山椒サラミとの運命的出会い
山椒サラミがおつまみとして優秀すぎる。あまりのビールとの相性の良さに、禁酒中だった私は酒を解禁した。ほぼ毎日この山椒サラミを食べているのだ。
これが、ちょっと飛ぶぐらい美味しかった。
初めて食べたのは、新幹線での移動中であった。それまで別にサラミが特別好きという訳でもなかったのだが、 新幹線でビールを飲むために、おつまみとして持って行ったのだ。ローソンの福袋に入っていたもので、自分で意図して買った商品ではない。
特に期待せずに一口食べると、あまりの美味しさにしばらくフリーズした。
うまい……！！……うますぎてやばい！！
一口目から勢いよく口に広がる山椒。舌にピリッとくるスパイシーな味が刺激的で、恐ろしいほどビールが進む……！！山椒のちょっと薬っぽい味が、あとを引く爽やかさである。
美味しくて固まるのは以前記事で紹介した水なす以来である。水なすにはまったときは、毎日食べ続けていたが、６キロ食べ切ったところで満足し、水なすの時代の終焉を迎えていた。
一口食べただけで分かる。これは次の時代を担う食べ物だ！！
家に帰り、福袋を買ったローソンに向かうも、この商品は無くなっていた。どこに売っているんだ……。あの、なとりの山椒サラミは……。
Amazonで売ってた
山椒サラミを求めてコンビニを徘徊していたが、ありがたいことにAmazonで購入できることが分かった。やったー！！これでいつでも食べ放題だ！
でも、あまり食べすぎてもよくないし、これぐらいの量にしておいた方が体に良いのだろう。本当はもっと一気に食べたいけど……。
……サラミピザにしたら、たくさんのせても問題ないかな。
サラミピザにしよう
ピザにするという大義名分のもと、たくさん山椒サラミを食べることにした。ピザならしょうがないだろう。元々罪な食べ物だし。
トマトも入れようと思っていたが、シンプルな方が、この山椒サラミの良さを味わい尽くせると思い 、具はこれだけにした。
楽しみにしながら待つこと数分。
焼きすぎた。２袋分のサラミを使っているので悲しみも2倍である。あんなに乗せなければ良かった……。焼くだけなのに、失敗することあるんだ。
実食
見た目はよくないけど、山椒のいい香りは室内に漂っている。一口食べてみよう。
美味しい！！ 全然失敗じゃない！！
ちょっと焦げている香ばしさも良い。いっぱい乗せたから、ピザソースやチーズにも負けておらず、山椒の美味しさが一口目から口に広がっていく。火が通って油分が抜けたからか、少し味が濃くなったようにも感じる。
今ままで食べたことなかったけど、山椒サラミのピザを私は求めていたんだ……。ピザハットに出してほしい。ただ、このビジュアルだったら頼まない可能性が高いけど。
焦げていてもなんの遜色もなく、ビールと共に美味しく平らげた。
しそ味もあるよ
実は同じシリーズで青じそ味も存在する。山椒サラミが美味しかったので、こちらも買ってみた。
しそが入っているので、緑っぽいサラミである。山椒のような刺激はないが、落ち着いて安定感のある美味しさだ。気心しれた幼馴染みのような良さがある。噛めば噛むほど、しその旨味が口の中に広がっていく。
こちらもたくさん食べたいので、ピザ化してみた。
焼き加減は完璧なピザが出来たぞ。チーズの溶け具合も良いし、これは期待できる！
いや 、美味しいのだが、しその存在感がない。トマトソースの味の濃さに負けている。青じそが奥ゆかしすぎて、普通のサラミピザのような味わいに。焦げてないという点において、先ほどよりもピザのクオリティは高いが、青じその良さが最大限に引き出せてない。青じそサラミは、そのまま食べた方が良さそうだ。
青じそも良いのだが、私としては圧倒的山椒派である。ただ、山椒の薬っぽい味が苦手な人には、青じその方がおすすめだ。
今後、たくさんサラミを食べたい時はピザにしよう。ピザにすると、そのままたくさん食べるより、なぜか塩分的な罪悪感が減る。実際は増えているのに……。
塩分の精神的な対象法も見つかったことだし、これからAmazonの購入履歴の欄は、山椒サラミ一強の時代が続くであろう。
山椒サラミです
こっちは青じそ
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