千葉の道の駅で購入
昨年12月、置き去り企画で千葉のど真ん中にある長柄町に置き去られた私と文園うどんさん。
置き去りにされた心細さの反動か、道の駅で燃え盛るショッピング魂…!
2人で店内を何度もぐるぐるして、人の頭蓋くらいあるジャイアント柚子、調理方法が一つも浮かばないキクイモなど、家の近所で買えないものをどしどし買い込んでいたのですが、
文園さんが気になる商品「はばのり」を発見。お、千葉の名産でしょうか。パッケージをじっくり見てみると、
大きいとはいえ、3枚で4600円というお高さ。
4600円、今履いているギリギリのスニーカー(滑り止めが磨滅済み)を買い換えられる値段…
この価格には、「購買欲の化身」となっていた私たちも、「おら!いつもの金銭感覚を思い出せ!」と頬をはたかれました。
しかし…
置き去り企画に参加した他のライターも、千葉各地の道の駅で「はばのり」を目にしていたようですが、全員「あまりにも高くて勇気がでませんでした」とのことでした。あのときの私と文園さんは確かに買い物蛮勇だったようです。
はばのり試食会
そうやって調子に乗って購入したはばのり。一体どんなお味なのか…いつもの海苔とはどうちがうのか…。試食会の開催です。
文園さんは残念ながら欠席…!
見聞きしたことのない欠席理由で、どうお声がけすべきか迷いました。今はもう鼻血は止まっているのでしょうか…?
橋田さん「おいしいものの匂いだよ!」
唐沢「ちょっと昆布っぽい香りですね」
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まいしろさん「すごく磯を感じる」
西村さん「これ大好き!」
西村さんが香りだけで愛を叫んでいました。はばのり、期待大です!
石川さん「すごいテクスチャーですね」
まいしろさん「油絵!油絵!」
西村さん「ゴッホだ」
今まで海苔がポスト印象派になぞらえられたことがあったでしょうか…
高級品と言えば、「値段の感覚がつかめないので、身近なものの量・大きさにそろえて比較」ですよね。
500円札を食べるくらいの感じでしょうか…ていうかこの比較、そもそも紙幣は食べ物じゃないので、めちゃくちゃわかりづらかったかもしれないです!500円札を食べるくらいの感じって何?
展開していく味
まずは、はばのりだけで味わってみましょう!
一口目、第一印象は…!
海藻のうま味と香ばしさが強い!そしてパリッ・パキッとした小気味いい歯ごたえ!
これはみなさんにも早く試食してもらわなきゃ…
西村さん「え?どうしたの?」
まいしろさん「何?」
橋田さん「外⁉どういうこと?」
西村さん「外?」
周りがざわざわしました。
一口目は海苔らしい磯の風味が広がるのですが、時間が経つにつれて乾燥した落ち葉のような香ばしさが強くなっていきます。
奇妙な感想になってしまいましたが、おいしさは確かです!
石川さん「そんなに展開あるんですか」
西村さん「舌、敏感すぎない?」
まいしろさん「磯の風味もあれば、ちょっと化学っぽい苦味もある…勢いのある4コマ漫画みたいな感じでスピーディーに味が展開します!」
いや、ほんとうにそうなんです!めっちゃ味が変わるんです!
お味はどうでしょうか…!
板わかめでした。
「板わかめじゃん」、という感想でした。
珍しいご当地海藻グルメを、別の珍しいご当地海藻グルメでたとえている奇特な状況に。(みなさん、面喰って大丈夫な場面です)
説明すると、板わかめは鳥取・島根の名産で、わかめを水洗いして乾燥させた食品。
私は一度も食べたことはないですが、写真で見ると確かにはばのりっぽさがあります。西村さんによると、板わかめはわかめの「海藻」としての味がしっかり味わえる一品なのだそう。
板わかめは西村さんのソウルフード。世界最大の板わかめを作るイベントに現地取材までしています。
つまり、「板わかめじゃん」=「めちゃくちゃおいしい」ということで合点していただければと思います。
板わかめでした。
「板わかめ」、という感想でした。
実は橋田さんも板わかめの大ファン。
橋田さん「これ、いつもの焼きのりとは全然違うよね」
唐沢「ほうれん草とか、そういう葉物野菜っぽい味もあるんですよね」
ちなみに、はばのりの原料(カヤモノリ科の海藻)と、スーパーでよく見かける海苔の原料(ウシケノリ科の海藻)は違うもののようです。
「はばのりを掲げて何をしているんだろう」と思ってたら、
はばのりという芸術にうっとりしていました。
まいしろさん「そうですよね!化学っていうか、マグネシウムとかそういう『なんとかウム』みたいな感じ」
西村さん「板わかめの味だよね」
西村さん「板わかめの味なんだよ」
※西村さんは試食以降、「はばのり」よりも「板わかめ」の名前を口にする頻度が多くなっていました。

