2度焼きしたら美味しかった
自分的には失敗だったのだが、母に食べてもらったところ『結構美味しいじゃん』とのことだったので多少救われた。
やや生焼けでミルキーすぎるという欠点も、再度トーストで焼いてジャムをドカッと盛ることで打ち消された。よかった。
この日は『契』の『大』の部分だけ食べた。残った上2つのパーツは、千切ってタッパーに入れた。3daysに分けて食べやすいのが契りパンの最大にして唯一のメリットである。
これが契りパンだ
焼き終わり、型から外した。
これは……契りパンだ。
ちぎりパンであり、『契』でもある。正真正銘『契りパン』と言って差し支えない。
意気揚々と食べてみる。
おお、味は……味は…前回の方が美味しい…。
牛乳の風味が強すぎるし、底の方がベチャッとしてる。なぜ...。見た目はいい感じなのに…。
改めて比較するとこんな感じ。
最初につくったやつがかなりひどいので、相対的に見て今回のが上出来に見える。失敗してハードルをさげておいてよかった。
それにしても、パン作りって本当に難しい。しかも美味しいパンは近所のパン屋で売っている。
ああ、パン屋さん本当にありがとう。やはり餅は餅屋、パンはパン屋だ。
食べられなくはないが「おいしい」からはちょっと距離のある契りパンを食べながら、わたしは全国のパン職人たちに思いを馳せた。
編集部からのみどころを読む
この記事は失敗ウイークの1本でした
あとからお知らせしてすいません。できるかどうか分からないことをやってみる記事シリーズです（企画説明）
ここから
会員特典コンテンツです
この先は「デイリーポータルZをはげます会」会員向けの有料コンテンツです。会員になるとごらんいただけます。
