デジタルリマスター 2024年7月15日

ルービックキューブに再挑戦する(デジタルリマスター)

ルービックキューブ。ハンガリーのルービック博士が発明したパズルだ。かつて大流行したこのパズルに一度は挑戦したことのある方も多いのではないだろうか。

実は僕も小学生か、もしくはもっと前に挑戦したことがある。だけどそのときは1面の色をそろえるのが精一杯だった。あれから僕は学校で勉強し、社会に出て様々な事を学んだ。果たしてこれまでの経験で僕はあの頃よりも賢くなったのだろうか。賢くなったのならばルービックキューブ、解けるのではないか。挑戦してみました。

2005年11月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー)

前の記事:新潟にある「弥彦山」はスカイツリーと高さが同じ

> 個人サイト むかない安藤 Twitter

お久しぶりです

今回の企画のためにざっと20年ぶりくらいにルービックキューブを買った。小学生の頃だったと思う、僕は確かにこいつと向き合ったことがある。試行錯誤しながらもようやく1面をそろえた時には感動した。しかし次の面をそろえようとしたとき、僕はそこから一歩も進むことができなかった。

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25周年らしいです。

当時は6面クリアなんて不可能だと思っていた。6面どころか2面すらそろえられない僕は苛立った。母は一度バラバラにするかシールを張り替えたらいいのよ、と言っていた。僕はその意見に、大人の姑息さを見た。

そんな中、姉が2面をクリアした。家族中が賞賛したが、僕は少し悔しかった。

そして僕はキューブをあきらめた。

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この姿、次見られるのはいつの日か。

そんな思い出深いキューブに近所の本屋で再会した。2000円だった。子供の頃はおそらく親に買ってもらったのでなんとも思わなかったが、いざ自分で生活するようになるとなかなかキューブに2000円は出さない。心の奥底にどうせそろわないのに、という気持ちがあるからかもしれない。だけど今回は過去の自分との戦いでもあるわけだ。奮発して購入した。

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常に持ち歩いています。

キューブを買ってから、毎日どこへ行くにも持ち歩いた。いつもはデジカメが入っているポケットに、今はルービックキューブが入っている。

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お店でも。
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公園でも。
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海でも。
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歩いてても(危険なのでやめましょう)。
いったん広告です

やっぱり難しいです

日々せっせとキューブと向き合った。うれしい感覚だった。確かにあの頃も、僕はこうして夢中でキューブを回していた。

だけどやっぱり1面しかそろわない。そういえば子供の頃の僕も1面をそろえるのは異常に速かった。だけどそれを維持したままその他のブロックを移動させて2面をそろえることができないのだ。僕はあの頃からまったく進歩していないのだろうか。

キューブには解説書が入っていたが、それを読むのは当分やめようと決めていた。それではなんとなく意味がない気がしたのだ。

ではいったいどうしたらいのだろう。僕の試みは暗礁に乗り上げた。

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