ターバンのカバン便利そう
ターバンに収納機能があったら、この上なく便利ではないか。
以前、頭に乗せる壺風カバンを作ったことがあるが、バランスを取るのが非常に難しかった。ターバンのように頭に巻き付いている形状ならば、気にせず頭に乗せられ、手ぶらでお出かけできるのではないか。
気を張らずに頭に乗せるカバンが欲しいので、ターバンのカバンを作ることにした。
出来上がったのがこちら。
大容量のターバンカバンが誕生したのであった。
ウレタンを帽子型に
本物のターバンは頭に布を巻くだけである。
最初は、細長い布にたくさんポッケをつけて、頭に巻く案で考えていた。でも、中身のものを出すたびターバンを巻き直すのも面倒くさいよな。財布を出すのが大変という理由で、買い渋る商品が出てくるかもしれない。節約術としては良さそうである。貯金したいと言っていた友人に勧めてみよう。
でも普通に使う分には、便利さが一番大切だ。
色々考えたが、やはり帽子のようにスポッと被り、中が空洞でファスナーで開け閉めするターバンにするのが一番良いのではないだろうか。
まずは頭にかぶる土台の帽子部分を作ろう。
布で帽子を作る型紙を使えば良いのかもしれない。でも自分の頭にフィットすることが大切なので、自分の頭に合わせつつ作ることにした。
何ヶ所か切り込みを入れれば、帽子型になるだろうか。やってみよう。
切れ込みを入れたところを、つなぎ合わせてみる。
いや!でも方向性は合っている!!もう少し、切り込みを足していこう。
顔面全体を覆う形になった。このままだと覆面マスクになってしまうので、余分なところを切っていこう。
切ったらかなりいい感じになった。遠目で見たら、カーディガンと色味を揃えたおしゃれ帽子に見えることだろう。フィット感もバッチリである。ウレタンはとてもあったかいので、普通にこのままニット帽のように使いたいぐらいだ。
よし!土台部分はできたぞ!!
ターバンを作る
次はターバン部分を作っていこう。
先ほどより一回り大きい形にしたいところ。
多少歪みがあるが、上から布を巻くから良いだろう。本物のターバンは人の手で巻くのだから、多少歪みがあった方がリアリティがあって良い。
思ってたより大きめになってしまった。でもカバンなので、たくさん入った方が良いだろう。
布を巻く
あとは布を巻いていくのみ!!
シワを寄せて、ぐるっと布を巻いていく。
シワ感が大事なので、全部縫うというよりは、垂れてこない程度にところどころ縫う形にした。
ファスナーはやっぱり前方部分にあった方が便利だろうか。被ったまま荷物の出し入れすることもあるだろうし。
スリが多い国の旅行にも、安心なカバンである。