髪の毛カバーの商品化、どうでしょうか
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最近「Airpods」というイヤホンを買った。コードがなくて、iPhoneと繋げばすぐ音楽が聞けるもうそれは便利なやつだ。
ただ惜しい点が一つだけある。白しかないのだ。
髪が黒いので白が目立ち、つけてることがすぐにバレてしまう。もう少しさりげなくいたい日もある。どうにかならないか。
今回どうにかしたいのはこれだ。
恥ずかしながら「みんなが持ってるやつでしょ」という大変しょうもない理由で買わずにいた。
ただ周りがずっと便利だ便利だ言うので買って見たらもう他に戻れないぐらい便利なやつだった。
いまでは大好きな物の一つだが、ただひとつ悲しいのが
街を歩く時は全然いい。なんならおしゃれなので見せていきたい。
ただ、仕事場や人がいる場で「イヤホンつけてます」感が出すぎると「感じ悪いかな…?」と不安になる。
気が小さいので、なるべくさりげなく装着したい時があるのだ。
耳にぶら下がるような形なので、肌色で覆ってあげれば耳〜顔と同化しバレにくいのではと考えた。
存在感は減って、見た目の印象がやわらかくなった。また、外側の肌触りもいい。
「すぐに解決してやる」ぐらいの気持ちで肌色からスタートしたが、純粋に黒色にしてみようと気持ちを改めることにした。
しかし、黒を出さないのはきっとアップルさんの長年蓄積された美学的な何かがあるのだろう。
そしてその美学は、私が願う「他人に感じ悪く見られたくない」という小さい器には入りきらないほどの神聖なやつだと思う。
「法人の美意識を変えてまで黒が欲しいか?」と問われたら「気にせずがんばってください」としか言いようがない。少し脱線してきた。
と、うだうだ言ってきたが今回本当にやりたいのはここからである。
肌がダメなら「髪」と同化させるのが一番いいのではないか、という検証だ。
作って見てわかった改良すべき点を直していく。
それでは装着していきます。
とてもいいものができた。早速出社して感想をきいてみよう。
後輩を呼び出し「今日のわたしにおかしいところはあるか」と聞いた。
髪色が同じ分、本当にわからないらしい。髪つけただけでここまでカモフラージュされるのかとマシンガンのように感想を喋っている。
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