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特集


ひらめきの月曜日
 
拡大された世界

駅とかビルの壁に貼られた大きな広告写真や、チェーン系の食べ物屋に貼ってあるような拡大されたメニューの写真が気になる。実寸を遙かに超えた大きさにはストレートな存在感がある。

普段あまり拡大表示されないような物も、コピー機を使って拡大してみればそれなりにオーラを出し始めるかもしれない。

今回は街中で見かけた拡大にならって、日常生活に拡大のインパクトを取り入れてみようと思います!

(text by 古賀 及子

ビニール傘


ファーストフードは拡大が基本(写真1)
見慣れた光景だが、これも拡大

街角拡大ウォッチング

街ではいろんなものが拡大表示されている。
意識してブラブラ散歩してみると、容赦なく大きく拡大された物が激しいピーアール合戦を繰り広げているのが分かる。

ファーストフード系の店はどこも大きなメニューの写真が店頭にがんがん張り出されていた。ハンバーガー屋ではハンバーガーが、牛丼屋では牛丼が、カレー屋ではカレーがでっかく表示されている。美味しそうだ。匂いにつられて店に入る時代は過ぎ、今や拡大された写真がその役割を担っている。

でも、ほんのちょっと足を止めて冷静に考えてみよう。もし、これが実寸だとしたら。相当でかいぞ。ハンバーグごはん、こんなに食べきれないよ(写真1)。ソフトクリームの張りぼては見慣れているが巨人の食べ物ですね。このサイズは。

いったん素直に「でけえ!」というツッコミ目線で見ると、見慣れた景色が断然面白くなる。拡大された物の存在感は素直で無邪気なツッコミ精神が支えているのだ。

パスタ、ビル5階大
絵なりにデカい
ペンギンもやや拡大か
唐突にインゲンも
顔でかい
腹もでかい
その上動く
路地でも健気に
「一生分はありそうだ」と女子高生

 

普通自動車4台分ぐらいのオロナミンC。ガリバーへの差し入れか? ツッコミの強さは拡大率に比例する。でかければデカイほどがっちりつっこんでもらえる。シンプル構造だ

これをふまえて私も身の回りの一生拡大されないような物を拡大してみようと思う。

「でけー、でけーよー!」みたいな無邪気な感動が私の日常にも発生するだろうか。


 

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