徳島はほぼ地元
徳島と言われると、阿波踊りや渦潮、藍染などが思い浮かぶ。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々ということで、明るい県なイメージもある。また山深いので平家の落人も徳島にやってきている。
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私も徳島とは縁がある。弟が徳島に住んでいたことがあり、かなりオススメらしく、移住するなら徳島がいいと言っていた。父は香川に住んでいたことがあり、仕事でよく徳島に行っていたらしい。ということは、2人と血のつながりのある私は、もはや徳島を地元と言っても問題ないのだ。
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渦潮を上から見るか、下から見るか
まずは鳴門の渦潮を見に行く。鳴門海峡で海が渦を巻いているのだ。渦ができる理由は潮の満ち引きや、鳴門海峡の狭さなどが関係している。渦は基本的に毎日できているけれど、大きな渦は1カ月に2回、満月と新月の大潮の日に生まれる。
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渦潮は遊覧船で見ることもできるけれど、上から見る選択をした。兵庫県と徳島県を結ぶ「大鳴門橋」の下に「渦の道」というものがあるのだ。渦潮のちょうど上に行けるようになっている。渦潮がよく見える時間があるので、その辺に注意して行くとよい。
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橋の下に渦潮の上に行ける道が伸びている。道の一部がガラス張りになっているので怖い。その上を歩かなければいいだけなのに歩いてしまう。膝がスッとする感じがやめられないのだ。依存症になりそうだ。
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展望室で下を向いて渦潮を探す。遊覧船も出ていて、渦潮に近づこうとしている。時間を合わせてここに来たので、そろそろ出ているはずだ。私は渦潮を生で見たことがない。ぜひ見てみたいのだ。渦巻く海を。
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いくつも渦巻いております。めちゃくちゃ渦を巻いております。自然現象ってやっぱり生で見ると感動する。海が渦巻くのよ、自然に。ある程度渦を巻くと消えていく感じも儚くてよい。生ビール、生ガキ、生渦潮。渦潮は生に限ると知った瞬間だった。
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日本で唯一のボートレース
鳴門に渦潮があるということは海があるということ。その海を利用して「ボートレース鳴門」がある。ボートレースは海を利用したり、川を利用していたりするが、鳴門は海。そして、ボートレース鳴門はおそらく日本で唯一の特徴を持っている。
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ボートレースに詳しい人は「わかった」となっているかもしれない。上記の写真だけで、他のボートレース場とは違うところがあるのだ。コース形態などではない。ある意味、そもそもが違うのだ。
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もうわかったと思う。ボートレース鳴門だけ「鳴門」のフォントが「ゴシック体」なのだ。他のボートレースは丸みを帯びたフォントだけれど、鳴門はゴシック体。これがいいのだ。唯一を生で見ることができた、という感動がある。
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ボートレースはとても面白い。たとえば、東京都府中市にある「ボートレース多摩川」の施行者は青梅市。東京都大田区にある「ボートレース平和島」の施行者は府中市だったりする。鳴門の場合は鳴門市だけれど、フォントが違う。ボートレースにはそういう楽しみもあるのだ。
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バス停まではスロープカー
次は「すろっぴー」だ。高速鳴門バス停には「すろっぴー」というスロープカーが設置されている。高速バスに乗る際に便利というわけだ。しかも無料で乗ることができる。すろっぴーからは造船所なども見えてなかなかよい。
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エレベーターと同じで運転手がいるわけでも、事前に予約が必要だったりするわけでもない。自由に乗っていいのだ。乗車時間は約90秒なので、あっという間。そのあっという間に造船所が見えたりするのだ。これはツイッターなどで教えてもらったのではなく、私の父の激推しスポットだった。
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