2026新春・置き去り 2026年1月3日

ふるまい豚汁、林の奥からきこえるEDM、ビンゴゲームの一等はエアサスペンション〜2026 冬の置き去り その3 長柄町

千葉県の長柄町に置き去りにされました。雨の中。

内側から陽気あふれる文園うどんさんとなら、寒空の置き去りも楽しい旅に。

「道の駅 ながら」のふるまい豚汁、コクのある甘酒に身も心もあたたまり、長柄ダムへと向かいます。

霧深い林の向こう側から流れてくる、ノリノリの音楽。たどり着いた先にあった意外な光景とは...!

置き去り企画のために結成されたコンビ。人当たりの良さに定評のある二人が集った。名前に麦とうどんが入る主食作物コンビでもある。



こちらは「2026年新春置き去り」の1本です
見知らぬ場所で置き去りにされて迎えに来るまでのあいだのことを記事にする企画です。今回はペアなので、前半・後半で書く人が変わります。突然別の記事のようにガラッと変わるようすも堪能してください。
まず前半は唐沢さんから
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置き去りの前の楽しさ

12/14の朝、我々は東京駅にあつまりました。

ぞろぞろとマイクロバスに乗りこんでいきます。

今回はペアで置き去りとのこと(ささやかなお情け)。

わたしは文園うどんさんとペアに!

文園さんのプロフィール写真、いいですよね。

実は、文園さんとはサシで韓国焼肉屋に行ったことがあります。

むちゃくちゃ苦い高麗人参酒片手にキムチをつまみながら、ふたりとも幼少期にケーブルテレビのアニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」を見まくっていたという話に。

高いレベルでの意気投合を果たしました。

文園さんの記事「自分の名字と同じ地名のお祭りに行くと楽しい」や「自分の写真をスマホの待ち受けにして過ごしてみる」を読むとわかるのですが、文園さんは底抜けに明るい方です。

バスの車内でも「文園さんが通ってるテコンドー教室の話」や、「熊が出た瞬間、流れるように熊スプレーできるのか」などの話題で、おしゃべりに花が咲きみだれましたね・・・。

途中のサービスエリア「Pasar幕張」では、
「サービスエリアのCDとDVDのコーナー、めっちゃいいですよね!」とふたりで夢中に。

私は勢いで「村下孝蔵ベスト」を買うかどうかギリギリまで悩んだのですが、

『かりあげクン』傑作選にしました。
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置き去りにされる

ふたたび乗車したバス内では文園さんとふたり、プリッツをつまみながら「わいわい遠足モード」になっていたのですが...

手始めにヨシダプロさんと玉置さんが置き去りになり、
つづいて石川さんと佐伯さんが置き去られ…

「あ、これ、ほんまに雨の中置き去りにされるんや…」と、私と文園さんの間に走る緊張。

窓からの景色。暗い。

悪天候の中、どんどんなじみのない風景が広がっていきます。

どぎまぎしているうちにバスは山道を登りはじめました。

これには他のライター陣も「え、…山?」と心細さが隠しきれません。

「山を越えたら次の目的地なんじゃないですかね~」と空元気をふりまいていたら、

林さんがくじを取り出しました。

誰かが山に置き去りにされることが確定した瞬間です。

林さんが「ここが一番難易度が高い」と言いながら、橋田さんが引きあてたのは「2」

私たちや…

橋田さんが「ごめんね…」としきりに謝ってきました。


 

 

雨が冷たいです。

 

「置き去り企画」に参加しているのに、不思議と「自分が置き去りにされるわけない」と思い込んでいたことに気が付きました。

『かりあげクン』傑作選が急に重たく感じます。

駐車場でバスを粛々と見送る私たち。すると、屋台の方が「豚汁飲んでいってくださいよ」と声をかけてくれました。

「無料だから!」とのこと。え?あつあつの豚汁が…?なぜ?

 

今日はたまたま「感謝祭」だったのです。

置き去りにされた直後のこのあたたかさ。急ピッチで身も心もぬくもります。
 

具だくさんの豚汁、冷えた体にしみわたる…

「おかわりもいいよ!」と2杯目も入れてくださいました。ありがたい…。

文園さん「甘酒とこんにゃく味噌もいきましょうよ!」
ふたりで買いました。(甘酒一杯&味噌こんにゃく一本で計200円。)
甘酒で芯から体があたたまっている文園さん
「置き去りにされたのがここでよかった…」と切に思いましたね。
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道の駅 ながら

私たちが置き去りにされたのは、千葉県の「道の駅 ながら」。
長柄町はチーバくんでいうと、左脇に位置します。しっとりした部分。

茂原市と長南町、そして南北にほそながい市原市ととなりあった町で、「長柄ダム」が有名な緑豊かな土地です。

「道の駅 ながら」は野菜も充実、(白菜と大根がまことに立派で「美」の域に突入していました)
お惣菜も充実のスポットです。

道の駅の近くに専門店がある関係で、大分からあげがたくさん売られていました。

初めての土地で見る、遠い場所のグルメ。

文園さん「瓶とプラスチックの薬箱でめだか売ってますよ!」

 

