなるのでショッピングは後に回して、長柄町を楽しみましょう。
長柄ダムはコンクリートではなく、土で作った「アースダム」。しかもアースダムとしては日本最大級の大きさなのだそう。これは見てみたいですね。
林さんから「タクシーや公共バスを使ってもいいですよ」と言われていたので、試しに検索してみると、
Googleマップに「徒歩で50分」と言われましたが、私も文園さんも「徒歩50分はぜんぜん許容範囲」と、お互い譲歩なしで合意に達しました。
どうカウントしたら全員に対して失礼にならないのか悩ましい。
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文園さん「え?なんか聞こえませんか」
しんとした林の奥の方から、ノリのいいEDMが聞こえてきたのです。
唐沢「もしかしたら近くでライブでもしてるんですかね」
文園さん「そうかもしれないです。でも、ずっと林ししか見えませんね…」
見えているものと聞こえているものの整合がとれません。
いぶかしみながらも、EDMの源では何が行われているんだろう…とドキドキしながら足を進めました。
EDMの正体
歩き続けると、
打ち込みの激しい音楽がより近くに聞こえてきます。木立の間に響き渡るEDMはここが出どころのようです…!
唐沢「なんか音楽ライブっぽくないですね」
文園さん「唐沢さん、これライブじゃないです…!」
改造車イベントだった
林の奥のEDMにつられてたどり着いたのは、シャコタンだらけの改造車イベントでした。
「森の奥から祭囃子が聞こえてきたが、実はキツネに化かされていた」の最新版は、「林の奥から打ち込みの激しい音楽が聞こえてきたが、実は改造車イベントだった」に改訂です。
会場は、「ロングウッドステーション」という広大な展示場。
話題になった「OK Go」のミュージックビデオの撮影にも使われたことで有名だそう。
私たちがたまたま長柄に置き去りにされたその日に、改造車ファンがご自慢の愛車を展示する「UNION杯」が開催されていたのでした。
ショッピング
ブリバリに改造された車を見ていると、何やらグッズを売っている屋台を発見。
こんな贅沢な試し聴きがあるでしょうか...。
4、5年前のTikTokで流行った曲のアルバムを流してもらいました。
思わずCDを購入(こんな豪奢なスピーカーをのっけた車を持ってないので、視聴と同じ音楽体験は今後できなさそうですが)。
隣の屋台ではステッカーも売っています。
気合いの入った車を見て、音楽やショッピングも楽しめて...
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無免許の私でも、改造車イベントってこんなに楽しいんですね....!
文園さん視点の後半、乞うご期待...!

