月見団子が平べったい「へそ餅」
いま40代ですが、物心ついた頃から、月見団子は平べったい「へそ餅」を食べていました。
作ってくれた母親は昔からこうだと言っていて、成人してから、そういえばスーパーでは見たことなく、静岡の食文化なのかもしれないと思い至りました。
(masa770506さん)
へそ餅……見事に知らないですわ……!(これを書いている古賀は東京生まれ、神奈川・埼玉育ちです)
しずおか静岡朝日ワイドテレビ「とびっきり!しずおか」のツイートでその実態が紹介されていましたが、静岡県内でも知らないという方も多い模様。どうも中、西部地域の文化のようです。
?今日はお月様は見えませんでしたが、お月見団子を頂きました!
— とびっきり!しずおか (@tobikkiri_satv) September 21, 2021
静岡独特の形
「へそ餅」です?
平たくて、真ん中が凹んでいる
おへそのような月見団子です‼️
この形って、静岡県内全域なんでしょうか? pic.twitter.com/tQw6nCt0Rf
白玉みたいですが、材料は上新粉。別皿のあんこをくぼみに乗せるのがスタンダードだそうです。あんこ量が自在なのは強い……。
寿司屋でごく自然に出てくる「しいたけのにぎり寿司」
商工会の記事には雄踏町の3軒のお寿司屋さんの1人前の桶が掲載されているんですが、3軒とも1貫、しいたけのにぎり寿司が入ってますね……!
山の幸のお寿司というと、高知県の田舎寿司が思いうかびますが、雄踏町ではそこからしいたけのにぎり寿司のみが一般的なお寿司の仲間に入っている状態。純度の高い へぇ~~! がわき上がりました。

椎田さんによると「昭和頃にはこの地域はそうだったらしく、父世代から普通のことだったようです」とのこと。
ちょっと貝のようにも見えてぜったいおいしいですよねこれ……。
腹筋ローラーが漢方薬の調合に見える
変わったCMの投稿は実はこのほかにも静岡県のみなさんからたくさんいただいたんです! さすが癖のつよローカルCM天国静岡。
で、で、こちらの荷居屋さんなのですが、今回CMについて調査をすすめるなかで、なんと2022/11/25に閉業なさるとの情報が……。
お店の方にうかがってみたところ本当でした。貞享元年(1684年!!!)創業とのことで、最後の最後にその存在が知れてうれしかったです。
通学時にヘルメットを着用する習慣のある自治体は全国的にあちこち見られるようですが、「1年生だけ」「黄色のヘルメット」というのははじめて聞きました。
調べてみると、浜松市ではまさに昭和50年代からじわじわと小学生のヘルメット着用が推進されて現在に続いているもよう(現在の色は水色)。※参考「中日新聞 浜松のヘルメット通学「40年前」説」
junchanさんの黄色いヘルメットもこのあたりの時代の動きに関連していたのでしょうか。
さらに、ご投稿にもあるとおり、静岡と言えばなんといっても他県民のあこがれ、横断バッグですよね。

こちらは昭和43年(1968年)から続いている通学文化なんだそうです。
デイリーポータルZでは、このような地域の情報を引き続きおまちしています!
たとえばこんな情報、ありませんか。
・小学校の独特の行事
・給食で出たけどそういえば普通は食べないもの
・県だけでは超有名なCM
・有名な観光地の裏の姿
・有名な食材の地元民しか知らない知識
・地元ならではの気候、服装
・正月、お盆、ひなまつり、子どもの日などにおける地元ならではすぎる風習
・クリスマス、誕生日に食べるもの、どうもうちの地域だけ〇〇らしい
・民謡、踊り、土地の人だけができること
・豊作すぎて高級品なのに価値が低いみたいな話
・そのほか、地元すぎる情報であればなんでも!
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