ここ数年、全国的にめだかが人気だそう。

私も先日、たまたま改良めだか専門雑誌を買ったところだったのでテンションが上がりました。

「絶対『文園』はないですよ」と言いながら、苗字プレートのラインナップをチェックする文園さん。

私も本名が珍しい苗字なので、「ない」とわかってても(なんなら欲しくなくても)、一旦探さないといけない気持ち、わかります。(もちろん「文園」はなかった)

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「タクシーやバスを使ってもいいですよ」

16:35に、「道の駅 ながら」にバスが迎えに来てくれる予定です。

荷物が重くなるのでショッピングは後に回して、長柄町を楽しみましょう。

文園さん「長柄ダムに行くのはどうですか」

長柄ダムはコンクリートではなく、土で作った「アースダム」。しかもアースダムとしては日本最大級の大きさなのだそう。これは見てみたいですね。

林さんから「タクシーや公共バスを使ってもいいですよ」と言われていたので、試しに検索してみると、

…予想はしていました。
歩きます。

Googleマップに「徒歩で50分」と言われましたが、私も文園さんも「徒歩50分はぜんぜん許容範囲」と、お互い譲歩なしで合意に達しました。

途中、「六地蔵」というところに寄り道。
手前のお地蔵さん含めると、七人のお地蔵さんがいました。

どうカウントしたら全員に対して失礼にならないのか悩ましい。

ずっと霧がかった一本道がつづきます。


 

だれもいない道端になぜかゴルフバッグ。


 

林の中をひたすら歩く

文園さん「え?なんか聞こえませんか」

しんとした林の奥の方から、ノリのいいEDMが聞こえてきたのです。

唐沢「もしかしたら近くでライブでもしてるんですかね」

文園さん「そうかもしれないです。でも、ずっと林ししか見えませんね…」

見えているものと聞こえているものの整合がとれません。

いぶかしみながらも、EDMの源では何が行われているんだろう…とドキドキしながら足を進めました。

 

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EDMの正体

歩き続けると、

あっ!ひと気のある場所が見えてきました!

打ち込みの激しい音楽がより近くに聞こえてきます。木立の間に響き渡るEDMはここが出どころのようです…!

会場に入っていくと、意外なことにステージがありません。あれ?駐車場?

唐沢「なんか音楽ライブっぽくないですね」

文園さん「唐沢さん、これライブじゃないです…!」


 

文園さん「改造車のあつまりです…!」

 

文園さん「車高がめちゃくちゃ低いし、タイヤの角度がハの字です…!」

改造車イベントだった

林の奥のEDMにつられてたどり着いたのは、シャコタンだらけの改造車イベントでした。

車のうしろに搭載されたスピーカーからEDMが流れていたのです。意外な結末。

「森の奥から祭囃子が聞こえてきたが、実はキツネに化かされていた」の最新版は、「林の奥から打ち込みの激しい音楽が聞こえてきたが、実は改造車イベントだった」に改訂です。

文園さん「ライトが複眼みたいになってますね!あと、走り屋っぽくエンブレムも塗装されてます」
妙に改造車にくわしい文園さん。

会場は、「ロングウッドステーション」という広大な展示場。

話題になった「OK Go」のミュージックビデオの撮影にも使われたことで有名だそう。

私たちがたまたま長柄に置き去りにされたその日に、改造車ファンがご自慢の愛車を展示する「UNION杯」が開催されていたのでした。

ショッピング

ブリバリに改造された車を見ていると、何やらグッズを売っている屋台を発見。

CDを売っているようです。
え、車に積んだスピーカーで試聴できるの!?

こんな贅沢な試し聴きがあるでしょうか...。

4、5年前のTikTokで流行った曲のアルバムを流してもらいました。

体が反応してしまうほどのうなる低音、左右の立体感に空間を感じます...!

 

文園さん「音がいいですね!」

思わずCDを購入(こんな豪奢なスピーカーをのっけた車を持ってないので、視聴と同じ音楽体験は今後できなさそうですが)。

隣の屋台ではステッカーも売っています。

定番の「赤ちゃんが乗っています」ステッカーから、「矢沢永吉」「中森明菜」という文字のみの有名人概念ステッカーまで!
どういう意味かよくわからなかったのですが、私は「空気脚」ステッカーを購入(車高を上げ下げするエアサスペンションのことだそうです)。
文園さんは「それいけ!ハイエース」を購入(まったくアンパンマンにかかってない)。

気合いの入った車を見て、音楽やショッピングも楽しめて...

無免許の私でも、改造車イベントってこんなに楽しいんですね....!

ああ楽しさはまだまだ続く!

文園さん視点の後半、乞うご期待...!

⏩ 一等賞のエアサスペンション、ゲットなるか

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