小出し記事「型抜きをズルせずマスターしたい!」
ライター:ほり
第一回:始まりは居酒屋での敗北だった
第二回:はじめの一歩
第三回:人生初の型抜き成功
第四回:かなり上達した
第五回:悟りの境地
※小出し記事は書けたところから即、小出しに公開する連載企画です! Twitterをフォローしていただくと、続きが公開されたときにお知らせします↓
Follow @dailyportalz悪夢の始まりは居酒屋だった
型抜きという遊びがある。板に描かれた型の溝にそって画びょうを用いてうまく形を切り出す遊びだ。途中で型が割れてしまうとゲームオーバー。子供でも遊べるが、楽しそうに見えて非常に緊張感のある遊びだ。
何で急に型抜きについて語りだしたかというと、先日、居酒屋で型抜きに再会してしまったからである。
型抜きとの突然の再会によみがえる、ほり少年の思い出。そういえば学校の文化祭や祭りの縁日で型抜きに挑戦したことはあれど、成功したことは一度もない。ここは大人になったいま、リベンジしておく必要があるのではないか。型抜き一つクリアできない大人が今後えらそうなことを言っても何一つ説得力がない。
やるけど、勝てる気はしていない
型抜きは一枚ずつ紙にくるまれており、どの型に挑戦することになるのかはランダムだ。今回の私の対戦相手はこちら。
正直勝てる気は全くしていないが、やるからには勝ちたい。
型抜き経験者にはわかると思うが、思いのほか制御が効かない。ちょっとの力で勝手に先のほうまで割れる。幸いここまでは型の外側に割れてくれているので成功しているが、内側に割れたらゲームオーバーだ。
さよならは突然に
その後も、順調に型を抜きつつある。
この緊張感、100円とは思えない。UFOキャッチャーでも競馬でも得られない最高の緊張感だ。型抜きはエンターテインメントなのだ。
型抜きの緊張感は失敗を経験したことがある人にしかわからない。急に終わるのこれ。本当に。さっきまで全然そんな感じじゃなかったのに急に!突然すぎて悔しさが来る前にあっけにとられる。
この感じ久しぶりだ。だんだん悔しくなってきた。あまりに悔しがっていたら店員さんに「これ難しいですよね~。」と言われた。店員さんの情報によると
- 毎日多くの人が挑戦しているが2週に1回ぐらいしか成功者が出ない
- この前、3回連続で成功した人がいた
とのことだ。3回連続で成功した人がいたってことは、運ゲーではなくて実力なのだ。あぁこうなってくると極めたい。絶対にクリアしたい。
というわけでこの小出し記事では私が型抜きをマスターし、居酒屋でリベンジをします。今回が第1回で、連載は全5回。第5回のタイミングで再度居酒屋に行き、リベンジマッチをする予定です。
どうやってマスターするのか
「マスターする」といったが、秘策がある。実は、型抜きはAmazonで売られているのだ。
調べると、型抜きのメーカーは日本に一つしかないらしい。大阪の「ハシモト」というメーカーだ。当然、居酒屋で挑戦したのもハシモトの型抜きだ。
さっそく、ハシモトの型抜きの「易しいタイプ」「難しいタイプ」それぞれ100枚をAmazonで注文した。あとは練習あるのみだ。
この記事を執筆時点で、これから練習を始めるという段階である。なので本当にマスターできるのかは誰にもわからない。順調にいけばこの連載の最終回には居酒屋でリベンジを果たしていることになる。果たしてほりは型抜きをマスターすることができるのか。温かい目で見守っていただければ幸いです。
また、型抜きのコツがあればこの記事のTwitterまたははてなブックマークで教えてください。コツも本当にまだ何も知らなくて、これから調べたり自分で探したりする段階です。皆さま、ご協力の程どうかよろしくお願いいたします。
小出し記事「型抜きをズルせずマスターしたい!」
ライター:ほり
第一回:始まりは居酒屋での敗北だった
第二回:はじめの一歩
第三回:人生初の型抜き成功
第四回:かなり上達した
第五回:悟りの境地
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