しおりから始まる
修学旅行を修学旅行たらしめているものはなにか、それはしおりである。
たった8ページのしおりだが、書くことがない。本物であれば班分けや緊急連絡先などが載るところだが、大人なので特にない。強いて言えば110や119が緊急連絡先だが、それは書かんでもいいだろう。
スペーシアに乗れない!
日光までは東武の特急で行くことにした。旅程を組むのは得意なので(元机上旅行クラブだ)数日前に決めてしおりに書いた。
だが、当日の朝にスペーシアを予約しようとしたら満席だった。え、いま日光ってそんなことになってるの?
急遽新幹線で宇都宮に出てJRで行くルートに変更した。焦ってえきねっとにログインしようとしてパスワード再設定メールが届かなかったりしてたのでこのときの写真はない。
修学旅行だったら学校からバスに乗るだけでよかったのに。団体旅行の気楽さはこのあともういちど感じることになる。
日光東照宮も混んでいる
大人の機転(正確には乗換案内アプリ)を使ってなんとか日光東照宮までたどり着いた。
学ランはやりすぎなので学帽だけかぶってきたのだが、学生というよりも昔の鉄道員のようになってしまった。
白いシャツの下に赤いTシャツを着てきたのは学生時代を思い出しての精一杯のおしゃれである。
あの一辺5cmぐらいの三角がおしゃれのすべてでしたよね。
なぜスペーシアが売り切れているのか分かった。日光は外国人観光客と若者に人気なのだ。熱海や深大寺など渋い観光地が人気なので日光が混んでいても不思議ではない。
そういえば来る途中にプリンの店があった。熱海もプリンだったので、いま流行の観光地にはプリンがあるに違いない。
そう、いまn=2で語っている。
修学旅行じゃないといちいち並ばないといけない。団体旅行の気楽さをまた思い知らされる。
日光東照宮は彫物がみっちり(人も)
日光東照宮は徳川家康を祀っている神社である。3代将軍家光のときに「費用お構いなし」で作っただけあって豪華である(「日光東照宮の謎」高藤晴俊著より)。
豪華なのだが、いまの豪華さとは発想が違う。
縁起の良さそうな生き物や人の彫刻が逆ひな壇で並んでいる。遊ぶ子どもがいるのは平和を表しているらしい。 未知との遭遇のUFOはこれが元ネタではないかと思うほどいろいろついている。
江戸時代の資料に「息」と書いてあって、「いき」なのか「そく」なのか分からないとのこと。ルビが振ってないのだろう。
来る前に調べてきたので門で答え合わせができる。でも実際に学生時代だったら絶対に調べないか授業で聞いても忘れるだろう。


