デジタルリマスター 2024年10月7日

拡大された世界(デジタルリマスター)

駅やビルの壁、店頭に貼られた大きな広告の写真が気になる。実寸を遙かに超えた大きさにはストレートな存在感がある。

普段あまり拡大されないような物も、コピー機で拡大してみるのはどうか。

日常生活に拡大のインパクトを取り入れたい!

2004年2月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー)

前の記事:2005年から続く「ゴディバを飲んでどうすんだ」の思いを片付ける

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実物よりもずっと大きい写真たち

街ではいろんなものが拡大表示されている。
意識してブラブラ散歩してみると、思った以上にいろんなものが容赦なく大きい。

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ファストフードは拡大が基本

ファストフード系の店はどこも大きなメニューの写真が店頭にがんがん張り出されていた。

ハンバーガー屋ではハンバーガーが、牛丼屋では牛丼が、カレー屋ではカレーがでっかく表示されている。

匂いにつられて店に入る時代は過ぎ、今や拡大された写真がその役割を担っている。

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これも拡大

でも、ほんのちょっと足を止めて冷静に考えてみよう。もし、これが実寸だとしたら。

……。

シンプルに、でかい。 

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パスタ、ビル5階大
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絵なりにデカい
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唐突なインゲン

いったん素直に「でけえ!」というツッコミ目線で見ると、見慣れた景色が断然面白くなる。

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顔でかい
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腹もでかい
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その上動く
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路地でも健気に
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「一生分はありそうだ」と女子高生

この観察をしている最中にでかいオロナミンCとすれ違ったのには話笑った。おあつらえ向きすぎるものがまさか向こうからやってくるとは。

でもそれくらい、でかくする、ということが広告として一般的に機能しているんだろう。

これをふまえて私も身の回りの一生拡大されないような物を拡大してみようと思う。

「でけー、でけーよー!」みたいな無邪気な感動が私の日常にも発生するだろうか。

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