自己判断
台湾の友達に、「製糖工場の博物館にほとんど柵がなくてびっくりしたよ」と言うと、
「管理している団体によって様々だけど、台湾の文化施設は『自己判断』にゆだねてることが多いかもね」と言っていました。
そういったノリも、台湾の製糖産業の歴史も同時に味わえるスポットでした。
今後、高雄のおすすめスポットを聞かれたら、いの一番に「台湾糖業博物館」とこたえると思います。
調子乗ってエサやりしてたら、鯉がバチャンとはねてジーンズがぬれてグロッキーに
後ろ髪をひかれながらも、製糖工場の外に出ると、
四谷くんと一緒に煙突に吸い寄せられていくと、
どうやら、これは煙灰(燃料を燃やすと出てくるすすやちり)を除去する装置みたいです。
ここにももちろん柵はありません。
たのしさよりドキドキが勝ちました。真の自己責任は重かったです。
園内をうろうろしていると、滋味のあるスポットがたくさんあります。
私が色々と心惹かれて見回る一方で、四谷くんが「アイス食べたい」と主張しはじめました。
食べられなかったら契約違反です。足早に売店へ向かいます。
売店は多くのお客さんでにぎわっており、冷凍ケースがずらっと並び、いろんなフレーバーのアイスが売ってあります。
四谷くんはバニラ、そして私が選んだのは、
酵母・・・。どんな味でもけむに巻かれそうな予感・・・。
「台湾の懐かしいアイス」「酵母」という二軸が自分から遠いからか、なんか不思議な味がしました。
四谷くん曰く、「台湾人のおじさんが酵母味のアイスをめっちゃ買ってたの見た」とのことです。
(しかし、あとで台湾の友達に聞いたら「酵母味?」と怪訝な顔をされました。定番ではないっぽい)
あんなに食べたがってたのにどういうことでしょうか。
四谷くんのバニラアイスを一口もらうと、こちらも不思議な味がしました。
台湾の友達に、「製糖工場の博物館にほとんど柵がなくてびっくりしたよ」と言うと、
「管理している団体によって様々だけど、台湾の文化施設は『自己判断』にゆだねてることが多いかもね」と言っていました。
そういったノリも、台湾の製糖産業の歴史も同時に味わえるスポットでした。
今後、高雄のおすすめスポットを聞かれたら、いの一番に「台湾糖業博物館」とこたえると思います。
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