ヨーカドーで目についた缶詰を買ってきた
ツナ缶とサバ缶はうまかった。ということはきっとある程度あぶらっぽい缶詰がうまいに違いない。オイリーであることが大事なんだろう。
以前取材したバターかけそばを出している店の主人も言っていた「うまいものはあぶらだ」。もしかしてそれがこの記事の結論なのではないかと思いながら手元には缶詰が10種類以上ある。
たとえ結論が「あぶらっぽい缶詰はうまい」だったとしても、ふたつ食べて導かれたものと、10種類試したうえで出た結論ではまったく迫力が違うものになるだろう。バックスイングが違うというものである。
迷う気持ちを断ち切るように大量のそうめんをゆでた。
つゆにぶち込みます
手始めにかにみそを入れてみよう。そうめんにはあり得ない豪華さである。
豪華=カニという発想から逃れられないところに己の限界を感じる。特別感を出したい時、おかずなら「カニ入り」、まんじゅうなら「栗入り」、コーヒーフレッシュならば「生クリーム入り」である。前世のカルマだろうか。
小さい写真でどうぞ
躊躇する気持ちを小さくなる写真で表現してみた。かにみそを入れたらおいしいとかおいしくないの前に見栄えが良くない。しかもわりと想像通りである。そばつゆにかにみそいれましたね、というルックスである。
ちなみにほかの缶詰だとこうなる。
そのままだ。これだけ情報量の少ない写真も珍しい。つゆの写真を多くしようかやっぱり要らないか決心がつかないが、イントロはここまでにしてレビューを開始したい。