諦めきれない
後日、諦めきれず再度契りパン作りに挑戦した。
今度は参考にするレシピを牛乳の量が多いものに変えてみた。
やはり、こねてもこねても餅のようには伸びないが、今回はほどほどのところでストップ。
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この前よりは幾分かマシ。そしてここからは発酵のターンだ。
~50分後~
これは、うまくいってる...のか…?
こういう時、適当でもいいから「いい感じじゃない?」と言ってくれる人がほしい。この世にはそういう人の存在が必要だし、自分自身もそうでありたいと思う。(たまに「適当言うな」と本気で怒られることもある)
次は生地を小分けにして丸めていく。先日の反省を踏まえて今回は型を用意した。
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『契』の型。アルミホイルも敷き詰めて、準備は完璧である。
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仕上げにふるいを使って粉をまぶす。もうわたしにできることはこれしかない。最後のあがきである。
焼けてる?
白い。パンってこんなに白かったっけ。まあ…白いパンもあるか…牛乳170㎖入れたし…。ていうかわたし、本物のちぎりパンって見たことないな…。わからん、正解が…。
その後、指定の時間の倍焼いた。追加で焼き始めると、加減がわからなくなる。焼いても焼いても焼けてない気がする。
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焼いている間はずっと気が気ではなくて、部屋の中をうろうろしていた。オーディション中のわが子を待つステージママの気分だ。
…焼けてるのか?
焼き目と焦げの違いがわからない。こういう、個人の感覚で判断するやつ本当に苦手なんだよな。体調が悪い時の人間の顔色とかも全然わかってないし。
とりあえずあと5分焼くか…。

