デジタルリマスター
2023年8月26日
ジャガイモでジャガイモを漬ける(デジタルリマスター)

ジャガイモで漬け床が作れるという話を聞いた。漬け床といえば糠床だとばかり思っていたが、まさかジャガイモでも作れるとは。
知ってしまったらこれはもうやるしかない。
ジャガイモの漬け床を作って、漬けようジャガイモを。
※2009年3月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー)
前の記事:どうぶつの形のグミを2種作るとして、選んだのがなんでコアラと蛇なのか、メーカーに聞いた
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ジャガイモ床は有名
今回のジャガイモ床はご近所で仲良くさせてもらっている田中さんというおばあさんに教えてもらった。「ずいぶん前にTVで見たよ」とのこと。
調べてみるとネットでも結構な量の作り方がヒットする。会津若松の郷土料理だと書いてあるページもあった。

5:3:2の比率でジャガイモを床にする
田中さんに教わったジャガイモ床の作り方はえらく簡単だった。
蒸かしたジャガイモ:砂糖:塩を5:3:2の割合で混ぜ、2日間冷蔵庫で寝かせれば完成する。
少量で作ってもそう味に変りはないそうで、糠床のように発酵させるわけではないので冷蔵庫さえあれば管理も楽そう。
蒸かしたイモは通常足が早いものだが、砂糖と塩の保存効果で冷蔵庫で3ヶ月は持つらしい。





今回はイモ200gに砂糖120g、塩80gで作った。
冷蔵庫に寝かす前にどんな味か興味があったのでなめてみる。
すると……
すんごいしょっぱい(当たり前)
塩を80gも使っていれば当たり前なのだが、もう、びっくりするぐらいしょっぱかった。音にすると「ジョギーン!」というかんじ(どういうかんじか)。
あまりにしょっぱくて、ジャガイモの味はどこかへ行ってしまった。
なにしろ、だまって2日置いてみよう。

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