わたあめの袋への憧れ
ゴールデンウィークに行われるお祭りで、知り合いのわたあめの屋台をお手伝いすることになった。
わたあめを作るのは初めてである。あのくるくる回してわたあめを大きくしていく作業が出来るのか……!と楽しみにしていたのだが、日が近づくにつれ、ある願望が芽生えてきた。
……わたあめの袋のキャラクターになりたい!!
私もあの袋になりたい……!!!
袋に起用されたら、確実に人気者と断定していいだろう。
わたあめ屋さんをやるということは、袋のキャラになれる絶好のチャンスなのではないか!?
これは作るしかない!!!!
そう思い立つと、すぐに袋を買いに行ったのだった。
出来上がったのはこちら。
これで完全に人気者メンバーの仲間入りである。もはやサンリオのキャラと言ってもおかしくはない貫禄。iPadでイラストを描き、30分で完成した。人気者になれる最短ルートと言えよう。
袋に印刷する方法が分からなかったので、本当にわたあめ専門の業者に頼もうとしたら、最低でも20万ぐらいはかかるということが発覚。人気者になるのにも、お金がかかるんだな……。
とりあえず今回はシールになっている紙に印刷して袋に貼ることにした。これでも十分わたあめの袋っぽく出来たぞ!
この袋をお祭りに持っていこう!!
スパゲティからのわたあめ
わたあめ屋さんをやるのは、以前「マイナーキャラのカチューシャをつくってディズニーにいくと目立つ」という記事内で、私が作ったわんわん物語のスパゲティカチューシャをもらってくれた方である。
踊り屋1Zenというよさこいチームの代表をしている方で、踊りももちろんだが一つ一つの所作が格好いい。こんな格好よくiQOS吸う人いるんだな……と惚れ惚れしている。もはやファン。
カチューシャを贈呈したことをきっかけに仲良くしてもらっており、今回はイベントでわたあめ屋さんをやるのに人手不足と聞いたのでお手伝いにいくことになったのだ。
今回は「鶴川エイサーよさこい祭り」というイベントにチームの皆さんでお店を出すとのこと。チームの皆が踊りに出ているときに店番する人が足りないらしい。
まさかスパゲッティの縁でわたあめ屋さんをやることになるとは思わなかった!
久々にチームの皆に会えるのが楽しみである。
鶴川エイサーよさこい祭り
ということでやって来ました!!
私がつくった袋も店頭に飾らせてもらった。
基本的にそのまま渡しているから、袋に入れる人は少ないかも……と言われたが、そもそも10枚しか持って来てないので、欲しい人だけに渡すことにしよう!
わたあめづくりの練習
お祭りが始まる前に、わたあめを作る練習をすることになった。
真ん中の穴にザラメを入れて、少しずつ出てくるわたあめを、割り箸にくるくる巻いていく。このくるくるする作業、ずっとやってみたかったんだよね〜!!
お手本でつくってくれたわたあめはこの1.5倍ぐらい大きくてふわふわだった。何が違うのだろうか……。一口食べると、懐かしい甘さが口いっぱいに広がった。ちゃんとわたあめを食べたのは小学生以来かもしれない。
わたあめづくりも練習したし、準備万端である。やるからには繁盛させるぞ!!