拡大、楽しいです!
かつて日本人は何でもコンパクトにすることを得意としてきた。
電卓とか、携帯電話とか。確かに大きいとかさばってジャマだし、重い。でも一方で大きくすると得られる面白みや安心感がある。拡大すると、変におおらかな気分になる。拡大でストレス解消とかできないだろうか。拡大セラピー。
「サンノゼ便り」によると、アメリカには自分で拡大せずともでかいもので溢れているらしい。うらやましいような、そうでもないような…。とりあえずは、街頭広告の拡大だけで我慢しときます。
ここまでの拡大で「物」の拡大については十分収穫を得ることができた。
ここで最初に拡大した文庫本を思い出したい。拡大は、文字が面白いんじゃないかとちょっと思っていたのだ。
メロスの激怒も文字の大きさによって随分印象が違う気がする。文字の大きさが意味に影響を与えている。
で、文字拡大を語るのに欠かせないのが居酒屋の看板だ。
この異様に大きい店名の文字。メロスの激怒もここまで大きい文字になったらどんな怒りになるんだろう。
これにならってとことん拡大することで、自分の名前の新しい面に出会いたい。
コピーサービスのお店で自分の苗字を最大のA0サイズで出力してもらってきた。
私は25年間「古賀」でやってきたが、こんなに大きな「古賀」ははじめてだ。
こうして見ると自分の写真を見る以上に自分の分身を見てるみたい。
なんだか字が疲れているように見えないだろうか。おつかれ、と思った。
かつて日本人は何でもコンパクトにすることを得意としてきた。
電卓とか、携帯電話とか。確かに大きいとかさばってジャマだし、重い。でも一方で大きくすると得られる面白みや安心感がある。拡大すると、変におおらかな気分になる。拡大でストレス解消とかできないだろうか。拡大セラピー。
「サンノゼ便り」によると、アメリカには自分で拡大せずともでかいもので溢れているらしい。うらやましいような、そうでもないような…。とりあえずは、街頭広告の拡大だけで我慢しときます。
<もどる | ▽デイリーポータルZトップへ | |
▲デイリーポータルZトップへ | バックナンバーいちらんへ |