料理にも使えそうだぞジャガイモ床
ジャガイモ床は早くも3日目に。そのままなめても、もはやずいぶん味がまろやかだ。
いや、もしかしたらしょっぱさに私の方がしょっぱい味に慣れただけかもしれない。
このころになるとジャガイモ床は家の食事にもかなり応用的に使えることが分かってきた。
麺だ!
みそ汁みたいに、ジャガイモ床汁ができるなら、めんつゆとしても使えるんじゃないか。
この甘しょっぱさとまろやかさはめんつゆにきっと丁度いい。お湯でといて、少しダシ粉を入れて、そばを食べてみた。
グランドフィナーレとはいかず
ジャガイモが、まさかめんつゆになった!!
という、一大スクープをもってきてのグランドフィナーレを期待、そして確信していたのだが、実際やってみたら「あれ?」という感じであった。
味はいいのだが、どうにも麺につゆがからまない。私が関東出身で麺つゆといえばしょうゆ仕立ての濃い目味で生きてきたから余計に合わないと思ってしまったのかもしれない。残念……。
ちなみに田中さん情報によると、炒め物に使うといい味になるわよ、とのことだった。麺つゆはだめだったが、まだまだ使う余地はありそうなジャガイモ床であります。
ジャガイモで、ジャガイモは漬かった
一体、誰がどうやってこの料理を考えついたんだろう。
糠がなくって糠床が作れないわ……、ジャガイモだったらたくさんあるのに……そうだっ! って、思いつく? 思いつかないよね? 料理における先人の知恵というのは本当にすばらしい。
私はそれほど料理の知識も経験もないし不器用なので上達も全くしないが、ジャガイモ床だったら作り方も保存も簡単なので仲良くしてもらえそうだ。
ジャガイモを漬ければネタになるぞ、イヒヒと思って始めたがまさか個人的に食卓の味を広げることになってしまってどこか恐縮しております。