ご報告は編集長の林、編集部の古賀と、編集部ではげます会世話役の橋田の3人でおおくりします!
ひねくれたことを素直に素早くやってうまくいった
林:
11月もサイト運営おつかれさまでした。
古賀:
おす!
橋田:
サイトのPVの伸びや収益、はげます会の会員数の増減については最後にとりあげるとして、まずは林さんと古賀さんから、先月のサイト運営で試したことの結果を紹介してもらいましょうか。
林:
はい。ひとつめは「1日で終わる記事が好評」。
橋田:
1日で……? 取材がですか?
林:
そうなんです。狙ってそうしたわけではないんですけど、思い返してみると、ここのところ連続でさっと撮る記事がヒットしてるんですよね。以下のような記事です。
林:
全部撮影がすぐに終わってるんですよ。
共通するのは素直に1日で撮影する、でも発想の原点はカウンターだということ。ひねくれたことを素直に素早くやって、共感がありつつ、自分が無理してない。このパターンがうまくいった。
古賀:
発想にフックがあるんですよね。アイディアが強い。だからやる部分はわりと軽いんですね。
林:
観察したあと自分で作る、とか、何パターンも試すとか、そういう記事が増えたけど、もともとデイリーポータルってサッと発想を試す感じだったんですよね。
古賀:
しっかり時間をかけてとりくんで手堅くヒットする記事はいまでももちろん多いんですが、素早くやった記事は爽快感がありますね。
林:
岡村さんと話していたんですけど、2日かけちゃうとどんどんわからなくなってくみたいなのがあるねって。
橋田:
迷走しちゃうんですね。
林:
改めてちょっと今、シンプルな方向に戻ってきたのは感じます。
フォークでデビューして1回テクノに走って、わかんなくなって、やっぱり1回シンプルなものに戻ってきたっていう。ニール・ヤングみたいな感じの。
古賀:
やっぱりここだという。
林:
岡村さんとこれで盛り上がったのは、「余裕のよっちゃん」とか、ループルームとか、やればやるほどわからなくなっちゃって、読む方もわからないってことが続いちゃって(笑)。
林:
こういうシンプルなので行きましょうっていうので、最近は推し進めております。
シンプルなんだけど、企画の根っこはあまのじゃく、というのは変わりませんよね。逆張りを簡単にやるという。
古賀:
瞬発力で逆張っていこうと。
「身近な絶景」と「サイドストーリー」
林:
あとは11月は「身近な絶景」シリーズを毎週土曜日に1本ずつ掲載するようにしました。観察力があって文章のうまいライターに入ってもらってます。
橋田:
これまでは毎月1回、まとめて出してたのを毎週にしたんですよね。
林:
それから、まだ1回しか試してないんですが、撮影に同行した人が、同行者目線で書く記事を制作しましたね。
橋田:
江ノ島くんがうまいこと書いてくれました。
古賀:
視点を変えて伝えなおす。映画みたいな手法ですね。
橋田:
これ、もとの記事を書いた爲房さんがすごく喜んでたんですよ。
古賀:
自分が奇行する記事って、
企画する→手伝ってもらって撮影する→自分で書く
この流れだと奇行にどうしてもツッコミが存在しなくなりますもんね。セルフツッコミになっちゃう。そこをちゃんと他者につっこんでもらえるのは補完ですよね。
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