四谷くんと台湾・高雄の旅
11月末から12月頭にかけて、彼氏の四谷くんと3泊4日の台湾旅行に行ってきました。
私と四谷くんの旅のスタイルは真逆。
むしろそれがちょうどよく、私のやりたいことリストの合間合間に四谷くんの目的をちりばめることで2人の旅の満足度を高めて来ました。
旅行3日目は、
スーパーマーケットやショッピングモールにも行き・・・
ゆとりを知らない旅程をこなして時間は13:30。
暑い中をかなり歩いた・・・ゆっくりしてもいい。
落ち着いたスポットあるかな~と「地球の歩き方」をぱらぱらめくると、ページの一角に台湾糖業博物館の紹介が。
なになに、古い製糖工場の中を見ることができる・・・?レトロなアイスが味わえる?
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ゆっくりするなんて予定は頭から抜け落ち、「なんかアイスクリームが食べられるらしいで」と四谷くんを丸めこんで博物館向にかう電車に乗り込みました。
駅に直結
高雄は電車であちこち移動できて便利です。
なお台湾の電車では飲食厳禁。やぶると罰金が課せられます。
うっかり飲み食いすることなく、40分ほどで博物館の最寄りの「橋頭糖廠駅」に着きました。
この地区全体が「十鼓文創園区」というスポットらしく、工場にまつわる様々な施設が残っていました
(台湾には、歴史的な場所・施設を新たなカルチャー拠点にリノベーションした「文創園区」がたくさんあります。)
ここは1940年に建てられた工場長の宿舎だそうです。
こちらは、1901年に日本がこの地で製糖工場を経営するために建てた社宅事務所だそう。
屋上の柵の穴は、対立する現地の台湾の人たちが攻撃してきたときに武器で反撃するための穴なのだとか。
日本が台湾を統治していた時期の建物が並び、歴史を感じながら歩くこと10分、
立派な建物で、正面からでは全体が一望できません。
入口でチケットを買うのかな・・・と思いきや窓口は特になく、入場無料のようです。
四谷くんと2人で「誰もおらんなあ・・・」とドキドキしながら中に入ると、
二階部分にずらっとサトウキビの汁を蒸発させる機械が並びます。
展示を余すところなく全部見ようとする私をほうっておいて、四谷くんが軽やかに先へ先へと進みます。
まるで屋外で風に舞うビニール袋のよう。待ってくれ・・・!

